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【@イグニスター】エリアチャンピオンシップ東京入賞!ACS5回入賞&2回優勝!新制限にもオススメなイグニスター徹底解説!

割引あり

みなさん、こんにちは!からふるです!!
この度はnoteをご覧頂きありがとうございます!

また前回のnoteを見て頂いた方々、本当にありがとうございます!

今回は、先日行われたエリアチャンピオンシップ東京にて入賞、ACS入賞5回目を獲得した【@イグニスター】の解説について行いたいと思います!

前期を含め月に1度大会に参加するかどうかの為、CSの総回数は多くはありませんが、出場したほとんどの大会にて上位入賞しています。

ちなみに、遊戯王公式3人チーム戦であるエリアチャンピオンシップ(通称ACS)には、これまで【@イグニスター】を使用し6回出場を行いましたが、計5回入賞・計2回の優勝を勝ち取っており、おそらく現在最多入賞記録を保有しています。

豊富な1枚初動を持っていると同時に、基本的に展開が通った場合には【炎王スネークアイ】の様な強力な盤面を形成できる為、基本的にゲームに負ける事が無い強みを持っています。

また、自由枠のスロットも豊富にとれる事を活かし、手札誘発を多く搭載したり捲り札を採用する事が出来るのも強みと言えるでしょう。

また2024年4月のリミットレギュレーションにおいてもギミックの規制を行われる事も無く、環境の上位層デッキが規制されたり、苦手とされる《センサー万別》が規制された事で追い風を感じています。

今回はそんな2024年仕様の【@イグニスター】について解説を行いますので、是非とも最後までご覧下さい!


以前の【@イグニスター】からの変化点

まず始めに、以前解説を行った時から生じた変化点について解説を行います。

以前の解説記事

微細な変更点についてはいくつもありますが、1番大きな変更点についてはEXデッキの変化と思われます。

変化と言っても、形成される盤面が変わったという訳ではありません。
以前までは《ライトドラゴン@イグニスター》の採用を行っていますが、この枠が《リンク・デコーダー》へ変化したのが大きなポイントです。

これによって起きた変化としては、今までよりもリンク1を多く供給出来ると言ったメリットが生まれました。

ただリンク1が増えた事によって、1枚初動から形成される展開の最終盤面が強化される訳では無く、あくまで相手の妨害を受けた際に対するケアをしやすくなったのが変化です。

勿論《ライトドラゴン@イグニスター》もメリットがあり、除去効果による盤面解決・蘇生効果による展開・破壊耐性による盤面防御などが存在します。
特に現環境においては対象を取らない盤面除去が【粛声】の《粛声なる結界》等に対し有効となり、評価を上げている面もありますが、プレイ面でのケアでどうにか出来る範囲だと感じた為、今回は採用を見送りました。

採用カードの解説と採用理由

ここからは、今期使用していたデッキレシピについて解説を行います。

メインデッキについては、基本的に2月時点から1枚も変更する事無く使用しており、今環境における答えだと思いながら使用を行っていました。

サイドデッキに関しては、環境デッキの変化に合わせアップデートを行って来ましたが、基本的なベース部分は同じと言えるでしょう。
サイド部分について、ACSの中で1枚のみ変更しておけば良かったと感じている部分もありますので、それに関しては後程触れたいと思います。

モンスターカード

【@イグニスター】×10枚

《アチチ@イグニスター》×3
《ピカリ@イグニスター》×3
《ヒヤリ@イグニスター》×1
《ドヨン@イグニスター》×1
《ブルル@イグニスター》×1
《ガッチリ@イグニスター》×1

必要枠のみの選出となっています。
特に解説の必要も無いと思うので、採用理由等は省かせて頂きます。
気になる方は以前のnoteに記入していると思われますので、そちらをご覧下さい!

今期は手札誘発を多く搭載できるデッキである【炎王スネークアイ】【純スネークアイ】【粛声】等が多い為、誘発耐性を上げる為に《ドシン@イグニスター》を採用する事も一度考えましたが、その役割は別な場所に持たせています。
これについては後程解説を行います。

【斬機】×4枚

《斬機サーキュラー》×1
《斬機シグマ》×1
《斬機アディオン》×1
《斬機サブトラ》×1

必要枚数+1枚の採用です。

大方のプレイヤーは採用を行っている為、半ば標準搭載とも言えますが《斬機サブトラ》の採用を行いました。

多くのプレイヤーが採用を行っている主な理由としては、《斬機サーキュラー》スタートにおいて、他の【斬機】モンスターを素引きしてしまった場合に、手札が-1枚してしまう事からだと思います。

