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2022.11.26新代田FEVER Forbear "Rising Hands vol.5"について

どうもです。

「毎週サウナに入れば新陳代謝が上がるし大丈夫でしょう」という根拠のない自信のまま、暴飲暴食し続けたら見事に太りました。30代に突入しているのを感じます。暫くラーメン誘わないで下さい。

自分が雑務とベースを担当しているForbearというバンドが、11/26(土)に新代田FEVERで企画を開催します。今回は飛ぶ鳥落とす系でお馴染み若手筆頭株・ANORAK!の待望フルアルバム発売を勝手に祝う企画です。良い二郎の日です(11月26日)

とりあえず企画はこちら。
(予約フォーム:https://forms.gle/zdjWVofxpaM5JVw17

2022.11.26(Sat)新代田FEVER
Forbear pre."Rising Hands vol.5"

自分達の音源リリースもあり、今年3回目の企画となりました。毎度の事ながら好きなバンドしか呼んでないし、今回も渾身のメンツなのですが…会場の新代田FEVERは過去最大キャパシティなわけで、企画を組む気持ちは過去回と変わらずとも「いつも以上に色んな人に来て欲しいな」というのが素直な気持ちです。

行こうか迷っている方や、初めましての方にも、遊びに来てもらえるきっかけになればと思い、柄にもなくnoteを書いてみる事にしました。使い方がよく分からないですな。

兎にも角にも、今回の自主企画「Rising Hands」に出演するバンドと会場の新代田FEVERについて紹介します。初めて観るバンドもいますかね?ライブハウスでの初見も勿論最高ですが、事前にこの記事をチェックしてもらえると一層楽しめるはず。拙文失礼しますが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。ちなみにリンク先はSpotifyがメインになるので、Spotifyユーザーは合わせてチェックしてください。

では、スタート!

ANORAK!

WEST東京発のエバーグリーン系EMOな4人組バンド"ANORAK!"

卓越したソングライティングと耳に残るメロディーで瞬く間に話題になり、シーンの中心的バンドへと成長したANORAK!は既にご存知の方ばかりでしょう。

上京したてのトモくん(Vo/Gt)に初めて会ったのは、この御時世に突入する直前くらいの小岩BUSHBASHだった記憶。活動当初はタロウちゃん(Dr)の怪我などでメンバーも流動的な状態が続いてましたが、ミクルくん(Ba)が加入し、4人編成へとシフトした時期くらいから急激にライブがメロディック化した印象を受けました。

個人的にエモリバイバルってテクニック推しで、パンクやハードコアの影響を感じさせるバンドが少なく感じちゃって、普段あまり聴かないのですがANORAK!は全く別です。エモリバイバル的な要素と同時に、Lattermanのスピード感と、Pollenの甘酸っぱさと、Brandtsonのクール感を昇華した音楽性を持ってると勝手ながら感じます。ラーメンに例えるならば、空腹に限界を感じ、何となく入店した二郎系インスパイア店がまさかの非乳化ギンギンパラダイスなオールドスクール仕様でバカアガる感覚に近い。fallsにも通ずる点ですが、エモリバイバルの一過性なエッセンスに留まらず、パンクやハードコアの影響通過型サウンドはグッとくるものです。

アルバム制作中にメンバーチェンジがあったり、環境の変化があったり、決してスムーズではなかったかもしれないけど、クリスタル加藤くん(Gt)が加入した現体制が今までで一番仕上がってると思う。先日のSAISE GIGの際は貫禄すら感じました。改めてアルバム発売おめでとう!今のANORAK!を見逃さずに!

