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スワローズ全パ勝ち越し‼️完全制覇の軌跡【前編】

こんにちは、たねです😊

プロ野球はいよいよ本日からリーグ戦が再開します。
スワローズは交流戦で、パ・リーグ球団相手に貯金を10増やすという、悪徳金融ぶりを披露😎

交流戦前まで2位巨人とのゲーム差は1でしたが、現在は7ゲーム差まで引き離しています。

歴代最高勝率、セ界初となる全パ勝ち越し、球団新記録となる9カード連続勝ち越しと、圧倒的な強さで駆け抜けた3週間。

ここから2回に分けて、そんな東京ヤクルトスワローズの交流戦の戦いを振り返りながら、強さの秘密を深掘りしてみようと思います。

前編では各チームとの対戦成績を。後編ではスワローズの選手たちの個人成績、私が選ぶ交流戦MVP、ヤクルトを苦しめた"燕キラー"ベストナインなどを紹介する予定です。

それでは、どうぞ最後までお付き合いください😊

✅交流戦勝敗

まずは順位表から見ていきます。


14勝4敗 勝率.778(1位)

素晴らし過ぎます👏
それしか言いようがない‼️

ササローとか山本由伸と当たらなかったじゃん?と言われれば、まぁそれはそうなんですけどね😅

でも千賀に勝ち、髙橋光成に勝ち、石川歩に勝ちと、エース級との対戦でもしっかり白星を拾うことが出来た。これは本当に価値があると思っています。

✅対戦成績

ここからは対戦成績をカード順で見ていきましょう‼️

🆚北海道日本ハムファイターズ(2勝1敗)

「熱戦」「死闘」そんなワードがピッタリの3連戦でした。3試合中2試合が延長戦ですからね😅本当にタフなカードだったと思います。

先発の好投、序盤のロースコア展開、終盤の同点劇、若手選手の躍動、鉄壁のブルペン、そして2夜連続のサヨナラアーチと、この交流戦のスワローズの強さを全て集約したような3試合でした。

実は対戦前から、日ハムは一番組み合うのが難しい、攻略しづらいチームかもしれないなと、おぼろげに思っていました。ただ実際対戦してみたら、想像以上に手強くて…。

BIG BOSSはどんな作戦仕掛けてくるかわからない。先発投手は予想通り打たせてくれない。若手選手たちがチャンスを掴もうと必死でプレーしている…。特に守備に関しては、予想を遥かに超えていて驚きました🫢

あんなに濃密な3試合を交流戦の最初に経験出来たことが、ヤクルトの優勝に大きく影響したと思っています。日ハムナインとBIG BOSSに最大級の感謝を❗️

※試合の詳細はこちら⬇️


🆚東北楽天ゴールデンイーグルス(2勝1敗)

両リーグの首位決戦となったこのカードは、初戦から塩見の3打席連続ホームランで勢いに乗れましたね!

あの試合は、今季はじめて3番山田が疲労考慮のためベンチスタート。青木も不在と主力2人を欠いた中で、しっかり勝ち切れたことが何より大きかった。塩見はもちろん、山崎や太田、奥村といった代役たちも、かなり自信がついた試合だったと思います。

そして投手陣の頑張りも‼️
先発については、左打者の多い楽天打線に対して、ローテを再編成して、初戦に高橋奎二をぶつけた高津監督の作戦勝ち!救援陣も日ハム最終戦での失敗を引き摺ることなく、素晴らしい投球を見せてくれました👍

このカードは、スワローズのビジターで打ちまくるジンクスが、打線に元気のなかった楽天を飲み込んだような試合展開だったと思います。

※試合詳細⬇️


🆚千葉ロッテマリーンズ(2勝1敗)

ロッテの先発陣、本当に手強かったです。はっきり言って、先発投手の内容だけ見れば、ヤクルトが完全に敗北でした。

リーグ戦ではとにかく貧打に苦しんでた両チーム。どんな低火力試合になることやら…と勝手に予想してたんですが、かなり様相が違いましたね(笑)

