石丸市長は「タフ・ネゴシエーター」ではない~交渉力が低く政治家に不向き #石丸市長 #安芸高田市 @saktshare
要約
・産経新聞で石丸は大失言をした。
・石丸には「お世辞を言われると多弁になる」という特徴がある
・この特徴は、「石丸にはタフな交渉が出来ない」ことを示している。
・政治の基本は交渉である以上、交渉力の低い政治家は退場すべきである。
石丸の大失言「燃やせるものは何でも燃やす」
この発言はキャッチーでありメディア映えする。
産経新聞記者は引き出せて成功だろう。
一方、石丸にとっては明らかな失言である。
なぜ失言なのか。
あなたが企業経営者なら、
「燃やせるものは何でも燃やす」と公言している自治体に進出するだろうか?
事業所で事故が起きて住民に被害が出た。
複数の幼児が死亡し、また親子で亡くなった住民もいる。
しかし事業所に過失はなく、不可抗力であった。
したがって、法律上の責任を問われずに操業を継続できる。
果たして石丸が黙っているだろうか?
「燃やせるものは何でも燃やす」と公言する市長である。
経営幹部を議会に呼び出して、延々と吊し上げを行い、
わずかでも曖昧な表現、細かい数値や時系列を誤った発言があると徹底的に指弾され、YouTubeで中継される。
その姿は容易に想像できるだろう。
つまり、この発言は産経新聞側には「ネットのPVを稼げる記事の作成」という利益がある一方、安芸高田市側には対外的評価を損ない、企業誘致を困難にするという不利益をもたらしている。
お世辞に弱く、タフな交渉は出来ない
この他にも、石丸は褒められると多弁になる傾向にある
そして、「お世辞やヨイショによって、不合理な譲歩や利益供与を行う」という性質は、交渉においては明らかにマイナスだ。
石丸は明確に敵対する相手方に対しては一歩も引かないため、
タフな交渉人に見えるが、実際には交渉力は低い。
タフな交渉人は「机の上で握手し、机の下で蹴り合う」ことができるが、石丸には出来ない。
机の上で握手すると心を許してしまい、机の下で蹴り合っていると机の上でも殴り合わずにいられない。
皆さんの身の回りにもいませんか?
人当たりが悪く猜疑心が強いのに、変な悪徳商法に騙されるような人。
「交渉力」なき政治家は退場すべき
政治の本質は「分捕り合戦」である。
昔は刀や槍を使って分捕り合いをしていたが、
現代では交渉で分捕り合いをする。
お世辞に乗せられてたら話にならない。
相手から利益を引き出せず、相手のカモになって終わりである。
今回は石丸伸二の「交渉力」を考察した。
その他にも石丸には政治家に不向きな人格特性が認められるので、追って検討する。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?