見出し画像

負のループからその先

完レス歴4年超の練乳が書き綴るセックスレスについての記事ですよ~~~

前回の記事がこちら。

※レスの始まりから悟りを開くに至るまでを書いてみたよ


「夫のちんこは存在しないもの」とし、悟りを開いた私。悟りというより現実逃避。でも辛くないならもうなんでもええんじゃ。

入籍を控え、心のどこかで「結婚したら子どもつくるとかそういうのでするかも・・・」という安直かつ軽率な希望を胸の奥に秘めたまま迎えた完レス3年頃。ふと頭によぎる不安はおいしいごはんで打ち消す。とんかつ定食は私にとっての正義。年齢的にロースからヒレを好むようになったのもこの頃だった。(すごくどうでもいい)

そんな時に訪れる事件。えぇ、もう最悪のやつがきましたよ。

アダルトコンテンツ視聴疑惑。疑惑でなくほぼ確信。

悔しいやら悲しいやらの負の感情がとめどなく湧き出たが、性欲は存在しているんだという男性としての機能が働いていることにちょっとだけ安心。嫌だけど。仕方がないという気持ちと嫌だという気持ちが交互に押し寄せつつ夫へなんと切り出したらいいのかわからず、(そもそも男性として普通のことなんだよなぁという諦めの気持ちもあり)このことはスルー。

せっかく「夫にはちんこが生えてないから仕方ないんだ・・・」と悟りを開いたのに、この事件のせいで蓋をしていた私の気持ちがコンニチワしちゃったわけで。これはもう放っておけない。というわけで次の段階へGO!

そしてこの次の段階というのが前回の最後に書いた分岐点。

まずは私が選んだルートから。(この辺りから負のループではなくなるので書き方ちょっと変える)

レスられ分岐ルート①-①「己と超向き合い自己受容完了」
これはね、私はこの時点で「己と向き合う」という時期がきただけであって、すでにその前の段階で向き合ってる人もたくさんいらっしゃると思う。私も度々「なんでこんなにセックスに執着するのか」とかめちゃくちゃ考えた。考えて考えて考え疲れて悟り開いたり虚無ったりして、でも結局自分が納得いく結論は出てなかったから、蓋をして奥底にしまってあったから、掘り出してもう一度ちゃんと考えようってなった。
私はなぜこんなにも夫としたいのか。いやしたくて当たり前なんだけども。愛あるコミュニケーション?女としての自信?シンプルな性欲?どれも正解だ。
しかしこの中にはひとつだけ夫でないと解決できないものがある。
それが“愛あるコミュニケーション”だ。
私は夫から「私はこの人に間違いなく愛されている」という感覚をセックスに求めていたのだ。
じゃあ夫は?同じ価値観でセックスを求めていないだけでは?
セックスしたいと思うのは悪いことじゃないし、セックスしてないからと言ってそれが悪というわけでもない。(実際にお互いが望んでおらずセックスがない状態でも仲良くやっている夫婦はいる)自分も夫も否定する必要はない。今の夫にとってセックスが必要ないだけで、私は私のままで良くて、セックスの有無で私の価値が変わることはない。
この辺で呼吸が楽になった。空気うめぇ。

そしてさらりと入籍。人妻練乳の誕生。新婚旅行はもちろんノーセックスでフィニッシュです。ホテルのごはん、おいしかったよ!!!
期待なんてしてなかったんだからね!ちょっとちんちんが気になるくらいだったんだからね!!!

入籍の前後に結婚指輪の作成、ウェディングフォトの撮影などがあり、まさに新婚(でもセックスはない)な日々を送っていたので割と元気に過ごしていた数か月間。期待することもなく、かと言って諦めているわけでもなく、まぁ平和な日常。結婚て悪くないわねと思っていた。

そんな時に、入籍の報告をきっかけに数年ぶりにとある友人に会うことに。
世間話もそこそこに、レスの話に突入。なんと友人(3人の子持ち)も今まさにレスとのこと。レスの辛さを分かち合いつつ、結論は「やっぱり話し合いを設ける必要がある」となり、個人的にはレス最大の山場を迎える。

というわけでお気持ち表明を決意し、夫と話し合うことに。
脳内でタイミングや伝え方を何度もシミュレーションし「もしこうやって言われたらこうやって返して、でもそうじゃなかったらこう返して…」と万全の体制を整える。決意から数日間は「よし今…!」と思うも言葉が出ず、動悸が激しくなり断念するを繰り返していた。マジで緊張するんですよ。
やっとの思いで口を開いたのは休日前の夜中。タイミングよ。
しかも、話そうにも言葉が出ないまま数十分…夫はすでにイラついている。
その空気感も相まって、結局は泣き出しながら話し合いの火ぶたがきって落とされた。脳内シミュレーションの意味はほぼなかった。

なぜ泣くのかなど途中夫から口を挟まれたりもしたが、そりゃ泣きますやん。辛かったんだもん。まずはその気持ちを受け止めやがれ、すぐ結論を出そうとすな。そんな感じで話し合いでやってはいけないとされる「相手を責める」というターンを見事にやらかしてしまった私。でも気持ちはすっきりしたからオッケー!(夫すまん)
夫からの気持ちも聞き、解決に向けての提案もいただく。やっと…思いが報われる………


なんて上手くいくと思ったらそうは問屋が卸さねぇのさ!

