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【イタリア旅行記🇮🇹2日後半:ローマ〜ボローニャ】最初の目的地は未完成の大聖堂

10:50 ローマテルミニ駅出発

さて、ローマからボローニャへの移動はお昼ご飯を食べながら。
1ヶ月前に半額で購入していたこちらのフレッチャロッサで向かいます!

omioで購入したので
チケット確認回ってきた時だけ画面見せるだけでよくて
最高に便利〜

スタンダードチケットだけど、指定席だったから
机付きのゆったりスペースで快適な電車時間。
やっぱりイタリアの電車旅好きだな〜と噛み締めながら
ローマで買ったサンドイッチを食べます。
(歯は変わらず割れたままで痛いので、硬めのミミは残しました。。。涙)

本当はポルチーニのサンドイッチお願いしたけど
売り切れだよって言われたうえに
早くしろよオーラすごかったから
1番わかりやすいトマトとモッツァレアのサンドイッチになった
イタリアの特急は綺麗だし
パーソナルスペースも広いから好き
時間にルーズなとこ以外は日本の新幹線より好きかも

2時間結構遠いいよなーと思ってたけど
お昼食べたり、着いてからのホテルの場所覚えたりしてたらあっという間で
気がつけばもう半分のフィレンツェまで来てる。

フィレンツェ周辺
落書きが増えてくるとイタリアの都市感も増してくる

13時間フライトの後だと体感がバグっていて
たぶん1時間がいつもの10分くらいの感覚で。笑
電車内で何したかも覚えてないくらいでもうボローニャのアナウンスが。

電光掲示板も親切!
これとGoogleマップ見てれば
降り間違えることは絶対ないから安心

12:55 ボローニャ中央駅到着

今回はのイタリア旅は北から列車でだんだん南下していく旅なので
ここでついにスタート地点に到着!
(ローマは一瞬立ち寄ったけど。。)
今回わまる予定の13都市中1つ目の都市ボローニャです!

ボローニャ駅は最近工事が終わったばかりで
かなーり広い
特急は地下3階?にあるので
外に出るまでにはだいぶ歩きます

早速歩いてホテルへ

駅からは徒歩10分くらいでホテルだけど、
相変わらずスリにかなりの警戒をしているので、
駅からホテルまでの道のりはカメラはしまって荷物に集中しています!
事前に地図とホテルの外観をしっかり覚えていたので、
一度だけタブレットで地図は確認したけど基本は記憶で歩きます

無事到着〜
大きいからすぐ見つかった

今回は久しぶりの海外旅行ということもあったし、
飛行機疲れを癒すことも考えて、
到着すぐのボローニャは老舗で安心感のあるホテルを選びました。
(ホテルの詳細は別の記事でまとめたのでこちらから)

14時のチェックインより少し早い到着だったけど
無事部屋にも案内してもらって、一瞬休憩〜
コロナ禍を経て少し歳も重ねたから、今回の旅は焦らずゆっくり旅できるようになるのも目標!

老舗クラシックなホテルでテンション上がる

15:30 街散歩へ

少し休んだらちょっと元気も出てきたので、ボローニャの街へいざ!
11月のイタリアは日本と同じく5時前には暗くなってしまうので、
明るいうちに行って早めに帰ってくる予定で出発。

ボローニャの有名観光といえば、世界遺産にも登録されているポルティコ。
旧市街までの道のりはこの様々なポルティコを楽しむ時間。
上を見上げて歩いてたから、写真も天井ばっか。。。笑

ホテルから出ると早速ポルティコ
区画ごとにデザインが変わるから
最初のうちはその度に写真撮ってたけど
種類が多すぎてそれもそのうち追いつかなくなる
向こうの通りには大きな劇場
さりげなく佇む街中の彫像に久しぶりのヨーロッパを噛み締めて
テンション上がる

マッジョーレ広場

ボローニャといえばまずはここ。旧市街のセントラルのマッジョーレ広場。
ホテルからは歩いて15分くらい。
と言っても、ずっと大通りを真っ直ぐだから
ポルティコ見たり、お店に目移りしたりしてたらあっという間。
(古き良き中にも今らしいおしゃれも溢れる街だから目移りするし)

