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『箱男と、ベルリンへ行く。』

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脚本家いながききよたかによる、『箱男』ベルリン映画祭参加トラベルライティング。
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記事一覧

『箱男と、ベルリンへ行く。』(十二)

『2月17日、長い一日』(3) 長い一日を書くのも、これで三回目、早く長い一日を終えたいで…

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『箱男と、ベルリンへ行く。』(十一)

『2月17日、長い一日』(2) そういえば、何回目かに、靴について書きました。 靴を何足持っ…

cogitoworks Ltd.
2週間前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(十)

『2月17日、長い一日』(1) 気付けば10回を重ねました。こうなったらいつまでも続けていた…

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3週間前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(九)

『2月17日、朝。おれ、もつか?』 「せっかくベルリンに行ったんだから、それについて書いて…

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4週間前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(八)

「ストライク・ジャーマニー」(2) 唐突に、ここで『箱男』の話をしたいと思います。 小説…

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1か月前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(七)

『ストライク・ジャーマニー』(1) こうして、ベルリンにたどりつき、宿に収まったのが、夜…

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1か月前

『箱男と、ベルリンへ行く。』(六)

・『ベルリン第一夜、なんかこわいようなところだがん』 我々を乗せたエールフランス航空機は、夕方シャルル・ド・ゴール空港を出発し、ものの一時間半でベルリン・ブランデンブルク空港に到着しました。ヨーロッパを一つの岬に見立てた哲学者がいたそうですが、確かにそれも頷けます。様々な根拠を持つ人々がひしめき合い、イギリス、アイルランド、アイスランドを除けば全ての国は地続きで、大小の国々が隣接し合い、国境という恣意的な線をまたげば、異なる言語が話されている土地、歴史的に見れば、血を血で

『箱男と、ベルリンへ行く。』(五)

・『小説「箱男」、ないし、安部公房について』 ベルリン行のあれこれを時系列に沿って書い…

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1か月前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(四)

・『シャルル・ド・ゴール空港のエスプレッソ』 トランジットはシャルル・ド・ゴール空港で…

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1か月前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(三)

・『14時間座りつづけることに耐えること』 私のフライトは、羽田からシャルル・ド・ゴール空…

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1か月前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(二)

・『何をお召しになりますか?』 さっそく話はベルリンに飛びたいのですが、その前に、洋行に…

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1か月前
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『箱男と、ベルリンへ行く。』(一)

・『シナリオライターと映画祭』 私がシナリオを書いた映画『箱男』が、ベルリン国際映画祭か…

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1か月前
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