第48巻  世界の国旗

第48巻 「世界の国旗 」
藤沢優 著 1964年刊行

戦後、国旗軽視の風潮が我が国を襲ったことを憂慮し、国際時代に向けて国旗を大切にする心を持つことを願って著者は世界の国旗を紹介します。

執筆当時(昭和39年)の日本の総人口は9,405,0万人です。やはり戦争の影響でしょうか?「白地に赤の太陽をズバリと染め出した日の丸のアイデアは、いつだれがおもいついたかは知らない。だがこれほど単純で、明快な国旗は他の国にもちょっと見られないのではあるまいか」「単純なうちにも、力強さのあふれた非常に気品に満ちた国旗だといえる」

「三色旗というと青.白.赤の三色旗をすぐ引き合いに出されるほど、フランスの三色旗は有名である」「自由.平等.博愛、を象徴するこの旗は、フランス大革命と共に誕生したので、一般には、あたかも革命の旗じるしの代表的なものと思われている」

旗は大中小と三種あって祝日用 、平常用、風雨の日用と 旗にもTPOや真行草があり、日の丸の位置縦横の寸法が細かく決められています。