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勝手に発表!2023My Best

古谷しづかさんのプレミアムVoicyの12月のテーマは
『My Best2023』

それにあやかり、今年を振り返るとともに今年のMy Bestを発表しようと思います。

2023年で1番読んで良かった本

「ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~」影山知明

この本に出会えたのはなんでだったのか覚えていません。
よまなくては!と思ったようで、購入したのですが今年読んで本当によかったなと思います。
「組織のために人がいるわけではない」という一文がとても響きました。
働くこと、働き方、どこで働くか…そういう一つ一つを自分が何を選んでいくかが大切なんだと思いました。
最近よく思う、何のために働いているのか、なんでこんなに大変なのか。みんな大変そうなのがこれからもずっと続くのか…
考え方を変えないと実はダメなんじゃないかってことの答えが載っている気がします。

2023年で1番心に響いたドラマ

「日曜の夜ぐらいは」
2023年4月期のドラマで、主演は清野菜名さん
生きづらさを抱える3人の女性があるきっかけをで知り合い、物語は進んでいきます。

文字通り日曜の夜に観るにはちょうどいいほっとできるドラマでした。悪い人が出てこないこと、3人の関係性の心地よさや、この3人に関わる周囲の人がみんないい人で、こういう人が増えたらいいのにな、こういう社会になればいいのになと思いました。
私がいいと思っていたのは、最終的にみんなでカフェ経営を始めるのだけど、
無理しないでできることをそれぞれがやろうとするスタンスであったこと。
苦手なことや嫌なことをお互いが共有し、できることをできる人がやっていたこと。
実際はこんなにうまくいかないよな、と思いながらも、この3人の邪魔を誰もしないでほしいと願わずにはいられないドラマでした。
毎週楽しみで、最終回が本当にさみしかったです。
ラストのサチの言葉はとても刺さりました。

「今…2023年、令和5年にこの世界に生きてる人は皆、傷だらけで戦ってる、戦士みたいなものだと私は思う。すべての戦士たちの心に休息を。せめて日曜日の夜ぐらいは…皆が一度深呼吸できますように…でないと…戦えないよ…どうか…よろしくお願いします。戦士代表、岸田サチ」

「日曜の夜ぐらいは」最終回より

まとめ

今年読んでよかった本とドラマについて勝手に発表しました。
今年も読める範囲で本を読みました。
実用書が多かった近年ですが、小説も読んだなと思う年でした。
『52ヘルツのクジラたち』『正欲』『夜明けの全て』『善良と傲慢』
どうなるのか気になって少しの時間でも没頭できたのはとても豊かな時間だったなと思います。
ドラマでは、『いちばんすきな花』も毎週楽しみでした。

My Bestに選んだ本やドラマは
この混沌とした社会で、より豊かな人生を送るにはを考えたものだったかなと思います。
幸せや豊かさの形はそれぞれで、価値観も多様化してるし、
それでも生きづらさってあったりして。
そんな中でも自分なりの光を見つけていけたらいいのかな、なんて思ったものだったかなと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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