Otus

東京から皆んな大好きなダーク&ヘビィなハードコアバンド"Otus"

「Tokyo Negative Hardcore」と称する世界観は、もはや幻影旅団感満載のブラック空間。過去作も好きでしたが、その世界観を全面に投影した20年作「Murk」を聞いた時はあまりのクオリティで腰抜けました。10年に及ぶ活動歴や、数々の海外バンドとの共演&ツアーで鍛え抜かれた凄まじい重低音と怒涛のリズムはライブで体感して欲しい。一気に雰囲気を変えてくれる圧倒的な演奏力とスケール感を言葉で説明するのは難しいのです。今回の会場を新代田FEVERにしたのは「OtusをFEVERで観たい」という僕の超個人的な願望100%だったりします。本当です。

「ダーク」とか「ヘビィ」とかって単語だけ並べると平凡な形容に感じるかもしれませんが、個人的にはOtusは独特な重さがあると思ってます。Cult Leaderの18年作「A Patient Man」に通ずるダークさを感じさせながら、各々のメンバーから出るフレーズが「暗過ぎない」という個性がOtus独自の重さに結び付いてるんですかね。ラーメンに例えるならば、サービスとか絶対しないであろうストイック老舗醤油ラーメン屋に通い詰めたら、ある日無言で味玉サービスされてるアレです。

メンバーのタツノブさん(Gt)とテキノくん(Dr)が別で活動しているHETHとForbearは完全にズブ友ですが、Otusとの対バンは今回がお初です。翌週12/4(Sun)には新宿ANTIKNOCKで10周年自主企画あるのに、今企画の出演を快諾してくれて感謝感激です。更にNew EPもリリース間近とスーパーサイヤ人モードのOtusが、皆さんの腰を抜いてくれること間違いなしです。

Rebel One Excalibur

福島県郡山市よりオルタナジャンクでポストハードコアな音楽団”Rebel One Excalibur”(以下レベルワン)

メンバーはSMART(Vo,Ba) DIM(Gt) PIRO(Dr)の3人。地元密着型の活動を基本としながら日本各地へ、そしてアメリカツアーへ、とその幅を広げ続けてます。近年は環境の変化もあり、昔よりも東京でのライブ本数が減っているので、まだ観たことない方にはこの機会に見て欲しいです。

所謂アルビニ系DISCHORDTOUCH & GO周辺のバンドを思わせる硬質で凍ついた緊張感のあるサウンド。兎に角、ヒリつきまくり。どういう心境で書かれたのか想像のつかない歌詞と、ミニマムに反復し続けるフレーズを聴き続けると、いつの間にか中毒的な感覚に纏われる。音源でもその要素は感じられますが、ライブだと更に爆発力が加わって完全に突き放されます。高確率でライブ観ている側が置いてきぼりを喰らうあの瞬間こそTHE多幸空間。ラーメンに例えると、店主から膨大にある卓上調味料を全部入れる食べ方をお勧めされて、促されるがままにトライ。求めていた味とは違うけどこれはこれで美味いな、新境地な一杯だな、って感じ。

サブスクで音楽聴く方が多いと思うのですが、レベルワンはサブスクにないのでBandcampでチェックして下さい。初めて聴く方は13年作「S/T」がお勧めですが、レベルワンの魅力が詰まりまくってる「Live at Casa "ON THE BEACH"」というライブ盤も合わせて聞いてほしい。このライブ盤のベストなリスニング環境は真夜中の駐車場です。
ちなみに自分が昔活動していたバンドでレベルワンとは色々とツアー回った思い出がありますが、書き切れないので今回は割愛。

ほぼ毎企画でお誘いしてましたが、今回遂に出演してくれて嬉しいです。自分史上、ナンバーワンなライブバンドことRebel One Excaliburです。

TRUE FIGHT

茨城からベストハートウォーミングなユースクルー/オールドスクールハードコア”TRUE FIGHT

You Of Today的なクラシカルなサウンドは勿論ながら、パンク/メロデックハードコア的な要素も感じさせる牛久ラーショスタイル。リズミカルでタイトながら、良い意味でキャッチーなライブスタイルは普段ハードコアを聞かない方も、一発で鷲掴みなはずです。