右手が広場入り口

そして広場に入って早速、見たいものが工事中で見れないあるある。
イタリアでは本当によくあること。
せっかくきたのに。。ってガーンってなるけど、
そりゃ古いものを大切に守ろ続けてるからね。
しょうがない。絶対またこよう!と思うようにしています。

有名なネプチューンの噴水は絶賛工事中
さすがオフシーズン。。。苦笑

未完成のサン・ペトローニオ大聖堂

噴水を過ぎるとすぐにマッジョーレ広場の中心に。
そしてそこにはドーンと聳える大聖堂。
ボローニャで1番これが見たかったやつ!とテンション上がります。
何より下半分しか完成しなかった姿が(資金繰りがうまくいかなくて)
なんとも切ない歴史を感じてグッときます。

一瞬なんかこれもこれでオシャレ?と思ったけど、ミラノの大聖堂を思い出せば歴然。。
白とピンクで全てが仕上がった姿を想像してみると、
完成していたら優美で豪華な品のある聖堂だったんだろうな〜と思ったり。
でもその想像ができるのが歴史が残るイタリアの好きなとこだったり。

ファサードだけ取ってつけたような聖堂のデザイン
側面から見るととてもシンプル
これもイタリアあるあるです

一通り見渡したらいざ聖堂内へ。
扉の前で銃を装備した警備員さんが険しい顔してますが、
特に荷物チェックもないのでおどおどせず横を通り中に入ります。

イタリアはステンドグラス文化がベースではないので
全体は意外とシンプルな印象
大きい聖堂は側廊の礼拝堂をひとつづつのぞくのも楽しいです
日が暮れてくると窓の光だけが浮かび上がって美しい〜

またボローニャ滞在中の朝に来ることを誓って、今日は一旦見学終了!
ファサードを堪能しながら次の目的地に向かいます。

外に出るとすでに少し暗くなってきたけど
このくらいの時間の大聖堂も趣があって綺麗
そしてやっぱり世界で7番目の大きさなだけあって巨大感

ミケランジェロ初期の作品を観に

時間的にも体力的にも今日最後の観光。
大聖堂から歩いて10分弱くらいの場所にあるサン・ドメニコ聖堂に向かいます。

大聖堂から歩いていくと教会の横側に出ます
煉瓦造りの渋色の中に青銅の聖母子像が映えて綺麗

あまり知られてないですが、実はここにはイタリアの巨匠ミケランジェロが若かりし頃に作った彫像が3つあるらしく!
ミケランジェロフリークな私も全然知らず、さっき大聖堂を見てる時に父からラインをもらって知ったので、急遽寄ることにしました。

サン・ドメニコ聖堂正面

夕方になると教会の中はだいぶ暗く、本来の白く明るい空間とは違う雰囲気。

あかりが灯ってるのは1箇所だけ
それはそれで趣あります

そしてこの聖ドメニコのお墓がミケランジェロも携わった傑作
元々は別の彫刻家(ピサーノなどなど)が手掛けてたのですが、巡り巡って最後の仕上げで欠けていた彫像三体をミケランジェロが担当し完成したそうです。

どれだろとぐるぐる見渡す
これだ!

他の二体は上の方で見ずらかったけど、左から2番目と後ろの左から2番目らしい。
まだ技量のブレもある初々しいミケランジェロに会えてホクホク
この後のフィレンツェやローマでのミケランジェロ絶好調期の傑作たちに会うのが最高に楽しみになりました〜

さて、だいぶ暗くなったので夕飯を調達しつつホテルに戻ります。

マッジョーレ広場もまたいい雰囲気に
若者の街なだけあって暗くなって賑わい出てきた

到着初日でだいぶ疲れてるから外食はしないで、お惣菜を買って部屋でぐーたら食べる夜。
帰り際の市場で歯に優しそうなものを選んで購入。
(久しぶりにショーケース内の謎の食べ物を注文するの緊張した〜笑)
ズッキーニにたらこの練り物が詰まったやつと、ミニタコのトマト煮と、謎のバーガー。
謎の味しそーと思ってたから意外と普通に美味しい。

タコの煮物は日本戻ってきてからボローニャの郷土料理屋さんで
この辺りの郷土料理と教えてもらった
知らずに食べててナイス!

ご飯食べながら明日の予定を考えつつ、電車予約したりしつつ
早めの就寝〜
明日はイタリアロマネスクの町、モデナに行ってきます!

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