今更ながら放送法のアレを読んでみる【2】

へろー、アカウントです。
阪神優勝おめ。


淡々と書いていく。


6ページ目。

一つ目、「ポジに答える」というのは基準を明確に示すことになるので無理だろ。昨日書いた話は極端だが、言いたいことはそれと同じ。
二つ目、「放送事業者が責任を持って答えるべき」→この理論は通らない。責任を持って答える論拠はこの放送法に存在しない。また、なぜ放送番組審議機関を定めているのか、その理由がなくなる。責任を持って答えられたらそれでOKなのか、審議機関が必要なのか、そういった根底から崩れかねない議論であるし、このあたりの議論を根底から崩して放送法の基盤を変えるほどの議論でもない。と個人的に思う。

三つ目、「明日は自民党に投票しましょう」と呼びかけることは政治的に公平ではないが、それが平時からずっと「次の選挙は・・・」「今度の選挙こそ・・・」と呼びかけるほど偏っているのであれば「放送法違反」であるが、一回だけなら「倫理違反」であり、昨日拾ってきたサイトにあったような「反省文」を書かせて分析して、というある意味「再発防止」で終わりの議論。そんなので一発アウトだったら事業者おらんなるやろ。

四つ目、「番組(のコメンテーター)が語っている」という根拠はどこ?
というか、コメンテーターが語っていても問題ではないだろ。そこが政治的中立で、かつファクトがあるのであれば。
本気でこれを言ったのであればこの補佐官、弾圧したいだけやん。

五つ目、現行の解釈も番組全体のバランスに関しても、添付(7〜8頁)で充分説明されていると考える。で、一つの番組として政治的公平を描く極端な事例が今ないので答えようがないし、例示することは一つの基準を作ってしまい、しかもそれが答弁ともなると撤回が効かない。

これほどリスクがあることを、総理補佐官とはいえ、総理にまだ通さずに話すというのは如何なものかと思う。

六つ目、高市大臣に上げてでもやることがこれかい。どうかしてるぜ。暇なんかあんたら。

7つ目、「迷惑はかけないようにする」と書くような文書は公式文書ではない。
ここで1ページをよく見ると「厳重取扱注意」と書いてあり、黒。「ご説明結果」と書いてあるのは「取扱厳重注意」と書いてある。「行政文書」であるのにこのお粗末さとは。形式が違うものをうまくくっつけているのではと勘繰ってしまうのだが。


ということで、私は以下のように考えることにする。
・1〜2ページ目のあくまで概要の文書である。この位の「時系列」は、各答弁が問題になったときに、最悪出せるくらいの文書だから黒文字である
・ご説明結果などの文書は、レクのエグい表現だけ切り取った身内の議事録で、こうやって国民に知れるとまずい文書であるから赤文字である

以上のように捉えて、ここで愚痴を終わる。



7〜8ページ目は普通のことが書いてあると思う。

それ以上でも以下でもない。


ここで1ページ毎に突っ込むのはやめようと思う。
時系列毎にまとめられているので、次回以降はターニングポイントのところに関する感想を徒然書いていこうと思う。

んじゃ。


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