多様性の容認と相席食堂

最近アマプラで相席食堂ばっかり見てる。
1日2〜3本のペースで見ても飽きないのですごい。
ロケ上手な人って周り見るの上手いんだな〜ってすごくコミュニケーションの勉強にもなる。

その中でちょっと「ん?」と感じてしまうことが1つあって、インタビュー相手が話している最中に、チラチラとカメラばかりを気にしているパターンだ。

あれ、すごく寂しいなと思う。
もちろん撮れ高を気にしたり、画的に一番おいしいところが収められるように調整したりするのもプロとして必要なスキルなんだとは思う。
でも、地元の人や出会った人を番組づくりのただの「道具」として考えているのかな〜って変に悪く捉えてしまって、ちょっと悲しい気持ちになっちゃう。(きっとそんなことないんだとは思うけど…)
タレントとしての意識の高さゆえに、そうなってしまうのがまた悲しい…いろんなことのバランスを取りながら、器用に立ち回ることの難しさを痛感するし、それができている人は当たり前なんかではなくめちゃくちゃすごいことだと改めて感じることができる。

同じ「人を上手に使う」にしても、その人とのやり取りで膨らませていくタイプの使い方は、双方が楽しい雰囲気が伝わってくるからすごい。

お笑いのテクニックとかは全然分からないけれど、「この人のロケの回おもしろかったな、もう一度見たいな」と感じる時は絶対に出演者のことも好きになっちゃってる。ファンマーケティングの一つの形だなと思う。

この番組の最も好きなところが、
「なんか良い人」の回は良い回になりやすいところだ。普段、スタジオ収録系では積極的に前に出られないタイプの芸人さん、タレントさんが活きいきしてみえる。
「この人、こういうところもあるんだ」っていうのが感じられて、それも千鳥の2人がおもしろく茶化しながら見せてくれるものだから、多少の欠点もチャームポイントみたいになるのも素敵だ。

いま各方面で多様性の重要性が叫ばれているけれど、こういう「多様性の面白がり方」も一つのあり方なのかも知れないなと思った。

おすすめ回は
・菊池桃子さん
・イジリー岡田さん
・野性爆弾くっきーさん

持ち込みコーナーなら
・金属バットの「千鳥の野球チームつくろう」
・見取り図の「誰も吸えなくて…夏」
・アキナの「謎のフルーツ『マルーラ』を探す」
(↑タイトル適当です、内容の要約として書いてます)

相席食堂、これからも応援してます😊

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