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コミュ症の原因、第1位は「完璧主義」である。



どうもゼロです。



今回は、


コミュ症の原因、第1位は「完璧主義」である。


という題でお送りしたいと思います。




といっても、

内容はもうすでにタイトルそのまんまで、




大抵のコミュ障の原因って、

完璧主義が原因で、

それゆえに話せなくなっていることが多い。

だからまずは会話を楽しもうぜ



っていうことなんですが、

これだけで終わっちゃうのも味気ないので、

噛み砕いて説明していきますね。




じゃあ、まず第一に、

会話における完璧主義を持っている場合、どんな思考におちいるか?


というと、

以下のものが挙げられると思います。




・会話には絶対的な正解があると思っていて、
その正解から外れる会話はすべて失敗とみなす。


・女性とSEXするなどのゴールを決めて、
そのゴールを達成するかどうかだけが、
会話の全ての目的になってしまっている。


・先天的にコミュ力高い人は完璧な会話ができる。
自分とそういう人は違う人種である。


こんな感じですね。


当てはまっている人も多いんじゃないんでしょうか?



ちなみに僕も時々この思考のトラップに陥り、

会話するのが怖くなること

が多々ありました。




で、こういう思考を持つ人に共通するのが、


『会話を楽しむことができない』


ていうものなんですね。



会話って普通に考えて、

「人と人が話すだけのもの」なんですが、

それを気軽に楽しめないばかりに、

人と話すことが苦行になってしまったり、

自分が試される場と感じてしまったり

してしまう訳です。



で、なぜ楽しむことができないかというと、


”会話において完璧主義を発揮してしまっている”


からです。



そして、

その完璧主義の一番根幹にあるのが、

利己主義、

つまりエゴなんですね。




どういうことかというと、


会話において完璧主義を発揮する人ってのは、

常に、

「自分は人からどう思われるのか」

その印象を100%コントロールしたいと思っている


ということです。



これって、

他人をどう楽しませるかは一切考えておらず、

自分だけのことしか考えていないですよね。

つまり、エゴまみれです。




だからこそ、


その「自分が相手に与えたい印象」が残せない場合、

会話すること自体を最初から避けるようになる。


訳です。



言い換えると、

会話で失敗することや、誤解されることを死ぬほど恐れている

ってことです。




「相手をどう楽しませるか?」とか、

「場をどう盛り上げるか?」とかよりも、

自分がどうみられるかだけを考えている。



その結果、

下手なことが言えなくなり、

気軽に発言もできなくなる。




この症状がもっと進むと、

誰にも話しかけずに、

ずっと一人でいることを選択するようになる。

なぜなら、その方が楽だから。



この結果、

さらにコミュ障が加速し、

より人と関わるのが怖くなるわけですね。




話をまとめると、


利己主義が原因となって、

気軽に会話ができなくなり、

結果的に孤立していき、

コミュ障がどんどん悪化していく。


ということです。



このループに陥ってしまったら、

抜け出すのは容易ではありません。


しかし、

抜け出さないと一生コミュ障のままで終わります。



さあどうしたものかという感じですが、

安心してください。



私ゼロがこのループから抜け出した方法をご紹介します。


それが以下です。



①会話に目的を持つのをやめてみる。

②印象をコントロールしたいという欲を捨てる。


一つずつ解説していきます。



①会話に目的を持つのをやめてみる。


まず一つ目がこれです。


僕らこの資本主義に住む民というのは、

「目的を決めて、それを達成する。」

ということに慣れています。



慣れているというより、

むしろその考え方に支配されています。



学校においても、会社においても、

必ず何か目標やゴールを決めて、

それに向かって活動や作業を進めていきますよね。



自由になにをしてもいいよ。

っていう状況なんて滅多にないわけです。



だからこそ、

この思考に染まり切った僕たちは、

普段の会話においても目的思考を持つ

ことが当たり前になってしまっています。




例えば、

女性と話す時は、

会話そのものを楽しむというよりも、

今夜抱くことだけを目的に会話をするとか、

同性と話す時でも、

必ず何か有意義な結論を出すために

会話をするとか。



こんなふうに、

何かしらの目的を持って会話をすることに

慣れ切ってしまっているわけです。




で、この傾向が行き過ぎるとどうなるかというと、


”会話そのものを純粋に楽しむことができなくなる”


っていう弊害が起こってきます。



こうなった瞬間に、


会話は楽しむものから、

目的を遂行するための仕事


に切り替わるんですね。



全てがタスクに感じられるというか、

ただの作業に感じられるようになるというか、

とにかく会話に喜びを見出せなくなるんですよね。

会話が楽しいものでなくなります。





つまり、

会話において目的意識を持つと、

会話そのものが純粋に楽しめなりがちだということです。



なので、こうならないために、


会話における目的意識をいったん捨てさってみてください。

バカになってみてください。



小学生の時を思い出してみてほしいのですが、

目的意識なんてなにもなく、

とりあえずその場のノリで言いたいこと言い合ってましたよね?