このカードだけで、両軍合わせて10発の花火が打ち上がりました🧨しかもその殆どがソロホームラン。ヤクルト6本、ロッテが4本。その差の分ヤクルトが勝ち越せた、そんな試合展開だったように思います。

応燕日記の方にも書いたんですが、このカードで印象的だったのが、ヤクルト山田とロッテ中村のキャプテン対決⚡️同じ二塁手・同学年・同郷と共通点の多い両者によるホームラン合戦!チームの大黒柱の意地と意地のぶつかり合い、胸熱でした😆

やはりこのカードでも光ったのは、リリーフ陣の頑張り。このカード以降、中継ぎが失点してませんから😤だからこそ、リードされてても逆転出来る、接戦でも勝ち切れる。ヤクルトブルペン最高ヤ💪

※試合詳細⬇️


🆚埼玉西武ライオンズ(3勝0敗)

今季神宮で初の同一カード3連勝‼️
とにかく西武との対戦では「まさか、そんな…」っていうびっくりドッキリなことが目白押しでした🫢

先発小川のソロ1点で試合を決した初戦に始まり、高橋奎二が自己ワーストの8四球で大乱調、今季無失点継続中だった本田から逆転アーチなどなど、良くも悪くも驚きの連続😵❗️

勝因は山川穂高に仕事をさせなかったことでしょうね!3戦目にソロ1本は打たれたものの、本当に良く抑えてくれました。この交流戦69得点(2位)ととにかく打ちまくった西武から、3試合で5失点しかしてないというのは、誇って良いんじゃないかな?バッテリーお見事👏

ほんの2-3年前まで、両リーグを代表する投壊チームだったヤクルトと西武が、投手力で勝つ試合を繰り広げることになるとは(笑)野球って本当に何が起こるかわからないものです🤣

※試合詳細⬇️


🆚オリックス・バファローズ(2勝1敗)

昨季王者同士のカード。日本シリーズ同様、簡単な試合は一つもなかったです。交流戦に入って初めての黒星スタート。打つ手なしの完敗でしたね😅

このカードは、2勝1敗という結果以上に、スワローズがより進化した姿を見せられたという意味で、とても意義深い3連戦だったと個人的には思ってます。

奥川・サンタナ・青木不在と苦しい状況ではありながら、主力はどっしり構え、新戦力・代役達が躍動し、助っ人が素晴らしいパフォーマンス。さらにベテランが技を魅せる✨そういうヤクルトの強みが生きた試合でした。

特に3試合目は、高津監督の采配が光ってましたね🌟先発石川が好投し1失点に抑え、村上・坂口・内山・奥村らが援護。薄氷の上を歩く様な接戦を、最後は本来の勝利の方程式を休ませて勝ち切った🙌高津監督の勇気と、その起用に応えた選手たち、本当に素晴らしかったです👏

※試合詳細⬇️


🆚福岡ソフトバンクホークス(3勝0敗)

交流戦優勝に向けてマジック2で臨んだ最後のカード。まさか3連勝で終われるとは思ってませんでした。今季のヤクルトの強さが存分に発揮された3試合だったと思います。

初戦はエース同士の投げ合いから、3番4番のホームランで決着。2戦目はリリーフの踏ん張りと4番の仕事ぶりが光るビハインドからの大逆転。3戦目は次世代エースによる圧巻の完封劇👏

交流戦優勝は8回を数え、長年絶対王者として君臨し続けてきたソフトバンク相手に、これだけの戦いを見せてくれたことが、ファンとして本当に誇らしかったです😭昨季の日本一はまぐれなんかじゃない!9回打ち切りだから勝てたとは言わせない!!そんな気概が伝わってくるような、NPBチャンピオンとしての風格漂う試合運びだったと思います。

