Coffee and Cigarettes

Coffee and Cigarettes (2003年)ジム・ジャームッシュ監督作品。その話がしたいわけではないんだけれど、タイトル通りコーヒーとたばこが頭からしっぽまででてくる白黒でかっこいいオムニバス映画だった、内容は忘れちゃったけれど。

今日はカフェにて、グループ英会話のクラスがあるという。天気もいいってことで車をかっ飛ばして行ってきた。今日のトピックに「将来、法律が変わるとしたら何だと思う?」というのがあって、一人の子が「たばこをイリーガルにしてほしい」と言う。もうひとりの子(元薬剤師)ががんのリスクなどデータででているしねと応戦。いやー分かるよ、分かるさ。だって私達、お母さんなわけだしね、でもね、でもさ、と思う。(注 お母さんが吸ってはいけない、という意味ではない)

昨今、たばこを吸っていたことへのリアクションは「えっ!」の驚きとともにだったし、うちの子たち(teenager)にしてもドラッグとたいして変わらないような認識のよう。それはある意味、教育の賜物で希望とも言えるのかもしれない。でも、でもである。違うんだよ、たばこはファッションだったりスタイルだったり、ものがたりがあったりするんだよ、なー。

私のほろ苦くも甘酸っぱい記憶のそこいらには、必ずたばこがある。最後のキッスはたばこのフレイバーだったかもしれないし、初めのキッスもそうだったかもしれない、いや、違うか。


私も今では吸わなくなってしまったけれど、ハナレグミの唄うフライパンマザーの夕暮れの空気感に切なくなるし、手持ち無沙汰を紛らわすアイテムはスマホじゃなくてたばこがいい。コーヒーを飲みながらゆっくりたばこをふかすようなババアに私はなりたいよ。

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カフェのバスルームかわいかった


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