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不登校体験が影響した、その後の『生きづらさ』について語る。その2

こんばんは、コハルです。
前回は高校卒業からの1年間を記事にしました。

不登校体験から対人恐怖が強く、外出やその後の進路にも影響し、『生きづらさ』を抱えることに…。
今回は2年目の話を記事にしたいと思います。

心療内科を受診するという選択

サポートステーションでの個別面談を続けていたわけですが、なかなか改善しないことを踏まえて、カウンセラーから心療内科の受診を勧められました。

高校時代にも心療内科を受診しましたが、その時は出席日数の兼ね合いから必要になったので、今回の受診とは意味合いが違います。今回は治療を目的とした受診。母親の協力のもと、市内のクリニックに繋がりました。

抑うつ尺度の検査を受けて、私についた診断は【不安障害】でした。
そして、少量から抗うつ剤(SSRI)の内服も開始になりました。
薬物療法が開始となった後は、少しずつ日頃の抑うつ症状が緩和されていき、徐々に活動範囲も広がっていきました。外出時の緊張度や不安感が今までよりも低くなった感覚です。『怖さはあっても、なんとか行ける』このような感覚で、私としてはクリニックに繋がって良かったと思いました。

人によっては心療内科に繋がることへの不安や抵抗は強く、
地域によっては精神科医療に繋がるハードルが高い場所もあると聞きます。
もしかすると、タイミングが合えば選択する時が来るかもしれないので、まずは「こんな手段もあるんだ」と頭の片隅に置いて頂きたいです。

抗うつ剤の力も借りて、徐々に広げた活動範囲

不安感や対人緊張が和らいでいったことで、以下のことができるようになりました。
①運転免許取得
教習所の教室という環境に反応していたが、入れるようになった!
②介護のバイトを始めた
結果的には1ヶ月で辞めたけど、初めてのバイトに挑戦できた。
③ケーキ屋さんでバイト
こちらは半年間続いた!

今までは家庭内と学校しか知らずに過ごしていましたが、バイトが社会を知るきっかけに。色んな年代の方と交流できたことも、様々な生き方を知るきっかけとなり、私にとって良い機会でした。また『自分で働いて収入を得る』という体験も、自己価値を高める経験となりました。

専門学校入学へ向けて。リベンジ!

1年前には対人恐怖から受験会場に入ることが出来ずに断念。
2年目にしてやっと、会場に入ることが出来ました😭
自分では教室に入れたことだけでも合格点!
さらに、無事に受験に合格することもできたのです。

入学後は教室に入り授業を受けることへの抵抗感は強かったものの、なんとか3年間通うことができました。クラスメイトとの対人トラブルや実習での失敗があるごとに一時的に抑うつ状態に陥ることもありましたが、なんとか乗り越えていきました。

2年遅れて進んでいるけれど…

同級生と比較すると2年遅れている私。
しかし、振り返っても後悔はしていません。
自分にとってはこの2年間は必要なものだったし、自分と向き合いながら体調管理に努めていた2年間でした。サポートステーションやクリニックなどのサポート機関、バイトなどの体験を経て、少しづつ成長していけた気がします。

以上で私の高校卒業からの2年間のまとめは終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました☺️

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