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継続するためのコツがあるとしたら

友人の笹本綾子さんの「縦長美人レッスン」の一環で、
ジャーナリング部の手伝いをさせてもらっています。

ジャーナリング部では、月に一度「手帳の会」を開き、
ジャーナリングと手帳を合わせて使うことでの相乗効果を実感したり、
手帳の使い方をみんなでシェアしたりします。

手帳といえば1月始まりが多く、
参加者の方でも年明けから本格的に使い始めた方もいらっしゃるので、
今年が始まってもうすぐ2ヶ月。
中だるみというわけじゃないけれども、書いてない日が増えたり、
書く時間が持てなかったりすることが増えてきてるというような声があがり、
2月の手帳の会は、手帳を習慣化するにはどうしたらいいかをシェアしました。
今回はその中ででてきた習慣化や継続することについて書いてみます。


習慣化とは

習慣化とは

ある行動を無意識に行なっている状態のこと

習慣化するには3週間とも3ヶ月ともいわれます。習慣化したいことによってもこの期間はちがうようなのですが、最初の1週間で42%の人が挫折してしまうくらい、なにかを習慣化するのは難しいのだな、と感じました。

そもそも無意識でできる状態って朝の歯磨きや洗顔くらいのレベルってことですよね。
今回は習慣化する前の「継続する」ことについて掘り下げてみようと思います。

手帳の話に戻りますが、年始から始めたとして、2月に入って手帳が開くことが減った(手帳を書くことを習慣化したい、と思ってるのに)というのはこの最初の1週間で挫折してしまうという関門は越えてるよね、という話になりました。そしてその後には継続することの倦怠期がやってくる、という話。もれなくこの飽きてくるというのはきっと正常な反応なのですね。
開始に2ヶ月でそうなることはもはやデフォルトと思ったほうがよさそうです。

まずはやってみる

初めから毎日書こう!と決めてしんどくなるなら、最初はゆるゆるルールをめればいいのだと思います。
継続するって毎日やることだけじゃない。
週に一度、10日ごと、月に一度…
自分の中で続けていると思えればそれは継続しているし習慣と言えることなんだろうな、と思うわけです。

例えば私はこのnoteも含め、ブログを10年以上書いていますが、
毎日書くこともなければ、月に何回更新すると決めてもいなくて、自分のタイミングで書いてるだけですが、それでも自分の中では「続けている」と思っています。
月によって数回だったり10記事以上書けたりと波はありますが、自分の中で辞めたとは思っていません。笑
手帳に関しても同じで、自分が続けている、と思える頻度があればそれでいいのだと思います。

空欄が目立つと続いてないように見える

手帳に関しては、日付の欄があり、
それが毎日毎日あるので、書かない日があると空欄や空白が目立ちます。
ブログとの違いはここだろうなと思います。(サイトによってはカレンダーにアップした日に印がつくものもありますね)
空欄は余計気になるので、「また書けなかった…」という気持ちが積み上がっていってしまう。書いてる日があると余計に書いてない日が目立ってしまうのもあるかもしれないですね。
人は余白を埋めたくなる生き物なのだと改めて思います。

継続したいと思っているなら


当たり前だけど、辞めないこと。
自分の中での続けるハードルを下げることが大事かなと思います。
いきなり100にするのではなく、グラデーションを楽しむくらいの感覚で、まずは5とか10くらいから初めてみる。
30日あったら、月に3日開けたらよしとする、週末に書く、できたら週に一度、週に2回…その頻度を増やしていくのがいいのかなーと思います。

小さな小さなステップにしてみる


また小さな小さなステップにしてみるのも大事ですね。
「手帳を書く」と一言で言ってもそこに至るまでのプロセスには
・机に座る
・手帳開く
・筆記用具を選ぶ
・文字を書く
文字を書くまででこれだけのプロセスがあります。
その一つでもできたらよしとして、手帳を開こうとしたら、家族に呼ばれてできなかったのは、手帳を開こうとした行動の一部はできているわけです。そこを大げさにできたことにして、
翌日また同じようにしていたら、今日はペンを持てた、文字をかけた…と広がる可能性もあるし、
この時間だとどうやら文字を書くまでいかない、と思えば別の時間の方がいいのかな?と新たなことに気づく可能性もあります。
要は自分の心地よく続けられるところを見つければいいのです。

私が心がけてること

私はジャーナリングと手帳を書くことは習慣化に成功したようで、ほぼ毎日かけています。
これはひとえに私が手帳好きなのと、書くことが好きなこともありますが、やはり周期的に倦怠期はやってくる気もしています。
なので、心がけていることは楽しみながらやること。

ジャーナリングについては、
・万年筆のインクをかえる
 →万年筆は常に3本を使い回し、インクはこまめに変える
・ノートは書きやすいものを使う
 →書き心地が悪いと続かない

手帳に関しては
・書けなかった日は忙しかった日と割り切る
 →今週(今日は)忙しかったね、私!と労う。笑
・書く内容を決めすぎず、こだわらない
 →その時思ったことを自由にかく
・翌週の予定を週末にざっと書いておく
 →バーチカルに朝時間、仕事、家事や育児の時間だけでも色分けしておく

…など。

土曜日は翌週のことをセットアップします

手帳の使い方もノートの使い方もとても流動的です。その時その時で変わったりはしょっちゅうです。


まとめ

継続することについて私なりに思うことを書いてみました。
私も好きなことは続くけど、苦手なことは続きません。
例えば英語の勉強は何度も挫折してるし、片づけは一向に進みません…
もし本当にやりたいと思っているのであれば、それこそスモールステップ化して進めるしかないのだなぁと思いました。
大前提として、続けることは簡単ではないということ。
続けられるようにするための工夫は必要なんだなと思いました。
続けていくためには、「できる」と「できない」を繰り返しながら「できる」を増やしていくことなのかなと思います。
無理のない目標ややり方を立ててやってみる。
そのやり方はそれぞれなので、自分に合うやり方を見つけていければいいのだと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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