ALaska

気づけば先日、アメリカに来て9年目を迎えました。 なんでもないまいにちの中で感じたこ…

ALaska

気づけば先日、アメリカに来て9年目を迎えました。 なんでもないまいにちの中で感じたことや興味深く感じたことなど、エピソードなどもふまえてさらりと記して行きたいと思っています。

最近の記事

ベーキングは好きではないんですけれどね、

ロールケーキの生地が焼けた。卵の焼けたいいにおい。明日は補習校があるので早く寝たいのだけれど、生地が冷めるまでちょっと待つ。今週は息子のお誕生日ウィークということで明日、友達家族を招いてささやかなパーティをする。と、いっても子どもたちはそれぞれ勝手に好きなことをして過ごして親たちがあーでもないこーでもないといいながらお酒を好きなだけ飲みたいだけ。 ホームパティーをするときなるべくデザートを作るようにしている、特に子供が来るとき。特別ベーキングが好きではないんだけれど(洗い物

    • 野村克也、沙知代にみた夫婦あい

      私が社会に出てすぐの頃だったように記憶してる、今はなき吉祥寺伊勢丹のプレタポルテのお店に配属されて、親ほど、親以上年の離れたお金持ちの方たちと小脇に汗をかきながら対峙していた頃、世間ではサッチーの愛称で親しまれ、その歯に衣着せぬ物言いが受けるのかテレビにバンバン出ていた野村沙知代さんが、懐かし映像でしか観たことないような’過去の人’にその悪行を暴露され世間から手の裏を返すように悪人扱いされていった。 私といえば、当時はまだヤングだったので興味はなかったけれどとにかくテレビを

      • OPEN HOUSE おぺんほうせ

        さっき、ご近所さんのお家が売りに出ていたので興味本位でオープンハウスにふらーっと行ってきた。 *オープンハウスとは家の内覧のこと、たいがいオーナーがまだ住んでいたりファニチャーがそのままだったりすることが多い。 他人の家をツアーするのはとても楽しいし、どんな家か興味があったのもあるのだけれど、それ以前にその家に一人で住んでいたおばあちゃんがどうしているのかを知りたかった。と、いうのも去年の秋くらいからヘルパーさんがちょいちょいくるようになっていて、以前はよく犬の散歩姿を見か

        • AKA sugar

          まだ、私がアメリカに来たばかりの頃。 とりあえず、英語英語ってことで大きな教会で提供されているESLに通い始めた。 そこで簡単なテストを受けるのだけれど、私程度の読み書きでも中レベルのクラスに振り分けられてしまう。そして、他の国の方たちは驚くほど読みが苦手(といってもさほど気にはしていない)でも、しゃべれる、というかとにかくしゃべる。 他のアジア人は、なまりがきつくて私には聞き取りにくかったけれど、アメリカ人の講師にはちゃんと伝わっていてとても優秀だった。 私はいささか居心

        ベーキングは好きではないんですけれどね、

          HAPPY HAPPY 18th ANNIVERSARY

          今日は18回目の結婚記念日、6月13日は無意味(613)な結婚ということで覚えやすい。お互いに花束やメッセージカードなどはなく、ディーナーでもするぅ?なんていったものの、やっぱりおうちで食べようかね、ということに毎度のこと落ち着いた。今年は過ぎてから気付かなかっただけでも良い。 ここのところwifiの調子が悪い、我が家は天候に左右されやすい環境下にあるのでまたか、と思う一方で、ここら辺はプロバイダーのチョイスがひとつしかないので、皆が一斉に夏休みに入るこのタイミングでのこの

          HAPPY HAPPY 18th ANNIVERSARY

          今日からマスクが任意になった

          私が住んでいる州では、今日からマスクが任意になった。うちの子供たちが通う学校のポリシーも州の方針に準ずるものとなった。今、住んでいる地域はどちらかと言うと保守層が多い。 息子曰く、やっぱりねって子達はマスクを着けていなかった、とのこと。政治云々の話しがしたい訳ではないし、息子の言うやっぱりね、がどの子達なのかも判りかねるけれど、コロナ禍でマスクを着ける、着けない問題は私に人権ということの意味を実感として教えてくれた。 私はコロナ以前はポリシーとして花粉症であってもほとんど

          今日からマスクが任意になった

          あなたっぽい漢字一文字

          占いはすぐ忘れてしまうので興味はないけれど、ついみてしまう、ということはたまにある。 今回はあなたっぽい漢字一文字というものがタイムライン上に現れた。ちょっとそそられたのでやってみる。 いくつか簡単な質問に答える、好きな俳優は誰も興味なかったけれど年が近いので長瀬智也にした。最後の質問が夫婦別姓に関する質問でやや他と比べると飛躍している気がした、まさか占いを隠れ蓑にして真意を問うているのではあるまいな。 そこに家族が通りかかったので、 アラスカ:私っぽい漢字一文字なー

