見出し画像

・流行歌の楽しみ〜百瀬のやり方・考え方①〜

・目次
1.はじめに
2.肩に力をいれずに
3.マニアと研究家の間で

1.はじめに

 最近、笠置シズ子さんのドラマなどで、私の愛憎する時代の歌謡曲が紹介され、個人的に嬉しいことである。
 現実世界で、私は、少数の人にSP盤レコード時代の歌謡曲が好きだと公言している。昔の歌=演歌+軍歌みたいなイメージを持たれていて(戦前の歌謡曲は特に)昔はそれをどう否定するか苦心していた。今は、李香蘭(山口淑子さん)という素敵な色香を持つ女神を引き合いに出すと簡単に解消されるから助かるなと思い、また、笠置シズ子さんが加わったかなと思う今日この頃である。
 さて、私もSP盤時代の流行歌=演歌だとか例えば、古賀政男=演歌だと考え、またヒョンなことから、この時代の歌謡曲にはまっていたクチである。
 とっつきにくい音楽だと思われている、このジャンルへ誘いたいと思い筆を取った次第であります。

2.肩に力をいれずに

 楽しむ・自己独自の楽しみ方をこの分野でも軸にすると良いと思う。入門者は、復刻CDやダウンロードできる音楽から始めても大丈夫で常道だろう。
 できれば、製作者にお金が落ちる媒体で購入して欲しい所である。
 さて、筆者のおすすめは、SP盤復刻によるものが好ましい。あとは聴くだけ。それだけで構わない。ふとした時に気になった曲や気に入った曲があれば、歌手や作曲家をツテにして、深掘りしていき、調べていく。
 もう、すでに、あなたは立派な愛好家である。
 好きな歌手や作曲家また作詞家それとレーベル、ジャンルなどを見つけ、愛好の軸ができると思う。アドバイスだが多角的で構わない、、広く掘ると最後は深みにハマるものが見つかり、のちに深掘りするからである。
 ぼちぼちでやっていって欲しい。
 

3.マニアと研究家の間で

 筆者は研究家ではない。愛好家である。または道楽者である。
 その様なスタンスで生きている。SP盤時代の流行歌の世界は珍しいものを持つだけで、持ち上げられる一面を持つ世界なので、私も一時期、高慢な時期があった。あたかもこの道の大家の様に、、
 しかし、最近、気がついたことがある。入門者の感想ほど私に気づきを与える金言であることだ。また私に、新しいSP盤時代の歌謡曲の楽しみ方や考え方を教えてくれるのである。だから、このジャンルに飛び込んで欲しい。
不定期に、この様に話していこうと思うので、興味があれば、次回以降もお読み下さい。では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?