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思春期の黒歴史から学んだ、ママと娘が「いい関係」でいられる秘訣


こんにちは。
思春期の絆コンサルタント
よーこさんです。


思春期の黒歴史・・・
ついこの前までは、思い出しただけでも涙があふれて、どうしようもなかった・・・

娘との関係が悪くなってきたと感じ始めた時、
時すでに遅し!!という感じで、
会話が全くなくなっていました。

よくそこまで気づかずにきたもんだと、
逆に自分の能天気さに愕然としました。

学校から帰ってくると、そのまま自分の部屋に直行し、
いつ帰ってきたのかもわからない日もありました。

「ご飯よ」と声をかけても
「あ〝ぁん」という返事。
これ ↑
文字入力がしづらいんですけど、
あに濁点がついた発音で、その後ちょっと小さいあが入って
最後はちょっと鼻濁音が入る、んとまでははっきり言ってないのだけど、
みたいな音の返事で、2年間くらいこればっかだったような気がします。

これでも返事がある時はまだよくて、
完全無視!ってこともありました。

それに、この返事があるってことは、
娘が目の前にいるってことなので、
それはそれで、ホッとできるという気持ちと
そんな風に思う自分が情けないという気持ちでいたのを覚えています。

そんな日々を超えて、今は、
雑談しまくりの日々で、しょうもない事を話しては、笑い、
お互いの意見を聞いて、なるほどねと思ったり、
アドバイスをし合えるような関係になりました。




「いい関係」なのか?のバロメーターは、「雑談」できているか??

いい関係とはすなわち信頼関係があるかという事です。
信頼関係は、コミュニケーションの量に比例して高まると言われています。

コミュニケーションには、段階があり、
会話:たわいもないおしゃべり、気軽に交わすコミュニケーション
議論:意見を出し合う、テーマによっては折り合いを見つけられる
対話:共通価値の創造、価値観の違いを尊重しお互いに納得いく結論を導き出す

会話ができることが、コミュニケーションの土台となります。

雑談できているという事は、
挨拶や業務連絡などの必要最小限の会話はされているという
最低限の状況よりは上にいるという事です。

少なくとも部屋から出てきて、
ママと共に過ごす時間があるという事でもあります。

ママが、ちゃんと心の安全基地として機能しているという事であり、
ハート貯金は、まだ残高が残っています。

共通の時間を少しでも持ち、
共通の話題が少しでもあるという事は、
色んなことの突破口にもなります。

雑談の中から、子どもの興味関心のあることに気づいたり、
質問したりすることが出来ます。

ママの気持ちや思いを伝えることもできます。

共通のテーマで話し合うきっかけにもなります。

結局のところ「信頼関係」をはぐくむという大事な役割なのです。



「勉強しろ!」は、額効果!!

雑談は、信頼関係をはぐくむ土台となりますが、
子どもと会話しなくっちゃと思って、
勉強に関する話題で会話しようとすると逆効果になってしまいます。

なぜなら、勉強の話題は、「上下関係が存在している」からです。
親は気軽に話しているつもりでも
子どもには、指示・命令と受け取ってしまいます。

だから、勉強の話題は雑談にはならず、
信頼関係を築くという役割を果たすことはできないのです。

雑談の中で信頼関係を築き、
信頼関係がある中で、次のステップで話をすると、
勉強というテーマで話し合えたり、助言を受け入れたり、できるのです。

まずは、雑談!


#思春期 #反抗期 #不登校 #親子関係 #心の絆  #

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