          あなたっぽい漢字一文字

          私にとったらナショナルジオグラフィック級

          CAUTION! 爬虫類が苦手な方は読まないでください 私が住んでいる所は、5分も車を走らせればマックもスタバもあり、高速にもヒョイと乗れる。でも、国立公園の程近く、地形から言うとその中に住んでいると言っても過言ではないくらいのところ。 家も自然の地形そのままに谷と谷の間に建っているし、そこかしこに野生の動物がいて、車にひかれた動物たちが路上に転がり始めることで春の訪れを知り、強風が吹けば大木が倒れて道路封鎖は日常茶飯事、真剣白刃取りに失敗したみたいに家が倒木で真っ二つな

          私にとったらナショナルジオグラフィック級

          アメリカ人の不思議

          今日の出来事。愛犬をドッグパークに連れて行った帰り道。さっき通ったばかりの道で事故がおこっていた。事故に遭遇するのはこれで何回目か。 いつも思う、そんなに冷静でいられる、WHY? いつも思う、加害者の体中から滲み出すやれやれ感、WHY? なぜにあなたが いつも思う、歩行者も皆無で見通しもいいのに、WHY? いつも思う、車が大破している割に怪我がないよね、WHY? まあ、怪我がないというのは不幸中の幸いであってないに越したことはないし、これらのWHY?は羨望の眼差しに

          アメリカ人の不思議

          17ねんぜみ A.K.A Brood X

          それは今の家に引っ越して初めての春、ちょうど5月の今時分。朝スクールバスを待っていると、フロントヤードにある大きな木の幹に二匹のセミが殻の背中を割ってニョっと出てきているところだった。乳白色で目が赤くてアルビノみたい。初めての経験だったのでうれしくてSNSでシェアしたら、それは17年ゼミだよ、と友達が教えてくれた。 17ねんぜみ??WHAT? そう、その年は17年の周期で地上に出てくるゼミの当たり年だったのだ! 興奮したのもつかの間でそれからというものあれよあれよと地面

          17ねんぜみ A.K.A Brood X

          Coffee and Cigarettes

          Coffee and Cigarettes (2003年)ジム・ジャームッシュ監督作品。その話がしたいわけではないんだけれど、タイトル通りコーヒーとたばこが頭からしっぽまででてくる白黒でかっこいいオムニバス映画だった、内容は忘れちゃったけれど。 今日はカフェにて、グループ英会話のクラスがあるという。天気もいいってことで車をかっ飛ばして行ってきた。今日のトピックに「将来、法律が変わるとしたら何だと思う?」というのがあって、一人の子が「たばこをイリーガルにしてほしい」と言う。

          Coffee and Cigarettes

          あの鳥はもうTweetできない

          長く深い冬がだんだんと優しくなってゆく、鳥たちの鳴き声が聞こえ始めると忘れかけていた春の記憶が蘇る。愛し合う恋人たちのことをラブバードとはよく言ったもので、毎年春になるとカップルになれた鳥たちは行動を共にし優良物件を探し、リノベーションをして卵を産み、仲睦まじく子育てに勤しむ。種によるのだろうけれど父鳥もかなり協力的。 因みにうちの人気物件は、玄関前の桜の木にぶら下げたバードハウスと玄関ランプの上。毎年、2−3回ずつその巣で違うカップルたちが卵を産んで小鳥たちは巣立ってゆく、

          あの鳥はもうTweetできない

          ブレット ジャーナリング なるものを

          今日、Bullet Journaling のレクチャー全4回の1回目を受けた。それはパブリックの図書館が無料で提供しているイベントで老若男女問わず予約さえすればだれでも受けられるもの。私の住んでいるところの図書館は赤ちゃんからシニアまで利用できる企画も多く、DVDやCDもかなり充実していて本以外にも結構お世話になっている。特にメインライブラリは建物もきれいでその空間にいるだけで気分が上がる。 はて?ブレットジャーナルとは?と気になったので事前にググってみた。日本語では”箇条

          ブレット ジャーナリング なるものを

          寿命が三年延びた

          コロナが騒がれだす少し前、日本に帰国したときのこと。 私は地元のバーで場所を少し貸してもらってアンテークを売っていて、普段はそこのオーナーに管理を任せっぱなしなので滞在中くらいはと思い、閉店間際までお店にいたときだったと思う。 帰ってゆく友達たちにハグをして別れた、またあおうね。気をつけてね。次に会えるの楽しみにしてる。 私とオーナーともうひとり、常連のおじさんがまだいた。そのおじさんはかれこれ20年くらい前からの知り合いで、当時の私はピチピチぎゃるだったけれど、そのひと

          寿命が三年延びた

          お前、なにニーズ?

          うちの子供達の通う学校はほとんど白人の学校で、この言い方が適切かわからないけれど、有色人種の生徒は白人社会に馴染んだ家庭の子供が多い。 そして、日本人はうちの子供たちだけ。 コロナになってから、スクールバスではなく毎日私が送り迎えをしていて、これがティーンネイジャーの子供たちと話す貴重な時間になっている。 娘 あのねぇ、きょうねぇ、話したことのないアジア人のおとこのこにねぇ、急にはなしかけられてねぇ、 私 うん。それで?(どきどき) 娘 「お前、何ニーズ」ってきかれたの

          お前、なにニーズ?

          hello young girl

          グロサリーストアのレジで私の番になった。 Hello young girl! レジのお兄さんが明るく挨拶する。              Hello! ありがと。うれしいよ。

          hello young girl