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【ROOTS-名古屋サロン】Vol.1 東京に、名古屋を感じるコミュニティサロン、作りました。

以前のnoteでも少し紹介しました、地方自治体向けコミュニティサロン「ROOTS」について、もう少し具体的に掘り下げ、活動の紹介という形で記していきます。

きっかけは関係人口?
ROOTSのサロン展開は悩みに悩んだ結果の始まり。

2022年12月に、ROOTS-名古屋サロンをスタートしました。

このサービスを展開するきっかけは、関係人口を増やすためにツアーを企画し、その地域に興味や関心を持ってもらい、地域課題の解決や一緒に社会課題の解決に取り組む仲間を増やすことでした。
どうしたらツアーに参加してもらえるか、そのためにはどのように興味関心を持ってもらうか。そもそもツアーを企画するだけでは、その時の単発で終わってしまうことが多く、その地域に関わり続けるためには、仕事を生み出し、その地域とつながる、まさに関係人口を作り出すことが必要でした。
しかし、その地域から地域外の人が仕事を生み出すことは難しいため、今までの経験や知恵を絞った結果、その地域にゆかりのある、気概のある方々に集まってもらい、そのつながりの中から地域の課題解決に繋げていくコミュニティ型サロンの構想が出来上がりました。
構想ができたら、1回やってみます。まずはコンセプトを作成し、仲間を募っていきます。最初は手探りでアナログ的ですが、全てはここから始まります。

理解と必要性

ROOTSのコンセプトを数枚のスライドにまとめ、チラシを作り、馴染みのある自治体の方々にお渡ししながら説明をすると、二つの自治体が興味を示し、個別に時間をとって話をさせていただいた結果、名古屋市さんと実施する運びとなりました。この時、双方が感じていたのは、人に左右されないコミュニティの必要性でした。
今までも、地元の人たちから成る県人会や地元を盛り上げていくような組織はありましたが、関わる人の熱量や気概に左右されたり、担当者が変わると再度一から始めなくてはならないなど、持続可能な組織になっていない上、メンバーの固定化などで、次の世代への継承などができていませんでした。
そこで、運営をつむぐ、つづる。が行い、参加者として行政の担当者と地元にゆかりのある参加者を毎回呼ぶことで、持続可能な循環型のコミュニティーサロン、ROOTS-名古屋サロンが誕生しました。そして、このコミュニティーに興味を持ち、自分ごととして関わってもらうためのNFTの活用は、循環型のコミュニティーに最適だと考え、以前のnote(【DAOを立ち上げてみた】 #8 どんなDAOを構想しているか)に記した次第です。

私の周りに少なかった名古屋市民

実施が決まったので準備のフェーズです。まずは名古屋をルーツにする方々に集まっていただくべく、色々な方に連絡をしてみますが、ピュアに名古屋出身や名古屋が地元の方が私の周りに少なかったため、愛知、岐阜、三重の人、名古屋の大学出身、会社が名古屋という名古屋経済圏の方々に集まってもらうことにしました。最初は小さく始めて感触を掴みつつ、運営メンバーも名古屋について学んでいきます。

記念すべき第1回を開催!

そして、2022年12月19日に、第1回目ROOTS-名古屋サロンが開催されました。
名古屋にゆかりのあるメンバー3名、名古屋市東京事務所の方3名、運営メンバー3名の9名でのスタートでした。名古屋の人が、名古屋の産品とお酒で、名古屋の話をするコミュニティサロン。まるで名古屋にいるような、ルーツに帰った時のような地元感を感じながら用意したテーマは、名古屋について改めて知ることができるものばかり。現在の名古屋の状況や、かつての名古屋の話で盛り上がりながら、良いところ、イマイチなところ、改善できるところなど、東京に拠点を置く皆さんの止まらない地元愛で、あっという間に時間が過ぎていきました。

順調な滑り出し、名古屋市の課題は次回のnoteで!

第2回目以降のサロンは次のnoteに記します。順調な滑り出しに見えるROOTS-名古屋サロンですが、そこにはドラマが・・・
次回のnoteでは、回を重ねて見えてくる人の移ろいと行政ならではの課題を記します!

最後に。。。
ROOTS-名古屋サロンは、社会課題に取り組むためのプラットフォームであると考えています。多種多様な社会課題に対しては、多種多様な解決策が必要です。様々な人の視点、様々な産業による経済循環、様々な情報の習得、デジタル技術の活用など、多岐にわたる集合知形成が持続可能なコミュニティー(社会)を作り出していく上で、NFTやDAOはもはや必要不可欠な要素ですが、そこに辿り着くまでのコミュニティーを作っていく一連の流れを今回のnoteで記していければと考えています。

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