ルマンドは色使いのお手本だ
本日は、
色の使い方を学べるよいお手本はないか?
という疑問にお答えします。
ずばり色使いのお手本は、おなじみのあのお菓子・・・
ルマンドです!
ルマンドといえば、あの紫色が印象的ですよね。
実は、「ルマンドパープル」っていう名前がついているんです。
本日は、ルマンドパープルが色使いのお手本である2つの理由をご紹介します。
・ブランド、色彩心理に興味がある
・ルマンドが好きだ
・商品パッケージの色を気にしたことがない
1つでもあてはまる方は、ぜひご覧ください。
①チョココーナーで異彩を放つ
まずはコチラの写真をご覧ください。
コンビニのチョココーナーの写真です。
茶色や赤(チョコの色)、白・ベージュ(バターやミルクの色)が並ぶ中、
異彩を放っているのが・・・
そう! ルマンドです!!!
紫は、もともと主張が控えめな色です。
一般的には、たくさんの商品が陳列されている中では目立たないと考えられています。
しかし、ルマンドは違います。
同じコーナーに並んでいるチョコ菓子の9割は、パッケージの色が赤や茶色、白です。
これは、何のお菓子か、どのような味かがわかりやすいというメリットがある反面、色が似通ってしまい見分けがつかなくなる、というデメリットがあります。
大事なのは、「他とくらべてどうか」という比較の視点なのです。
もちろん、ルマンドそのものは紫ではありません(ココアのような茶色)。
味のわかりやすさよりも、ほかにない色を使うことで、一目でわかる商品であることを重視しているのです。
②色彩イメージが商品と完全に一致している
紫には
「高貴、神秘的、高級、気品、ロマンス」
といったイメージがあります。
ルマンドのHPをみると、ルマンドの持つイメージが紹介されています。
・優雅で上品
・丁寧で気品溢れる
・やさしく甘いオーラ
・中身は1本芯の通った性格
これは中村倫也さんが演じる「ルマンド男子」のイメージとして紹介されているものです。
お気づきですよね、、、
紫色とルマンドのイメージが完全に一致しています!!!
自分が相手に与えたい印象を、カンペキに色で表現しているのです。
さいごに
このように、ルマンドは
・ほかの商品と比較したときに目立てるよう、ほかにない色を使う
・相手に与えたい印象を最も表せる色を使う
という2つの点で、色の使い方のお手本であると言えます。
他者との関係性を考慮に入れつつ、自分を表現できる色を使う。
ルマンドは私たちに、この鉄則を教えてくれました。
ぜひ、みなさんもコンビニのチョココーナーでルマンドをチェックしてみてくださいね。
と、ここまで書いてたんですが、
なんとブルボン公式Twitterがこんなツイートを…
こんなお茶目さも兼ね備えてるなんて、非の打ち所がないですよ!!!
▲今日は35日目
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