そして繰り返しになりますが、あのピンク傘は本当に神です‼️感謝しかありません!!ホークスという球団の懐の深さ、痛み入ります。マジ模範球団…😭

※試合詳細⬇️

✅交流戦ベスト3ゲーム

最後に交流戦18試合の中から、私が特に「この試合は凄かった‼️」と思う試合を発表します。色々悩んでベスト3を選んでみました。

第3位:6/12 対 ソフトバンク 第3回戦

スコア: ●ソフトバンク 0-3 ヤクルト○
先発: 【ソ】和田毅【ヤ】高橋奎二
勝利: 高橋奎二(5勝1敗)
敗戦: 又吉克樹(1勝3敗)
セーブ: 該当なし
本塁打:塩見泰隆(8表)

ヤクルト打線を6回1安打に抑えた和田毅の好投❗️高橋奎二が三振の山を築き、レギュラーシーズン初の無四球完封勝利‼️本当に見応えのある投手戦でした。

そして村上が完璧に抑えられた中で、下位打線からチャンスを作り勝利につなげたことも、今後のリーグ戦に向け希望が持てます。

最高の交流戦締めくくりだったということで、3位に選びました😊

第2位:6/9 対 オリックス 第3回戦

スコア: ●オリックス 1-2 ヤクルト○
先発: 【オ】増井浩俊【ヤ】石川雅規
勝利: 石川雅規(3勝3敗)
敗戦: 増井浩俊(0勝1敗)
セーブ: 今野龍太(1S)
本塁打:なし

こちらはベテラン投手2人が、各々の交流戦記録をかけて投げ合い、綱渡りみたいな緊迫した空気の中、両軍がチームワークを発揮し、必死にプレーする姿に胸が熱くなった試合です😭

カツオさんが交流戦最多勝利となる27勝目!本当におめでとう㊗️そして増井投手は一歩及ばず、12球団勝利・セーブ・ホールドという史上初の偉業達成とはならなかったものの、本当に素晴らしい投球を見せてくれました👏

勝ちパターンを休ませて僅差を勝ち切った高津監督の決断力と采配、坂口の昇格即スタメンでの活躍等も含め、強く印象に残った試合。2位に相応しい好ゲームでした👍

第1位:5/24 対 日本ハム 第1回戦

スコア: ○ヤクルト 3-1 日ハム●
先発: 【ヤ】サイスニード【日】加藤貴之
勝利: 清水昇(2勝1敗)
敗戦: 北山亘基(3勝2敗5S)
セーブ: 該当なし
本塁打:【ヤ】内山壮真(8裏)村上宗隆(11裏)

開幕ゲームからとんでもない試合になりました❗️延長11回4時間10分に渡る、死力を尽くした大熱戦🔥

両先発の好投、野手の好守備、内山壮真のプロ第1号、4番村上のサヨナラアーチと、見どころ満載でしたね👏

中でもやはり延長10回、ノーアウト満塁という絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けた田口の20球ですよ‼️鬼気迫る表情、雄叫び…。マウンドに立ってる時の田口は凄まじいオーラが出てるよね!思い出しただけで鳥肌ものの、素晴らしい投球でした✨

こんな壮絶な試合を開幕戦から経験できたこと、それをものにしたことが、間違いなく‪燕達を奮い立たせてくれたと思うので、マイベストゲームとさせていただきます‼️

もちろん、相手を圧倒して一方的に打ち負かす試合は、観ていて気持ちが良い。でもベストゲームを選ぼうとすると、やはり手強い相手をなんとか攻略する、少ないチャンスをものにする、1点差を守り切って勝つ、そういう見応えのある試合が上位に来ますね。

好ゲームは好敵手あってこそ‼️

パ・リーグの各球団が本当に強者揃いだからこそ、勝てた喜びが大きいんだと、交流戦を改めて振り返って実感しているところです。

長々とお読みいただきありがとうございました。
後編は選手にスポットを当てて、交流戦の個人成績などを詳しく見ていく予定です。
よろしければまた遊びに来てくださいね♪

それでは、また|*´∀`)ノシ))

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