石丸市長2月定例会見から「石丸支持者」の3類型を分析する~「信者型」支持者の異常性が浮き彫りに @saktshare

石丸支持者の3類型
①是々非々型

 →「石丸の政治手法は強引だ、しかし市政変革のためには必要」と考える層
②コンテンツ消費型
 →石丸の罵倒芸、発狂芸をコンテンツとして面白がる層
③全人格積極肯定型(信者型)
 →とにかく石丸の行動・言動は無条件で肯定する層

①是々非々型
 知的水準は高く、地方自治に一定の知識。石丸をクリーンな改革者とみなしている。しかし石丸の実行力欠如、敗訴、専決の濫発により離反傾向

②コンテンツ消費型
 石丸の切り抜き動画を契機に興味を抱いた層。主に2023年8月ごろに急増。飽きやすく、移ろいやすいため、絶えず「見せ場」の供給が必要。
知識に乏しく、ノンポリ。

③全人格積極肯定型(信者型)
 当初は②型の支持者であったが、徐々に心酔
 石丸を無理やり擁護し、市議や刷新ネットワークなどに対し積極的な攻撃。とにかく石丸への批判は許さず、石丸の行動・言動は無条件に称賛

2024年2月定例会見における石丸の失態

失態① 白鳥浩・法政大教授への「問い合わせ」行為

 石丸は中国新聞にコメントを寄せた白鳥浩・法政大教授に対し、自ら直接真意を問い合わせたものの、「公権力による介入」を理由として回答拒否された事実を公表し、悪態をついた。
 しかし、石丸は紛れもなく公権力者であり、学問の自由(大学の自治)の観点も併せて鑑みると、大学教授への問い合わせは厳に慎むべきだろう。
 ①の是々非々型支持者であれば、このような原則はある程度理解しているので、石丸の一連の行為に違和感を覚え、少なくとも積極的にこの行為を支持することは殆どないと考えられる。
 ②・③型については後述。

失態② 片山元知事に対し「(お前が)やってみろ」と批判

 片山氏は鳥取県知事2期を歴任しており、加えて改革型知事として広範な評価を得ており、「お前がやってみろ」は完全な失当である。
 当然、①の是々非々型支持者は強烈な違和感を覚える。

 ②のコンテンツ消費型については、たしかに「象牙の塔に引きこもる教授連中への石丸の強烈なカウンターパンチ」であり、多少の見せ場にはなるだろう。また、内容の正確性にも興味が薄く、内容の不正確性を理由に離反することは無いと思われる。
 しかし、白鳥氏も片山氏も中国新聞も会見場にいないので、映像コンテンツとしての面白みに欠け、②型支持者を十分満足させられたかは疑問が残る。

失態③ 「市議から5000円受け取った」怪文書を紹介

 これは、「市議から5000円を受け取って投票したが後悔している」と記載された「市民からの投書」を受け取った、というもの。真実なら公民権停止も併科される選挙違反(買収)である。
 しかし、石丸はこれに続いて、投書の信憑性に関わる重大な発言をしている。

石丸
「名前も書いて あるんですが苗字だけ
実在するのかも特定できませんなのでかってみれば
何かそういうえ情報を印象を与えたいえ方のの恐れもあります
内容を読む限りではそうじゃないだろうなと受け止めるんですが
分かりません

定例記者会見25:00付近

・苗字のみ記載されている
・実在するかわからない
・情報操作の可能性もある
・私は情報操作だと思わないが、わからない(根拠述べず)

 つまり、投書は「怪文書」という他なく、なんら客観的信憑性が認められない。にもかからず石丸は定例会見で公表し、「追加情報があれば市役所まで情報提供しろ」と呼びかけたのである。

 ①の是々非々型支持者であれば、怪文書を拡散する石丸は、どう転んでも正当化するのは困難である。
 また、②のコンテンツ消費型も、会見場に市議はおらず、単に石丸が喚き散らすだけなので、迫真性に乏しく、強い興味を引くものではないと考えられる。

「信者型」支持者の特異な反応

 ③型支持者の反応は全く異なる。
 筆者は、SNS等で「信者型」支持者を精査したところ、概ね次の特徴が認められた。

失態①・②について
・公権力・大学自治に対する無理解
 →新聞にコメントを掲載している以上、問い合わせを受けるのは当然だ
片山元知事が「元改革派知事」であることを知らない
・学者・有識者の全否定

失態③について
・単に情報提供を呼びかけただけであり問題ない
 →記者会見は市の公式見解を述べる場であることを理解していない
・あの市議連中なら選挙買収しても驚かない

 そして最大の特徴は「失態①~③全てを擁護している」という点である。だからこそ、上記のような噴飯物の主張を披露する他ないのだ。

「信者型」支持者が
安芸高田市にもたらす深刻な病理

 ①型の是々非々型支持者は離反しつつあり、②は移ろいやすく、「見せ場」を供給して歓心を引き続けるのは難しい。
 もはや石丸が安心して依拠できるのは③以外存在しない。
③は知的水準が低く、施策の成否を自ら判断する能力を有していないので、逆に言えば石丸が善政をしたところで、③の支持を繋ぎ止めることは難しい。
 こうなると、石丸が求心力を維持するためには、③「信者型」支持者の人格特性を利用し政敵を攻撃させることが有効である。
 「信者型」支持者の人格特性は、概ね次のとおり集約される。

・短絡的
・直情的
・攻撃的
・柔軟性に欠ける
・知的水準が低い
・読解力の著しい欠如
・集中力が持続しない
・論理的思考力に乏しい
・抽象的な思考を特に苦手とする
・全体像把握・体系的理解能力が低い

 このような連中を操作する手段として、以下が有効である。
 ・短いフレーズ
 ・繰り返す
 ・情報提供頻度を高め、都合の悪い情報をシャットアウトさせる
 ・敵対者をでっち上げ、悪魔化する

 他のカリスマ型政治家、例えばトランプ、小泉純一郎、橋下徹らにも共通する。
 このように石丸は紅衛兵を育成し、市議、市民団体、メディアを攻撃する鉄砲玉として使い潰すことにより、地方自治の基盤を破壊しているのだ
 その最たる事例が↓である。安芸高田と無関係な人間が市議を脅迫した事件だ。

栃木県在住

 ①・②型支持者が石丸から離反すればするほど、石丸は③型に頼り、その結果安芸高田市の地方自治の基盤が破壊されていく。

「信者型」支持者を追放し
安芸高田に地方自治を取り戻そう

 このように③「信者型」支持者は、安芸高田市への深刻な脅威と化しており、その柔軟性の欠如などの人格特性も相まって、容易に離反しないことを指摘した。
 彼らの人格特性を踏まえると、対話による相互理解は不可能であるから、批判に徹することが有効である。

典型的な③型支持者の「カロリ」は犯罪を犯しアカウント削除
同様に③型支持者の「てる」は非公開化
「命の恩人」
「選挙違反がある可能性があるから通報を推奨しているのでしょう」
「自閉スペクトラム症、精神障害2級」
「ADHDです」
風刺画の意味を理解していない「イラストレーター」

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