約束の当日を迎え夫からは「ごめんまた別日にしていい?」とリスケのお申し出があり、私の期待は儚く散った。
簡単に約束を先延ばしにされた怒りと期待していた分の落ち込みが思いっきり顔に出た。夫からは「そんな顔されるとこっちはどうしたらいいかわからない」と言われ、いやいやそれはこっちの台詞なんだが?と思い、ほぼそのまま口に出た。(もう少し柔らかくて且つトゲのある言葉です)

話し合いさえすればどうにか少しでも動くと思っていた(約束が出来たので余計に期待していた)自分を反省した。ここで怒り任せに「じゃあもういい!」みたいにしてしまったら、余計に日が遠のいてしまう、もしくは義務感にまみれた望んでいないかたちでのセックスになってしまう。それでは本末転倒。
気持ちを切り替え、夫が誘いやすいような雰囲気づくりを心掛けた。

待てど暮らせどその日は訪れず、私の考えは「夫側の問題なのでは」に辿り着く。

レスられ分岐ルート①-②「夫とは、男性とは、人間とは」
先に書いておくと「夫側の問題」というのは「夫が悪い」と表現したいわけではない。夫側に「セックスするに至れない理由や心情」があるのではないかと推測したのだ。
あくまでも「夫と私の関係」ではなく「夫という人間単体で見て」なので、そこに“愛していないから”“飽きたから”などのネガティブな解釈を含んでしまうとまた負のループに戻ってしまうのでこれは一旦横に置いておくことにした。
夫はセックスというものについてどんなイメージがあるんだろう。
本人に聞ければ一番いいのだが、私たちは正直まだその段階にいなかった。いや、私が聞くのを怖がっている。(これは今も)
万が一「今後一生夫とのセックスは望めない」となってしまったら、そう考えるとどう接していいか、自分がどうしたいかの覚悟が決まっていなかったのだ。
私は夫の過去の言動(以前お付き合いしていた人の話)を思い出したり、男性と言う生き物について本を読んでみたり、人間の欲求の原理やもう色々と調べまくって納得いくまでこれを繰り返した。

調べてわかったのは、男性のセックスは“射精がゴール”という人がほとんど。
むしろ私もこれ派なので非常にわかるのだが、私の場合はただただ「出た=男性側の満足=セックス完了」という認識に過ぎず、私はそれ以前で満足していることが多い。なんなら始まる前独特の空気感が一番興奮して好きだし、撫でられただけで準備完了だし、指の二本でも突っ込んで動かしていただければもはや大満足。
このセックスのゴールの認識を知って、改めて自分が求めている段階を知ることができた。(もちろん全部できたらそれに越したことはない)
夫に話を戻すと、もしこの“射精がゴール”なんだと認識しているのであれば、久方ぶりのセックス、しかもしばらくしていなくてどう始めたらいいかもわからないこの行為で、ハグやキスから始まり→あの手この手を尽くし→いざ挿入→フィニッシュ、というのはいささかプレッシャーがかかるのではなかろうか。私が男で、且つそこまで発情していないときにこれを求められたら「お腹痛ぁい…」とか言ってしまいそうだ。

そしてもうひとつ。セックス=性欲処理、と考えている場合。
これは同棲し始めた頃「なぜしようとしないのか」と問い詰めたことがある。その時の夫の答えが「今のこの状況(夫的にも周りから見ても私に負担をかけてしまっている)の最中で、自分の欲までどうにかしてもらおうなんて思えないし思いたくもない」だった。
私としては「好きなもの同士が一緒に居ればしたくなるのは当たり前」という思考だったので、どっちがどういう状況であれ求められれば嬉しいものである。この辺りにもすでに価値観の違いが表れていたわけだ。

ここから推測するに「セックスを性欲処理として行うことは相手を軽んじていることになり、する場合にはスタートからゴールまで完璧にこなすこと」が夫の中での障壁になっているのではないか。
アダルトコンテンツ課金からわかるように、性欲があるにも関わらず今までセックスに至らなかった理由が、これなら非常に納得がいく。

最悪のケースはなるべく考えず、しかし一要因としてあり得る可能性も踏まえながら、私は夫を上記のように分析した。


ここから一気に現在まで話が飛ぶのだが、入籍したのが約1年程前なので、この見解に辿り着いてから半年ほど経つ。
この半年も何度も繰り返し自己分析や夫の言動から思考の癖などを分析したり、時には「ハァ~もう浮気しちゃおっかな、女風行っちゃう?」みたいな考えが頭をよぎることがあったり、今後もその可能性はゼロとは言い切れなが、つい最近ちょっと心に変化があったので最後にこれを書き残しておく。

それが、今のままでも十分幸せなのかもしれない期の到来。

先日も同様の記事を書いたのだが、しなくてもよくて、したらそれはとっても幸せなことで、そんな感じの心情。
性欲が消滅したかとも焦ったがたぶんそういうことでもなく、まぁ慣れという要因も十分あるんだろうけど、この辺りの感情に説明がつきにくいので、そんな感じ、と表現する他ないのである。

このまま一生なくても良いかと聞かれれば、え~それはちょっとな~~~というくらいで、なにがなんでもセックスしてくれ!ということもない。凪。

ただ、夫がするに至らない理由は知りたいので(知れば前に進めるかもしれないので)それは聞いてみたい。もしくは聞かずとも出来るならしたいよね、セックス。


そんなこんなで、負のループから脱した私は今現在こんな感じです。

相手の問題と自分の問題を一度分けて考えてみると結構スッキリする場合もあるので、試してみたい方はどうぞ!(そもそもレスじゃない人が読んでる可能性がありますが、割と夫婦問題の広い範囲で使えると思っています)

次回は、もしも分岐ルートで他の選択肢を選んでいたらという想定で書いてみたいと思います。

おしまい。

お取り寄せグルメします