そんでそれめっちゃ楽しくなかったですか?



会話の流れとか終着地点なんて決めず、

ただアホになって話して思いついたことを

ただ口から出してしましたよね。




あれでいいんですよね、会話なんて。



その場の流れ、ノリに委ねる。

そして、それで起こる化学反応を楽しむ。



そんなふうに会話を楽しめる人になった上で、

後から会話の流れとか目的を持って話すみたいな

コミュ力のスキルを上げていけばいいわけですから。




それに加えて、

目的意識を持たずに会話に参加すると、

むしろ相手の話をよく聞けるようになります。




相手の言葉とか、表情とか、いろんなものを

ちゃんと拾えるようになるので、

結果的に「感情読解力」が増して、

会話がうまくいくようにもなるんですね。



こういう副産物もあるので、

いったん目的意識を捨てアホになって会話に参加する

っていうのをやってみてください。



②印象をコントロールしたいという欲を捨てる。



二つ目がこれです。


上の方でも書きましたが、


印象を100%コントロールしようとすると、

下手なことを言えなくなって、

何も言えなくなります。



しかも、

「自分をこう見せたい」

「こういうふうに相手に思われたい」

っていうような思考で脳内がいっぱいになるので、

相手の話もちゃんと聞けなくなるんですよね。



その結果、


場のノリとか、空気感も読めなくなるし、

相手が欲している話題、リアクション、質問などを

まったく察知できなくなる


という爆裂不利な状況を生み出してしまうことになります。




なので、こうならないためにも、

「自分が相手に与える印象をコントロールしたい」

という欲求を抑えて会話することに慣れてください。



印象をコントロールしたいという欲求に

慣れ切っている人は、

「印象をコントロールしようとせずに会話に臨むこと」を

「武器なし、鎧なしで戦地におもむく」

くらいの恐怖に感じるかもしれませんが、

大丈夫です、死にはしません。



むしろ、


自由に会話ができる開放感と楽しさに、

雄叫びを上げたくなる衝動を抑えられなくなる瞬間が多発してくる。


ことをあらかじめ周知しておきます。



印象をコントロールしないで、

会話することが習慣化されていくと、

むしろあなたの自然な個性が出るようになってきます。




自分の印象をコントロールしようとしていた時の、

堅苦しさ、不自然さ、とっつきにくさ

みたいなのがスーッと消えていって、

あなた本来の個性や魅力がどんどん溢れてくるように

なるんですね。



そうやって、

「ありのままの自然な自分でいられるようになる」

と、誰かと会話することに恐怖心を抱かなくなります。



むしろ、どんどんいろんな人と話したくなる。

心がどんどんオープンになっていく。



印象をコントロールしようとすることをやめるだけで、

こういった変化が確実に遅かれ早かれ起こってきます。



こうなったら、

会話を苦行だとも、試される場だとも感じなくなるので、

自然と日常の会話の絶対量が増えていきます。



コミュ力を上げるためには、

会話の絶対量が一番大事になってくるため、

コミュ力も自然に上がっていくという

最強最大の効果を見込むこともできるわけです。



なので、

とりあえずいったん、

「印象をコントロールしようとすること」

を辞めてみてください。



その代わりに相手を楽しませることに集中してみてください。

そこに自分のエネルギーを割いてみてください。



この習慣がつくと、

本当にコミュニケーションに革命が起こりますよ。

老若男女誰からもモテるようになります。





『間違えることを恐れてはいけない。間違いなどないのだから。』



この言葉は、

ジャズ界の伝説の巨人、マイルスデイヴィスの言葉です。



会話において間違いとか正解なんてありません。


ただ、その瞬間瞬間のプロセスがあるだけです。


そして、この世に常に完璧な会話ができる人なんていません。



まずは会話の正解なんて求めなくていいです。

もっと気楽に気軽に人と話すことを楽しみましょう。

そのスタンスが結果的にあなたのコミュ力を押し上げていきます。


そしてその中で自分なりの会話の勝ちパターンとかも

見つかってきます。


それがあなただけのコミュニケーションスタイルになっていきます。



ってなわけで、

軽くさーっと書くつもりが案外長くなってしまいました。



では、また次の記事でお会いしましょう!!






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