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【D2C】VR試着会を開催しました!~VRで変わるブランドのコミュニケーション~

仮想商店街Conataで取り扱っているグッズやアパレルの展示会をVR上で実施しました!来場してくださった方々本当にありがとうございました!
実際にやって振り返ってみると様々な気づきがあったので備忘録として記しておきます。

仮想商店街Conataとは

ブロックチェーンで管理されたデジタルグッズを販売する新しいECサイトです。音楽CDやアバター、ポスター等様々なグッズを取り扱っています。クリエイターロイヤリティトークンという1次著作権者に二次売買利益を還元する独自のトークンも開発しました。

販売したグッズ

さて、Conataではππ来来電脳Shopというお店が一つだけ出店しています。
既に販売期間は終了してしまいましたが
今回はリアルグッズとVR上などで利用できるグッズを販売しました

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これらのグッズをすべてブロックチェーンに記録するよう予定しています。

特に目玉なのは「3Dモデル ラビュリントス」です。
VRChatやCluster等、様々なVR空間で利用できるように制作されたアバターです。今回はこのアバターの試着会を開催しました。

様々なブロックチェーン的ギミックが明かされるのでお楽しみに。

VRで店舗を持つのは何がいいの?

試着、展示会を行ってみて新たな形のD2C ブランドの手法だなという実感がありました。D2Cについて振り返ると

「D2C(Direct to Consumer)ブランド」とは、自社で企画・製造した商品を自社サイトで直接販売するネット企業のことである。ブランド独自のストーリーや求心力のあるスタイルを持ち、SNSを通じて顧客と価値共創を行うことを事業モデルに組み込んでいることが大きな特徴とされる。

と、あります。ファンとコミュニケーションしながらブランドを作るオンライン特化の企業。と僕は認識していますが「共に創っていく」というのが特徴ですね。

VR店舗はブランドのコミュニケーションの場となる

オンライン特化で安価に出店しファンの母数を増やすというD2Cブランドですが直近ではオンラインでの接客がメインだったもののリアル店舗を出店するような動きが出ています。ネットの広告が高くなりリアルなショップの出店の方が「広告」としては安い。という話も聞きますが

このような背景の中で、本来はリアルの店舗を持たないことが売りだったD2Cブランドの「店舗進出」という一見不可解な現象が米国で相次いでいる。
リアル店舗を、アマゾンエフェクトで淘汰が進む従来の小売業の延長線上の発想で商品の「売り場」と定義するか、それとも全く新しい逆転の発想、例えば「ブランド体験(CX)を最大化する接点」と割り切って(つまり「売り場」としての役割を捨てて)、「商品のトライアル」「ブランドコミュニケーション」「ユーザーコミュニティ形成」などにフォーカスするかで「店舗進出」の成否は大きく変わってくる。

特に重要なのが「売り場」と定義するか「商品のトライアル」「ブランドコミュニケーション」「ユーザーコミュニティ形成」という観点です。
オンライン上だと手薄であった「接客」の部分を「リアル」で補完しようという動きです。

いきなりですが僕は現実にあるとても小さなバーの経営もしています。
そのリアルな場の接客のパワーって実際ものすごい力があります。バーだと特にお客さんと2時間はカウンター越しに会話したり、飲み物、音楽や場を提供することになるのですが、そこで築いた信頼関係は簡単に崩れません
実際コロナで売上はガクっと下がりましたが、様々な人の援助もあって何とか生き残ることもできました。D2Cブランドがリアルに出店する理由もこういった強みを伸ばしたいから、というはすごく理解するし納得感があります。

今回のVR試着会では実際に来店された方とお喋りをしたり来場者と集合写真を撮ったりと特に時間割やイベントもなかったのですが皆カオスを楽しんでいただけていたと思います。

その後SNSで写真をあげてくれた方もいました。
実際に来店した方とVR上でお話することはめちゃめちゃ楽しいですね~!

今までのオンラインのみのECサイトの手薄でありリアルショップの強みである「接客」の部分がVRショップの登場によって補完されているのがわかるでしょうか。まだ体験として甘いところしかないのですが今回の試着会を実施してリアルの場の接客パワーに近いものが得られたような気がします。

ということで、次に行うであろう「試着会」も既に頭の中ではパーリナイしてるので是非次回開催された時にはお越しください。きっと楽しい時間が過ごせると思います。(VRの体験記程文字や画像で伝えられないものがありますね。それこそ音楽ライブのテキストレポ的な。百聞は一見に如かず。体験してみてください!)

小難しい事をつらつらと書きましたが、バーチャルショップはやっぱおもしろ~~~い!という事だけ伝えさせてください!そしていつかお会いしましょう。

仮想商店街Conata  mekezzo

出典

D2Cブランドの成功例と失敗例、一体どこが違うのかhttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59699?page=1



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