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夜に思い入れがあるんですよって話

静か楽しさ孤独
おおよそこの三つが、私が夜に抱く印象だ。
家族が寝静まり、しんとした空間にほっと息をつく時。
夜更かしをして、読書やゲームに熱中する背徳感とワクワク。
眠ろうにも隙間風のような寂しさが胸をすり抜けて、ただ一人寝返りを打つどうしようもなさ。
俯瞰してみれば、そのどれもが愛すべき瞬間なのだ。
私にとっては、すべてが創作の血肉となる。

夜には、昼間にはない魔力があると思うのだ。
いつもの住宅街も、夜に出歩くだけで、異世界に迷い込んだような気分になる。
食べ慣れたメニューも、口に運ぶのが深夜なら特別なスパイスがかかる。
夜とは本当に不思議な時間だなと思うばかりだ。

最後に、ここまで読んでくださったあなたに感謝を。
あなたが素敵な夜を過ごせますように。

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