雑草

最近、尊敬する経営者に、おススメの本を聞くようにしています。

(その人が大事にしていることを学べるので、おススメ本聞くのは、とてもよいです!)

「問題解決プロフェショナル 思考と技術」

いつもインプットしてため込みがちなので、

「知る」から、「わかる」「実行する」への整理の場として、

思考について学びのシェアをしたいと思います。

世の中には、いろんな思考方法についての本がありますが

問題解決を考える際に、恐らくここに記載している2つの考え方が、

全てのベースとなるでしょう。

□ゼロベース思考

ゼロベースで考えるの対義語は、既存の枠に執着して「できる」「できない」を判断することでしょうか。

「前に失敗したからどうせできない」「他の人もやってるし」

「前はこうしてと上司に言われたから」

「こんなこと言ったら周りがどういうだろう・・・」

などが口癖だと要注意!ですね。

今会社で顧客満足度向上のプロジェクトを行っていますが、まさに

自分たちのできることベースで考えがち。。。

自分たちの考える仮説の顧客ではなく、実際に顧客の声を聞き、

深堀りする。できる、できないではなく、それがやれたら面白いかを

どうかを判断基準にゼロベースで考える。


私も「効率」に執着しすぎると、今の延長線に未来を描きがちなので

「そもそも目的は?」「顧客はどう感じるか?」そんな言葉で、意識的にゼロベース思考に持っていこうと思います。

(会社の行動指針の一つである、”目的思行”にもつながる話)

□仮説思考

「まだまだ市場が分からないから・・・」

「やり始めたばかりだし・・・」

そんな風に考えて、結論を先延ばしにすると何も決断できず、事業が進まない、問題が問題のまま・・・ということがよくあります。

「金沢は外国人が多い」→「だから何?」

と、仮説をどんどん立て、より確からしい仮説を実行していくというと

事業は前に回り始めます。ツイートで終わらせず、自分の意見を持つ。

そういえば、リクルートでも「なぜ?」と常に自分の意見を求められていたのはこういうことだったんですね。。。

何も知らない分野は怖いですが、その際に仮説をたくさん立てて、

小さく始める、振り返る、これは起業時に失敗しながら学んだこととも、共通しています。


このような考え方の本を読んで毎回思うのは、自分ができている前提で答え合わせで読む(自分の正しさを握りしめる)のか、自分はできていないなぁという前提で読むのとは、学びの質が全然違うということです。

もちろん、できていることもあるのですが、今が理想の結果でなければ

「何が違うのか?」という視点を持って、学び続けることが非常に重要だと感じます。

自分が重要だと思う本を何度も読み返し、より自分の人生の目的を叶えていきたいと思います。






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