今年2月に開催されたknock over the tray tourの大阪編で初対バンだった際に、TRUE FIGHTの等身大が過ぎるライブに心打たれました。もう完全にウォンバットでしょう。ハートウォーミングながらも、実直に訴えかけるライブはもう超越。往年の松井稼頭央ヨロシクな走攻守を兼ね備えたライブは本当最高です。最新作「We're going We don't need roads」のRelease Tour巡業中にも観ましたが、説得力が更にマシマシでした。ラーメンで例えるなら、二郎で野菜トッピングしてないのに異様に野菜増されて、へこたれながら食べると、途中油でやれそうになった時に増された野菜が助けてくれるあの感覚。「店主…この野菜は優しさだったんですね」のアレです。

ちなみにリリース元のFIRED STOMP RECORDSはTRUE FIGHT以外にもBRAVEOUTWRONG STATE、そしてONLY THE LAST SONG(ズブ友)など最高なリリースが続いてます。レーベル側も合わせてチェックしてもらえるとより面白いかと。

Rebel One Excaliburと同じく地元を大事にしながら活動する姿勢もラブい。なかなかタイミング合わないですが、来年は取手でライブしたいです。懲りずにまた誘って下さい。

ハードコアイベントを基軸にしながらも、ジャンルレスに出演しているTRUE FIGHTは、持ち前のウォンバットスタイルに心掴まれる人が増えてるんでしょうね。分かります。30人規模のスタジオライブでも、今回の新代田FEVERでも、規模に関わらず等身大ウォンバットバイブスをブチかましてくれることは間違いないです。

Forbear

東京4人組バンド”Forbear

今年音源出しました!そして企画組みました!
ラーメンに例えるならば、まるで「味噌っ子ふっく」の様ですね、と言われたい所存で日々マイペースに活動中です。押忍。

年明けから春頃までスタジオに籠る予定なので、この機会に是非遊びに来て欲しい気持ちです。

新代田FEVER

新代田から徒歩1分に位置する最高空間なライブハウス”新代田FEVER

遊びに来たことある方が多いと思いますが改めてご紹介。
FEVERを簡単に説明すると「音が最高!逃げ場が多くて更に最高!」って感じのベスト空間です。
ライブフロアとは別で物販スペースと併設した飲食スペース・POOTLEがあります。POOTLEでは名物の激うまフライドチキンが食べれるので、小腹が空いたらチャージするのも良し。椅子とテーブルもあるのでドリンクを注文して小休憩するのにもオススメです(※飲食店ですので利用の際は注文必須です)

また、POOTLEでは不定期で展示も開催してます。ForbearのMV作成してくれたChiaki Machidaも個展を開催していたりもします。トイレも綺麗だし、環境的にはマジベストだと思ってます。

激うまフライドチキン

新代田FEVERまでのアクセスですが、京王井の頭線・新代田駅だけでなく、小田急線・世田谷代田駅からも歩けます。新宿駅からの方が乗り換えしやすい方はそちらの経路もおすすめです。僕は仕事帰りに新代田へ行く時は世田谷代田駅を使用しがちです。

新代田FEVERへのアクセス


未だに職業柄でライブハウスへ行き難いという話を稀に聞きます。色んな考え方あるし、そもそもリスクヘッジになるのかは疑問ですが、普段より広い空間であれば悩みも多少は改善する?のかなと少しばかり思ってたりします。勿論、無理なくですが遊びに来てもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでくれて、ありがとうです!

企画を組む度に「本当にみんな遊びに来てくれるんかいな…」と思い詰めることがあります。しかも、11月26日は他の企画と被り狂ってる(死)

ヒヤヒヤしながらも、最高バンドと最高空間が揃ってるので皆さん遊びに来てくれると信じてます!そしてANORAK!のアルバム発売を祝いましょう!胴上げだ!皆さんの御来場をドチャクソお待ちしてます。

noteの使い方あってました?
結局、最後まで分からなかったです…
長々と拙文を読んでくださった皆さん、ありがとうです!では!


企画詳細
Forbear pre."Rising Hands vol.5"

2022.11.26(Sat) 新代田FEVER

Forbear
ANORAK!
Otus
TRUE FIGHT
Rebel One Excalibur

open17:30/start18:00
adv.¥2,300(+1D) door.¥2,800(+1D)

▼予約はこちら
https://forms.gle/BAp7m8BCo2iUqRkG9

待ってるよ〜


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