色々

空き地の先の空っぽな空に明かりが灯る
朝と夕方の間に挟まれた
突っ張り棒のような一日
始まるような終わるような
おどおどと行きつ戻りつ少し光るような雲は
洞窟天井のような
重鈍く塞がれた円蓋に描かれていたんです
宇宙が空間じゃなかった頃の観念が
未だに降らせる苦しみ、あれやこれや、色々

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