60_黒も200色あんねん(?!)

画像1 「あのな、白って200色あんねんで♪」とアンミカさんが言ったとか言わないとか。昨年はその言葉がきっかけでできたルービックキューブがガチャポンで展開されました。ずっと探していたのですがなかなか見つからず・・・先日やっと遭遇。白、青、赤、黄、黒、アンミカ(笑)の6種類あって、一番欲しかった「黒」を獲得しました♪(白も欲しかったけど何となく黒が欲しかったのです)
画像2 一見真っ黒なキューブですが六面とも「違う黒」です。少し動かしました。すごく微妙な差ですが黒色の違いがわかりますか?「黒」でも「見た目の差」があるということは違う色であるということです。これは白も赤も青も黄もそうです。きっと1色だけポツンとあると「黒」だと認識するのでしょうが、「黒」を集めてみるとその違いがハッキリわかります。そう、200色かどうかはわかりませんが、「白」と認識される色も「黒」と認識される色も1色ではないのです。
画像3 光には長さが違う波長を持つ光が複数含まれていて、その光が何かに当たって含まれている様々な波長の光がほぼ揃って一斉に反射して視覚で捉えた時、私たちは「白」と感じ、ほぼ揃って反射せずその表面で一斉に吸収されてしまうと「黒」だと感じます。その反射や吸収が一斉ではなく微かなにばらつきが生じると僅かに色みが溢れ、僅差の色を生み出すのです。有名な話ですが、真っ白な視界の北極圏で生活するイヌイットには多くの白の種類が識別され、白を表す多数の色名が存在します。きっと彼らにとって白も「カラフル」なんですね。
画像4 黒地に白い「ふ」の文字が印象的な金沢の麩専門店「不室屋(ふむろや)」さんの暖簾。黒白による潔いコントラストで浮かび上がる「ふ」という平仮名の柔らかさと軽やかさが「お麩」っぽくて素敵ですね。金沢は親しい友人達がいるのでよく訪れる街であり、友人達と何度か旅した能登半島は大好きなところです。報道を目にする度、胸が潰れる思いであり、今回の地震で亡くなられた方々のご冥福と皆様の1日も早い日常生活の復旧を心より願っております。

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