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4_愛は食卓にある:キューピーマヨネーズの赤

マヨラーなんて言葉もあるぐらい根強い支持を集める調味料、マヨネーズ。 うちの冷蔵庫にも常に「キューピーマヨネーズ」が入っています。
「キューピーマヨネーズ」といえば昔からイメージ戦略が上手く、個性的なCMは少しくすんだ色調でスタイリッシュなこだわりを感じさせ「マヨネーズがある生活ってオシャレかも〜」というイマジネーションをかき立てるし、毎日正午前に放映されている「キューピー3分 クッキング」は豊かな食生活へのモチベーションをupさせてくれます。
スーパーの陳列棚に並ぶさまざまなメーカーのマヨネーズの中で「キューピー」の赤い格子模様はよく目立ちますが、これは何を表 しているのか御存知でしょうか。

実はこの赤い格子はテーブルクロスの柄がモチーフになっているそうです。
「愛は食卓にある」
これはCMでも使われているキューピーマヨネーズのキャッチコピーですが、あざやかな赤色はその色の強さから栄養価の高さやそれに伴うエネルギーの充実を想像させますが、あくまでも「マヨネーズがある食卓の光景」に想いを込めたことが伺えます。

さて、これは余談ですが、マヨネーズにはカロリー1/2タイプのものがあります。 外袋を外した後、どちらが「カロリー1/2」タイプか即座におわかりでしょうか。
正解はもちろん「白」です。 

量感の充実を感じさせる鮮やかな赤色に比べ、白色や淡色は「軽さ」や「薄さ」を連想させてカロリーの低さを感じさせます。 キャップの色が分けられていると、冷蔵庫を開けた時に一瞬で判断することができるということです。 

言葉以外でのコミュニケーション、これも色の大きな役目ですね。

photo_tomomi kohara
at_color planning studio VISION

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