トビタテハウス創設者であるトビタテ！留学JAPANの派遣留学生の中川さん。そんな彼がトビタテハウスを創設するきっかけとなったものがあります。

それは「トビタテチルドレン計画」。

今回は、過去のトビタテハウス公式HPに掲載していたトビタテチルドレン計画の詳細と彼の想いを紹介します。

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僕にとってのトビタテコミュニテイの最終目標、それは僕たちのつながりが子供の代まで続くことです。当たり前に複数の言語を話し、自分のやりたいことを楽しそうにやっている大人と出会わせたい。人生における、色んなロールモデルが身近にある環境を子供に与えたいのです。

北海道の田舎に産まれた僕は、小中学校までは海外で研究をすることを夢見ていました。しかし、高校生になる頃にはその夢はいつの間にか陳腐なものになっていました。身近な友人で留学をしている人はおらず、そもそも高校卒業後北海道を出る人すら稀だったため、いつのまにか現実味がなくなってしまったのです。

しかし今は違います。僕の周りには、フィンランドで美術館のキュレーターをやる人、フラメンコで世界を股にかけるような人、素粒子を研究し世界を解明する人、時を超える発明家、モデルもいれば建築家だっています。どうやったらこんな風な人になれるんだろう？　と思えばその人に聞けばいい。わからないことは、彼らに聞くと明瞭な答えが返ってくる。それはとても凄いことだと思うのです。

トビタテチルドレン計画とは、僕達自身のコミュニティが長く続き、いつか家族ぐるみで関わった時に、そんな素晴らしい人達と次世代の子供とを繋いで、もっと豊かな未来を彼らに届けるための計画です。トビタテハウスはその第一歩。至らぬことは色々あるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※トビタテチルドレン計画は、「トビタテ！留学JAPAN」が公式に提唱しているものではなく、中川さん個人の考えです。