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前略お袋さん、未だに「片付け」は出来ないんですが「掃除」なら出来ました。

このエントリでもうバレてしまうと思うのだけど、とにかく部屋の片付けが苦手な子どもだった。

学校のプリント、脱ぎ捨てた服、本棚に入らないマンガや雑誌、あとおやつのゴミ。机の上から床の隅々まで足の踏み場がなかった。両親に汚い部屋と書いて「汚部屋」と呼ばれており、年中「部屋を片付けなさい!」と怒られていた。

そんな私も今では家を小まめに掃除してそこそこ小綺麗にしている。お恥ずかしいのだが、30歳を過ぎてやっと「掃除する」ことを覚えた。「片付け」は未だにクソかったるいのだが、「掃除する」と自然とその周辺をついでに「片付け」ていることに気づいた。マジでこれは発明だった。

最近夫に「今日一緒に靴箱の中身を片付けない?」って言われた。本当にダルいと思ったので「いいよ!」と言いつつ忘れたふりや忙しいふりをしてスルーした。多分、「靴箱の中身を掃除しない?」だったらやる気になったかもしれない。お掃除ならやる事を明確にイメージしやすいのだが、「片付け」はなんだか抽象的でイメージし辛い。私の脳みその特性なのかもしれない。

もしかしたら世の中のお片づけ苦手勢は、お掃除だったら上手くいくのかも。
なお、一気にたくさんやろうとすると余計散らかってメンタルもとっ散らかるので注意したい。

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