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高騰するラグジュアリースポーツ

スーツスタイルからカジュアルスタイルまでしっくりとなじむ万能時計として人気を集め、腕時計スタイルのニュースタンダードといえるほどに、ここ数年で凄まじく高騰しているラグジュアリースポーツ(Luxury Sports)。

パテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオーク、ヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズがその代表格に挙げられますが、これらはそのあまりの人気ぶりから、国内定価の2~4倍以上のプレミアム価格で流通することが殆どです。しかも、そもそもの定価設定が高額なだけに、ノーチラスにいたっては実勢価格が2000万円オーバー。さすがにここまで高騰してしまうと、一般の人にとって選択肢の一つとしては現実的ではありません。

そこで本記事では世界三大時計ブランドを除いた、次に狙うべき高騰必須のラグジュアリースポーツモデルを厳選し、私も狙っているお勧めモデルをお伝えします。


狙うべき次のラグジュアリースポーツ

ラグジュアリースポーツウォッチほど、定義があいまいなジャンルはありません。ある人は、高級ブランドが作ったスポ―ティウォッチをそう呼び、ある人は見た目の良いスポーツウォッチは全てラグスポになると考えられています。
ここでは、資産性を第一に踏まえた上で、「スポーツウォッチに近い性能と、ドレスウォッチ譲りの良質な外装、そして優れた装着感を持つもの」を基準に、今後ますます人気と需要が高まり、高騰が予想されるブランドのモデルを厳選してみました。

なお、世界三大時計ブランドのラグジュアリースポーツの中でも、探せば以外と安価で比較的入手はし易く、かつ今後の価格高騰に大きな可能性を秘めているのがこの「フィフティーシックス(ブレスレットモデル)」なのですが、
2022年9月時点で国内在庫が殆どなく、国内定価1,936,000円に対し、実勢価格が2,500,000円まで高騰してしまっている為、今回は世界三大時計ブランドをあえて除いています。
※ブレスレットモデルではないレザーベルトモデルであれば、定価1,601,600円を下回る価格で購入可能な個体もありますので、ドレスウォッチよりにはなりますが、これはかなりお勧めできます。
先のつぶやきでも投稿しましたが、2022年10月にヴァシュロンが今年3度目の価格改定を行う為、凄いペースで定価が上がっておりますので、値上げの前に入手される事をお勧め致します。

Ref.4600E/110A-B487
4600E/000A-B442

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