グループディスカッション(リアル&オンライン)を効率的&内容の濃い時間を過ごす術


オンラインサロンや自社の取り組みとして、グループディスカッションを多用している方も多くなっているきていると思います。特にオンラインサロンでは地方などの参加者も多いため、頻繁に活用しているコミュニティも多いのではないでしょうか?せっかくお互いの時間を合わせて顔を合わせてディスカッションするので有意義にしたいなと感じる人が多いと思います。今回はオンライン前提としますが、リアル(対面)でも活用できますので、よかったら参考にしてみてください。

事前準備

最低でも1時間半は時間確保しておくと良い議論(内容の濃い)、まとめまで落とし込みできる傾向があります。また議題やテーマは2点に絞ることを推奨します。確保できる時間が多ければテーマを増やしてみてください。

オンライングループディスカッションの人数のおすすめは、4~5人(うち1名がファシリテーター)です。これ以上、人数が多いグループディスカッションをしたことがありますが、発言する人が限定されたり、話がまとまらなかったりと有意義な時間を過ごせなかった印象がありました。

オンライングループディスカッションでぜひ利用していただきたい(おすすめしたい)ツールは"Zoom"です。特徴を下記に記載します。

特徴)
・切断が途切れずらい(Googleハングアウトよりも)
・1アカウント(約1か月1500円程度)だけ有料であれば、人数制限なく40分以上のビデオチャットすることが可能
・画面共有とコメント入力(チャットベースで声がだせない参加者がいた場合に有効的)が可能



オンラインディスカッションの進め方

①インプット(5~10分)

今日の目的をファシリテーターから説明の上、(なるべく簡易でかまわないので共通認識持てる資料を用意しておくとベストです)参加者からインプットに対する質問などディスカッション前に確認しておくと、ディスカッション中の前提条件の確認など減らすことができます。

ディスカッションの条件は下記があると楽しく、充実した時間を過ごすことができます。

・バカになること(バカっぽい発言をすること)
議題から脱線してもよし、何か答えだそうと引き出そうとすると頭が固くなりがちなので、呑み会や座談しているくらいの気持ちですすめることを参加者に伝えましょう。

・否定から入らない
否定から入ると自身が考えることをせずに、これが答えなんだーとなりがちです。であればオンラインでわざわざディスカッションする必要はないでしょう。オンラインでディスカッションする目的には、コミュニケーションも含まれていると私が考えます。せっかく時間もあわせて、ディスカッションするのでこの機会に相手の考えていることを理解する気持ちを持つことを心がけましょう。

・ほどよいアルコールやお菓子を食べながら座談チック
脳を消費するので甘いモノや糖分補給ができる環境を用意しておくと◎


②ディスカッション(15~20分) x 2ショット(テーマが2つの場合)
時間設定は任意ですが、長すぎると発散やダラダラ傾向になります。
だいたい15~20分と短い時間の中でも上記の設定を守れば、短い時間内でも良いディスカッションができると考えます。

ディスカッション開始直後、参加者から発言がでてこなそうな場合はファシリテーターが参加者(特に大勢の前であまり発言しない人から)を指名して、テーマに対する考えをみんなで聞きましょう。

上記後の動きとして、参加者の中から自発的に発言するか、再度別の参加者を指名して考えを聞く流れとなります。

また、ファシリテーターは議事メモ(画面の共有)をとり、参加者の発言や気になるワードに色をつけておくといいでしょう。特定の参加者の発言が長くなる場合は、タイミングをみて他の参加者に発言を促すなどもファシリテーターの役目となります。例:この考えについてBさんはどう考え(感じ)ますか?

参加者の考えの共有や発散してきた場合は議事メモの中から特定のワードに焦点をあてて、再度、ディスカッションをしてみましょう。

③まとめフェーズ(10~15分)
参加者の温度感にもよりますが、参加者自身でまとめることを最優先とし、
なかなかまとまらなそうであれば、ファシリテーターが担うことが多いです。特に参加者の中でも答えをだす(まとめる)ことが大切なため、ファシリテーターはなるべくまとまりやすいように整理してあげるのがいいかもしれませんね。

④放課後タイム
ここは必須ではないと思いますが、
参加者同士での交流を促すや相手を知る意味で設ける場合が多いです。

たとえば、今週のできごとや最近自分がはじめたあたらしいことなど

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