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小学二年生から不登校の娘の今②掛け算は出来ないが韓国語は読める

次女が小学校に入学する頃、コロナの影響でマスク着用と新しいルールがたくさん決まった時でした。同級生の顔はマスクをつけているので分からず、給食は静かにひとりで食べたり、休み時間は密を避ける行動が決まっていました。

でも、入学式からその状況なので、小学校はそんなところなのだと特に不満もなく、日々の勉強も、休み時間のお絵描きも、給食のメニューも楽しみに過ごしていました。
幼稚園に通っていた時から少しずつ小学校の学びへ変化していきますが、図工の時間には幼稚園と変わらずクレヨンで絵がかけたり、国語も絵本のように大きな文字の教科書をワクワクしながら読んでいました。

二年生になり、足し算と引き算の次、掛け算に進むちょっと前、この時点から娘の学びは止まっています。
誰かから教わる学びは、ここまでですが、これ以降も先生からもらったプリントをやったり、Chromebookにある問題を解いたり、夏休み冬休みの宿題をすることは、極たまにありました。難しくて出来ないと感じるところはやらずに、できそうな所を進めていくと、桁が大きくなっても足し算や引き算はできるようになっていきました。
数の概念は、定規を持って測ってみたりすることで分かるようになりました。時計も、日常生活を送っていたら、いつの間にか分かるようになっていました。教科書を開かなかった学年の時もあり学ぶ順番通りではありませんが、出来ることは着実に増えていました。

次女の日常を見ていると、時間はたくさんあり、楽しんでいるように感じました。

はじめの頃は、教科や学年にあったものをどれでも気に入るものがあれば購入しやろうと試みましたが、できる問題はやれるのですが、難しくなると止まってしまい私がかかりっきりで教えるのも1つ分かったらそこで終了の合図、続けてやるのは嫌がり、結局数日やってその後はほとんど手をつけませんでした。購入したドリルや問題集は、勿体ないと思い何冊も積まれたままであります。

学年や教科という枠を超えて、興味がある本は何があるのか一緒に本屋さんへ行くと、韓国語の辞典が欲しいとのことでした。

YouTubeやTikTokを見る中で、韓国の食べ物やファッションに興味を持ち、アプリで韓国語を学ぶことを約1年継続しています。
食品のパッケージに書かれていることも読むことが出来たり、名前や文字を書くことが出来たり。興味を持って一から学びはじめて続けることが出来るのは、驚きとともに、とても尊敬しました。

好きこそ物の上手なれ

まさにこの通り。
みんなと同じ学びの順番やスピードではないけれど、好きのパワーを使って進んでいくことを私が学ぶ時間でした。

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