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ペーパーモザイクバタフライ 9

紙のコラージュ、アルミやモールや布や糸をつかって作った蝶・蛾の立体作品です。全18点のうち9つめです。

Actias maenas(ヒレオオナガヤママユ)

なんだか細長いなあというのが第一印象です。
図鑑の写真を改めてみると、細長い部分はもっと長く、15cmに達するものもいるそうです。
オオミズアオの仲間で、セイロン島からボルネオ島などのインドから東南アジアにかけてジャングルに住んでいる大型の蛾です。
マダガスカルにはさらに大きいこの種類の蛾がいて、世界最大の蛾だそうです。

“前翅についている弓形の模様を月に見立てて英語では「インドの月」と呼ぶ”と図鑑に書いてあったと記憶しているのですが、indian moon mothで検索をかけると、近縁のActias seleneというオオミズアオ然とした青白い蛾がヒットしました。
おや?と思ってもう少し粘って調べると、malaysian moon mothというのがこの蛾のようです。

「マレーシアの月」と「インドの月」ではかなりイメージが違うと思うのですが、インドの月の魔術的なイメージとはまた違う、熱帯の夜のにごった水蒸気ににじんだ風情、マレーシアの月という名前にも別の妖しさがあっていいかもなと思いました。
このおおきな妖しすぎる蛾が夜に電気に寄ってくることもあるということですが、びっくりしてウワー!とかヒャー!とか言ってしまうと思います。

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