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日本酒定例会🍶R4/6/16

白岳仙 純米吟醸 夏虫

白岳仙でよく感じるチョーキーなミネラル感がいない夏酒でかなり良い感じ。
加水で消えるのか造りで消えるのか謎なので今度ミネラルっぽさが強いものに当たったら加水してみたいところ。
正直白岳仙は硬質なミネラルが邪魔しまくってヤベェってイメージで久々に素直に美味いと思いました。
こういう感じのやつ年に数回ドロップしてる気がするのでこの路線で造って下さい、お願いします。

栄光冨士 風刃

正直なところ栄光冨士はメインの甘旨香り系が苦手で敬遠してましたが香りあるところでも辛口ならイケるのではないか?という観点で飲みました。
予定通り+10超えてくるようなものに香りはそこまでなくツルっと身体に染みる良い辛口酒でした。
これぐらいドライなほうが基本食中でしか飲まない自分には合うかなァ。

国権 青てふ

自分の中では安定して美味い国権です。
これは旨味が強めなのでやや期待から外れましたがそれでもなかなか良いかなーと。
若干のアルコール感あるので好き嫌いあるかも。
冬だったら燗したいとこだけど…うーん。

甲子 林檎 純米吟醸

微かに香る系の甘酸っぱい良酒。
数年前に飲んだ時よりも甘酸が出てる感じするのは気のせいか?
飲み会には良いが自分で買って飲もうとまでは思わんかも。
かなり好評だったのでここ数年で自分の趣向が変わってきてるのを感じるっす。

常山 荒磯

冬にも似たようなのが出てる常山の季節酒。
ここも通常ラインは香りがそこそこ出てて気に入らないんだけどドライ寄りの造りの酒は美味しくいただけます。
自分から掴んではいかないけど微かに吟醸香を残しつつも夏酒らしくスッキリ系の良い酒ですね。

二兎 純吟 出羽燦々 純大 愛山

二兎は去年の冬に山田錦だったかな?飲んでこれ大丈夫?みたいな感じでこれは二兎ももうダメだ…ってなった後のリベンジ。
出羽燦々は分かりやすい酸味主体の甘フルーツ、愛山はらしい酸味控え目の甘い愛山味。
いつもの美味い二兎でした。
今年は雄町スパークリングも飲んだけど良かったので去年は不出来ロットに当たったと思われ…。そういう事もあるよねって言う。
俺は二兎好きです。

越の鷹 ブルーホーク

今回の地雷酒。
糠の香りが酒に入ってて後味は悪い意味での沢庵。
参加した全員が猪口1-2杯でギブアップしたのでダメなやつで擁護はできないっす。

こういうニュアンスは確か一昨年の土田のシンツチダでもあってこれで二度目ですがやっぱ乾いた笑いしか出ないですね。
商売なので出来上がったもの売りたいのはわかるけど正直なところ信用はゼロになりました。本当に色んな意味で仕方ないよね。

こういう酒は焼酎とか蒸留酒の原料とかにしたとしても糠の臭い残るんでしょうかねぇ…。


番外編

出雲富士が一番バランス良い食中酒でしたね!つまみ食いながら日本酒飲んでるぜ~みたいな感じあるよ。
日高見は飲み比べたら二番手みたいなイメージ、微かな香りが優しい感じのやつ。
手取川のナイタンダンスは日本酒っぽくないガブ飲みできる系のモダン山廃。
近代設備蔵に共通する綺麗さがあって好きな人は多いと思います。
ここのモダン山廃はもう少し滋味ある感じだったけどスッキリ特徴ないやや甘めの酒ってイメージで若干穿った見方でツイートしたけど普通に美味いしおススメします。

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