勿論その理由もありますが、このカード自体に求めたい仕事と言うのも存在します。
それは《S:Pリトルナイト》の処理です。

このデッキでは、基本的な打点が《S:Pリトルナイト》を下回ってしまう為、「展開前にモンスターによる戦闘破壊から入る」と言ったアクションを起こしにくいのが難点と言えます。
手札の形が下級モンスター+《斬機アディオン》の場合に打点を上昇させ戦闘破壊を狙いたい場合にも、②効果によって狙いを阻まれると同時に妨害を受けてしまいます。

しかしながら、《斬機サブトラ》による打点下降効果からアクションを行う事により、他にモンスターが存在しない場合、《S:Pリトルナイト》の②効果を使用させず処理を行う事が出来る為、他のモンスターには出来ない役割を持っています。
※注意 《斬機サブトラ》自身の効果で特殊召喚したこのモンスターは攻撃を行う事が出来ない為、他のモンスターを出す必要はあります。

現にACS東京においても同じ状況が発生し、《無限泡影》2枚によって展開が止まった相手プレイヤーが《S:Pリトルナイト》をリンク召喚し、ターンを渡した試合にて活躍が見られました。

他にも使用するかもしれない状況として、相手が《厄災の星ティ・フォン》を出している状況にて、既に場に存在する《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の攻撃力を下げる事で、効果を使用可能な状態を作り出す事も覚えておくと戦略の幅が広がるかと思います。

上記については、相手に《厄災の星ティ・フォン》が存在する中、展開を行う場合の他、《ガッチリ@イグニスター》耐性にてターンを跨ぎ、生き残った場合等にて起こり得るシチュエーションと言えます。
再現性はそこまで高くはありませんが、覚えておくと便利なテクニックです。

手札誘発

《エフェクト・ヴェーラー》×3
《増殖するG》×3
《灰流うらら》×3
《無限泡影》×3

現環のどの上位デッキに対しても使用できる可能性の高い、基本セット12枚です。
ここから残り3~4枠の自由枠に手札誘発を採用するのも良いですし、後述する《禁じられた一滴》等の採用を行うのも良いと思われます。

魔法・罠カード

《禁じられた一滴》

このカードによって、対【純スネークアイ】においては前盤面に形成される妨害を一掃する事が出来る事、《粛声なる結界》にて耐性を得ているモンスターを一方的に無力化出来る等の役割を持てると考え、採用を行いました。

勿論、前盤面以外に妨害を形成する【炎王スネークアイ】【R-ACE】においては完璧なカードとは言えませんが、それでも十分に機能する可能性が高いカードです。

例えば対【炎王スネークアイ】においては、手札に《炎王神獣キリン》を回収されていない場合、《炎王獣ガネーシャ》を起点とした妨害を敷く場合にはこのカードで相手の前妨害をある程度黙らせる事も可能です。
※勿論、墓地には《賜炎の咎姫》が存在する事から妨害は残っています。

しかしながら、《イグニスターAiランド》さえ回収出来てしまえば、ある程度攻め手を作り出す事が担保されている為、墓地の《賜炎の咎姫》《聖炎王ガルドニクス》を掻い潜りゲームを作り出す事も可能でしょう。

重要となるのは、《イグニスターAiランド》を使える状況を作り出す事が出来ない《炎王獣ガネーシャ》や、《I:Pマスカレーナ》から生成される《S:Pリトルナイト》等です。
これらに対する回答となり得る為、対【炎王スネークアイ】においても十分仕事を働いてくれる可能性を秘めています。

対【R-ACE】においては、前盤面に存在するリンクモンスターの妨害、そして【@イグニスター】が苦手とする《R-ACEプリベンター》を無力化する事でゲームのスタートラインに立つ事を狙えます。

また、前盤面以外での妨害で厄介なのが《R-ACEハイドラント》が存在する状況での《CONTAIN!》です。

リンク素材やシンクロ・エクシーズ素材に使えない事で、メインモンスターゾーンにモンスターが残ってしまい、《イグニスターAiランド》の効果発動条件を満たせなくなってしまうのが手痛いです。
EXモンスターゾーンに《ダークインファント@イグニスター》を残され、リンク出来ない場合も苦しいと言えます。

一応《塊斬機ダランベルシアン》の②効果を使用する事で、《CONTAIN!》を受けたモンスターを墓地へ送り解除する事も出来ますが、相手がこれを理解している場合には《EXTINGUISH!》によって妨害してくる為、詰みの状態を作られてしまいます。

上記の状態を解決する役割としても《禁じられた一滴》のコストが有効と言え、結果として相手の前盤面妨害と同時に、【R-ACE】罠による妨害も回避する事に繋がります。

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