大晦日といえば

種だらけのスイカをナイフとフォークで食ったらもはや風流もクソも無くなったが食いやすかった…。

スイカといえば段々と皮の方に侵攻していって、ここはまだ食えるだとかこのへんはもう無理だとかで悩む所謂紅白なんとか合戦でお馴染みだが、普段はこの境界が歯で描かれたあやふやな国境線(アナログ味)になるわけで、しかしながらここに直線的な刃物を持ちだしてしまうとこれが「あ、ここは明らかに普段食わない辺境の白き土地だ」と感じながら、もう切り取ってフォークに刺してしまってるもんだから仕方なく食っている時間が増える。
そしていざ食ってしまうと「実はここは食うべき辺境の白き土地だったのではないか?」などと気の迷いが生じる。
どうも軍隊に馴染めなかった兵隊が戦後、愚連隊としてうろついているのを面白くなさそうに見ている参謀なんていうのはこんな気持ちなのかもしれない。

あけましておめでとう♪

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