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アドミュージアム東京「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展に行ってきた。

「今、世界のクリエイティブを特別展でやってるけども、アドミュージアムには、是非とも行ってみて欲しい!」

ひと回り上の先輩からそんな紹介をいただきました。

体育会出身だからか、年長者からのこの類の連絡には「ハイ!か、イエス!!」しか選択肢がありません。というわけで、昨日さっそく新橋まで行ってきたのですが、「デザインって、素晴らしい。」と思いました。安っぽい感想でスミマセン。。

あ、ご紹介ありがとうございました。

ちなみに、コロナ禍のため入場には事前予約が必要になっているみたいです。ぼくは開場と同時の12:00に行ったので、土曜日でしたが比較的空いていました。会場を後にするころには、徐々に人が増えてきてましたのであさイチ(と言っても、12:00ですが)がオススメかもしれません。入場は無料です。

アドミュージアム東京について
広告を通して新しい発見に出合う場所。世界に例のない広告ミュージアム

2002 年に開館以来、200 万人を超える方々にご来館いただき、広告の社会的・文化的価値への理解を深めていただく活動を行っています。江戸時代から現代まで約 33 万点の収蔵資料を誇り、ライブラリーでは、広告とマーケティング関連書籍の閲覧、広告作品のデジタルアーカイブを検索・閲覧することができます。

(アドミュージアム東京 公式ホームページより)

現在アドミュージアムでは常設展示のほかに、「世界のクリエイティブがやってきた!2021」展が企画展示として開催されています。2021年12月4日から2022年4月16日まで。企画は3部構成になっていて、いまは第二弾の「D&AD Awards 2021」が行われています。

D&ADとは、Design and Art Directionの略で、「デザインと広告の卓越性を促進するために1962年に設立された英国の教育機関」(Wikipedia)です。そこがその年の優れたデザインやクリエイティブを毎年表彰しているのですが、それの受賞作品の展示が行われているんですね。

ちなみに今年は、3作品が最優秀賞の「Black Pencil」を受賞したそうです。

写真を撮りそびれてしまったのですが、会場では受賞作品の一覧がボードに並べられていて、来場者が「好きだ!」と思った作品に「!シール」が貼られていました。ぼくが行ったときは「ゼスプリ」さんの「好きなことを楽しみながら」が圧倒的な人気を博していましたね。

このCMの途中で「キウイ キウイ キウイは最高」とみんなで歌っているところがあるのですが、性格がひん曲がっているぼくは、バナナやみかんやリンゴはどんな気持ちでこれを合唱しているのかな、なんて考えてしまいました。バナナもみかんもリンゴも、みんな大好きです。

それで、最新の広告やデザインを目の前に、最初は「こんなクリエイティブをつくれたら楽しいだろうな」と憧れの感情を持ちました。が、すぐに実際に自分がそれをやる立場になったとしたら、たぶん精神が持たないだろうなと思い直します。

いまぼくが従事している仕事は割と不確実性が低く、やればやっただけ成果として返ってくる側面が強い。それが退屈に思えてしまう人もいるみたいです。でも、ぼくはアタるどうかまったくわからないデザインの世界に身を置くのは、ちょっと怖いなーと思っちゃいます。苦しんで苦しんで、数時間もしかしたら数ヶ月間、何も進まないことだってある。その世界でやっていける自信は正直ないです。ですから、作品もそうですが、それに関わるすべての人に(受賞した/しないに関係なく)「デザインって、素晴らしいですね。」と言いたくなりました。

んー、、いやでもやっぱり、ちょっと憧れちゃいますね。

【参考】

※サムネイルは公式ホームページからスクショさせていただきました。

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