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【自己紹介その1】田舎暮らしを志すようになったマイ・ストーリー|半農半Xとの出会い〜松本てつあき編

改めて、はじめまして。寄居町地域おこし協力隊の松本てつあきです。

今年(2023年)のGW直前くらいに寄居町に移って、地域おこし協力隊にならせていただきました。〈移住支援・創業支援・空き家 / 空き店舗活用〉が協力隊としての主なミッションになります。

出身は神奈川県の北鎌倉。30代から40代半ばまで、都内(途中、ロンドンに語学留学した時期もあります)に住んでいましたが、2020年に地元・北鎌倉に戻っていました。

このnote も、これから始まりますので、まずは自己紹介代わりに寄居に移住するに至るまでのストーリーを綴っておこうと考えています。

多くの方から、「なぜ鎌倉から、わざわざ寄居なんかへ?」と訊かれます。そのあたりも、行間から読み取ってもらえるように綴れればと思っています。

それでは、本題に入っていきましょう。

▼過去のマイストーリー記事は、こちらでまとめてチェックできます。

ある言葉との出会いが始まり


始まりは2015年か16年頃のことでした。

その頃、僕は東京の国立(くにたち)に住み始めました。それがご縁で、隣町の国分寺にあるカフェスローを利用するようになります。そのお店で一つの言葉に出会ったことが全ての始まりになります。

(その後もカフェスローは、折に触れて僕に移住へのインスピレーションを与えてくれる場所となります)

その言葉は「半農半X(はんのう はんえっくす)」

塩見直紀という方の造語です。

今となっては、どこかで目にしたり耳にしたりされている方も多いかもしれません。

僕の拙い言葉で簡単に半農半Xについて説明させていただくと、

  • 都会を離れ、ローカルな地域に移住する

  • そこで自ら畑を耕し(可能な範囲で)食料を自給する

こんなライフスタイルを提案しています。「農家になろう」というものではなく、あくまで食料自給のための農です。

ローカルな地域 × 農的ライフスタイルに切り替えることで、衣食住の住と食のコストを抑えることができます。その分、収入を小さくしても暮らしていけるというわけです。

それなら、収入のためにガマンして働くのはやめて、好きなこと(天与の才能を活かした天職)を仕事にすることを提案しているものになります。

ガマンして働くのではなく、好きなことを仕事にしよう。そのために、敢えて家計を小さくしてみてもいいのでは? ということです。


かなり斬新な考え方に映りました。当時はまだ「好きなことを仕事にするのはお金にならない」「仕事は我慢するからお金になるんだ」というイメージが今以上に強かった。地方は仕事が無いと考えている方も多かった状況でしたので、今以上に強烈なインパクトがありました。

「これだなぁ」と、運命的な出会いをしたような思いを抱いたのを今でも覚えています。

個人的なことで恐縮なんですが、2014年に離婚を経験しています。その後は仕事でも壁にぶち当たることも重なってもいて、どこかで新しい生き方を模索していたのかもしれません。

それまでの僕は、会社員という生き方しか自分には選択肢が無いと思い込んでいました。

同時に、会社員という生き方が自分には合っていないという現実も突きつけられていたわけで、半農半Xは、そんな自分の「常識」をに対して、「こう考えるのはどう?」と提案しれくれているように思えたのです。

自分に合った生き方を探す

  • 出世に対するモチベーションが低い

  • お金を稼ぐという意識が持ちづらい

  • そもそも組織が苦手

  • 都会を息苦しく感じ始めていた

自分が、こんなタイプであること。

  • 仮に円が紙切れになるような経済破綻が起きても生きていける

  • 「食べていけるの?」という言葉に文字通り答えている

ジブリ映画「君たちはどう生きるか」が話題になっていますが、僕は「どう生き残るか」と考えるタイプ。万が一ですが第二次大戦のような事態になったとしても、これなら僕のような人間でも生き残れそうという感触を得たのでした。(戦争なんかに出てしまったら、真っ先に死んでしまうタイプだと思ってます)

以来、半農半X的なライフスタイルで生きていける場所を求めて歩み始めます。そうして辿り着いたのが、この寄居です。

お気づきかと思いますが、足掛け7年ほどかかったということになります。なぜ、こうも時間がかかったのかについては、次回以降に譲りたいと思います。

簡単に理由をお伝えしておくと、以下の通りになります。

  • 地域選びを慎重にしたと

  • 半農半Xの「X」探しを先行させた

  • 価値観として自分自身の選択よりも優先しているものがある

まとめ

自己紹介その1。「半農半X」という言葉との出会いが始まりだったということについてでした。

そんなライフスタイルができる地を求めて寄居に辿り着きましたが、現時点ではまだ畑とかに手を出せていません。その点では道半ばです。

そんなプロセスのリアルはインスタグラムX(旧Twitter)でもお届けしていますので、もしよろしければ、このnoteと併せてフォローしていただけたら嬉しいです。

その2に続く

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