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学生余白研究室

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2023年、学生インターン1期生たちが集い、「学生余白研究室」を発足しました。 学生の限られた、輝かしい青春のときの中で、立ち止まって考えること。 それがどんな意味をもつのか… もっと読む
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記事一覧

【インターン振り返り記】学生余白研究員それぞれの思い

12月に第一期インターン生の活動が終了しました。若い世代に、Compath/フォルケホイスコーレを知っている人を増やしたいという想いから募集のかかり、7名のインターン生が採用。 各々のやりたいことや強みを活かしながら、学生余白研究室を立ち上げました。今回はそんな第一期インターン生の振り返りをお届けします。(一名現在ピースボート旅に出かけているため、今回は6名分の振り返りになっています) しーみー むー ののか まっすー りみ あーやん まとめ こんにちは、C

海外の学生にとってのフォルケホイスコーレ

こんにちは、学生余白研究室のりみです! 今回は、海外でフォルケホイスコーレに通っていた学生に 「海外の学生にとってのフォルケホイスコーレ」は どんな存在なのかインタビューしてきました! インタビューを受けてくれたのはノルウェー出身のトレ・テンフヨードくん 彼は、高校卒業後に、ノルウェーにあるフォルケホイスコーレに進学し その後、ノルウェーで大学に入学 そして今、日本の大学に留学中です ノルウェーの高校では、卒業後の進路の選択肢のひとつとして フォルケホイスコ

私たちって誰かの言葉に救われてるね。

「ずっと心の中にあるモヤモヤを 抱えて一生生きるのかな。」 そう思ってドライヤーで髪の毛を乾かしながら 鏡に映る自分の目を見ると 涙が出てきてしまった。 負けず嫌いで、すぐ泣いちゃう 19歳の私の、 まだ短い人生のちょっとした物語。 「忙しさ」と「責任」と「余白」私は小学生の頃から何事においても 1番であることが好きだったし、 他者がやっていないことに挑戦するのが好きだった。 小学生のとき、 「さようなら!」って言い終わった瞬間に 教室かけだして 横断歩道まで一番最初

あなたは普段どんな「問い」を持っていますか。【研究員の想いvol.3】

インターン生の想いシリーズ、今回の執筆はしーみーが担当します。 簡単に自己紹介すると、普段人づくり・場づくり・組織づくりをテーマに、コミュニティの運営からワークショップや授業の運営、コーチングなどの対人支援を行っています。そんな人の成長や生き方に携わることが多い自分が大切にしてるのが、今回のnoteのテーマである「問い」です。 私にとっての「問い」 Compathのミーティングでも、問いの時間があります。チェックインでお互いの近況や状態をシェアした後、一人一人が普段抱えて

「わからない」から今日もどこか歩いてみる。【研究員の想い vol.2】

「将来は何がしたいの?」なんて何度も聞かないで。 実感もまだ整理できていないのに、他者に伝えられるために用意した洗練された文言だけが手元から離れていってしまうから。 「あなたらしさって何?」なんて簡単に言わないで。 今この瞬間も変わっていく自分を言葉の容れ物に当て込んだ瞬間、そこから出られなくなって息苦しくなるから。 「現実的に考えると」なんて枕詞をつけないで。 自分の中で勝手につくった「現実」の像を、勝手に社会の当たり前だと思い込んで飲み込まれそうになるから。

拝啓、悩める学生のあなたへ。 Compathからの招待状

こんにちは、学生余白研究室です。 学生余白研究室は学生にも余白を、 そしてCompathを広めるために始まりました。 大人の学び舎”Compath” 「実はよく知らないかも...」 「コースに参加してみたいけどよくわからない...」 そんな学生のあなたに、今回は過去にコースに参加したまっすーが Compathを紹介します。 そもそもCompathって。学生余白研究室では、これまであまり深く触れられてこなかったかもしれません。ゆるっとそもそもの部分をお伝えします。 C

若者よ、余白を抱け。【研究員の想い vol.1】

いつから、 スケジュールに隙間がなくなって、 寝る時間が減って、 「読書」という時間を取らないと 本が読めなくなってしまったのだろう。 いつから、 タスクに追われて、 自分のやりたいことが 何だったのか、何なのか 分からなくなってしまったのだろう。 これは、22年間、 ずっとノンストップで生きてきた、 ごくありきたりな大学生の話。 Compathに出会うまでの話。大学3年生の夏、尊敬している先輩が たまたまフォルケホイスコーレとCompathについて 教えてくれた。

まちと社会と人生と。  〜東川町のすすめ〜

こんにちは。 学生余白研究室のさやかです。 今日は大学院で勉強していた「まち」の話と、Compathのある東川町の魅力についてです。 ガイドブック的なものではなく、まちを「社会」として捉え、考えることは人生を考えることかも知れないというお話です。 まち、 とは。 あなたにとっての「まち」ってどんな存在ですか? 私は、「まち」は人や自然が、想いによってつながり、形作られたものだと思っています。 だから、それぞれのまちに、それぞれの形があります。 人が変われば、自然が変われ

【語ってみた】 私たちの人生の余白について。

先日学生余白研究室で初めてのイベント、「わたしの余白」をテーマにパネルトークを実施しました。15名以上の参加者と共に、そもそも余白とはといった部分から本当に余白が必要なのかについて3名のパネラーを交えお話しました。今回のnoteではパネルトークの内容をかみ砕いてお伝えしていきます。 学生余白研究室についてはこちらから。 4名の紹介 今回は4名のCompathのインターン生を中心に場を作りました。それぞれ高校受験を終えた大学1年生、就活中の4年生、大学院に進む1年生、海外

【大学生の声vol. 2】 あなたにとってCompathとは?

こんにちは、学生余白研究室です。 前回のvol.1に引き続き、今までCompathのコースに参加した”大学生の声”をできるだけそのまま皆さんにお届けします! 今回の質問は2つ!いざ、スタート! Q. Compathで過ごす時間で、印象的だったこと、心に残っていることは?A. 他の参加者との対話やコミュニケーション ・ひとりひとりと肩書きなく向き合えたのはその時の自分にとってとても大切なことでした。 ・普段であれば絶対関わることがないような人達と、その人達の肩書きを知る前

【大学生の声vol. 1】 なんであなたはCompathに?

こんにちは、学生余白研究室です。 今回は大人の学び舎”Compath”のコースに関連したnoteです! 学生余白研究室は学生にも余白を、そしてCompathを広めるために始まりました。 Compathは「人生の余白」をテーマに、北海道東川町で実際にデンマークのフォルケホイスコーレをモデルにしたコースを行っています。学生にとって、Compathってどんな存在なのでしょうか? 今までCompathのコースに参加した”大学生の声”を2回に分けて、できるだけそのまま皆さんにお届

学生にも余白を。学生余白研究室が発足します。

17の頃、 とりあえず勉強して良い大学に行けばいい。大学に入れば自由な時間が広がっているから。と言われた。 19の頃、 とりあえず入った大学には、何をすれば良いのかわからなくなった学生が溢れていた。やりたいことに追われていたり、やりたくないことに追われていたり、とにかく忙しそうな人もいれば、毎日寝ている人もいた。 とにかく、あっという間だった。 21の頃、 急に、就活は情報戦だ、早く始めるのが成功の鍵だ。と周りがざわめき出した。 23の頃、 自分と社会がよくわからないま