高橋龍征@コミュニティ&学びの場づくり

才を世に出し、知を広めることを自らの使命としております。 学びづくり、コミュニティづく…

高橋龍征@コミュニティ&学びの場づくり

才を世に出し、知を広めることを自らの使命としております。 学びづくり、コミュニティづくり、事業づくりが専門です。

マガジン

  • コミュニティ構築ノウハウ

    コミュニティづくりに関する記事をまとめました。

  • セミナー企画ノウハウ

    セミナー企画に関連する記事をまとめます。

  • ワーケーション実践・体験記

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    弊会の理事・顧問・フェロー・公認ワーケーションコンシェルジュ・会員・関係団体様による、ワーケーションの体験記をまとめました。 ワーケーションのノウハウやtipsなどもご覧いただけます。

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    カオスマップ関連noteをまとめてみました。 ◆FBグループ「カオスマップの森」もぜひご登録を! https://www.facebook.com/groups/chaosmap ◆Twitterもフォローください https://twitter.com/Ryu_8cchobori

  • ワーケーションセミナー&交流会情報

    • 0本

    ワーケーションについての理解を深めたり、実践のためのtips等を知るためのセミナーや実践者の交流会の情報について、弊会の理事・顧問・フェロー・公認ワーケーションコンシェルジュ・会員・その他関係団体等が発信したものをまとめています。

最近の記事

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1年で200講座をカタチにした「企画の高速実現法」

私は社会人向け講座づくりを生業としており、2019年は200講座つくりました。 テーマは事業創造を中心に、デザイン、アートから哲学、建築など多岐にわたります。主催も受託もします。著名人の登壇もあれば、独自に講師も発掘しています。 一つの区切りを迎えたので、自分なり突き詰めてきた方法論を、言葉にし尽くすことに挑もうと思います。 200回というのは単純計算で平日ほぼ毎日というペースですが、1つ1つを迅速かつ的確に成立させ、1人1人の参加者の満足を継続した結果です。 その考

    • アルムナイ調査レポート:モトヤフ(ヤフー株式会社)

      活発に活動し、価値を創出している企業アルムナイの運営者に、成り立ち、活動や運営の概要、運営の工夫などを詳しく掘り下げ、他のアルムナイ運営者の参考にする取り組み。 今回は、ヤフー株式会社のアルムナイ「モトヤフ」です。 調査日:2024/2/16 基本情報名称:モトヤフ 企業:ヤフー株式会社(Yahooの日本法人) 設立:2017年2月 発起人:宮坂 学氏(元代表取締役CEO)、喜多埜 裕明氏(元取締役COO) 代表:喜多埜 裕明氏 登録者数(概数):3,200人(Faceb

      • "軽い"セミナーの作成プロセス

        最近、イベントの作り方が分からないので教えてほしいという相談がちょいちょいあります。 そこで、これまで17年にわたり複数コミュニティを運営し、年間最多で200件、延べで1,000件以上のイベントやセミナーを企画してきたノウハウを簡単に説明します。 今回は、セミナーを例に具体的なプロセスを考えてみます。 ここでは、直近に私が実施したイベントを具体例として説明します。 何のためにやるのか(目的、成果)主催者・企画者が、これをやることによって何を得るのかが曖昧だと継続しない

        • イベントページ「備考」の機能と内容

          最近、イベントの作り方が分からないので教えてほしいという相談がちょいちょいあります。 そこで、これまで17年にわたり複数コミュニティを運営し、年間最多で200件、延べで1,000件以上のイベントやセミナーを企画してきたノウハウを簡単に説明します。 今回はイベントページの備考欄に書く主な要素とその考え方です。 機能案内文や開催概要は、読み手に内容とその価値を理解してもらい、狙ったターゲットに「参加」のアクションをしてもらうことです。 それに対して備考欄は、申込者の疑問や

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        記事

          リアル「登壇依頼書」〜"ビジネスパーソンに講演を依頼するときのマニュアル"に関して、主催者側が実際に使っているテンプレをご紹介

          noteからのメールで「ビジネスパーソンに講演を依頼するときのマニュアル」という記事が紹介されてきました。 私はこれまで、年間で最大200件、延べでは恐らく1,000件以上のイベントをアレンジし、自分でもちょいちょい登壇してきましたが、意識してきたポイントが端的にまとめてありました。 これに絡めて、私が実際に使っている「登壇依頼」テンプレートを、解説付きで共有したいと思います。 登壇依頼書のねらいこのドキュメントを作った意図は以下の通りです。 登壇者負荷の最小化 上

          リアル「登壇依頼書」〜"ビジネスパーソンに講演を依頼するときのマニュアル"に関して、主催者側が実際に使っているテンプレをご紹介

          社友会とアルムナイ

          この3年くらいで企業による「アルムナイ」設立が増えているが、大企業にはでは昔からある退職者の集まりである「社友会」を持っていることが少なくない。 卒業生の集まりという点では共通するアルムナイと社友会はどう異なるのか。これを説明することで、最近流行っている「アルムナイ」の解像度を高めたいと思う。 "社友会"と"アルムナイ"の比較両者の要素を、私なりの理解で比較すると以下のようになる。 HPから概要を把握する 両方のHPを比較して見ると感じもつかみやすいだろう。社友会は、

          商社のアルムナイに関する記事をBusiness Insiderで書きました。 https://www.businessinsider.jp/post-282315

          商社のアルムナイに関する記事をBusiness Insiderで書きました。 https://www.businessinsider.jp/post-282315

          アルムナイ調査レポート:モトニト会(ニトリ)

          活発に活動し、価値を創出している企業アルムナイの運営者に、成り立ち、活動や運営の概要、運営の工夫などを詳しく掘り下げ、他のアルムナイ運営者の参考にする取り組み。 今回は、ニトリのアルムナイ「モトニト会」です。 調査日:2024/1/6 基本情報名称:モトニト会 企業:ニトリ 設立:2019年 発起人:永島寛之さん(人事責任者→その後、退職) 参加資格:グループ会社含む、卒業生 登録者数:約250人(Facebookグループ登録者数) 目的: 1)卒業した人々との繋がりを持

          アルムナイ調査レポート:モトニト会(ニトリ)

          アルムナイ調査レポート:梯子会(ビズリーチ・アルムナイ)

          活発に活動し、価値を創出している企業アルムナイの運営者に、成り立ち、活動や運営の概要、運営の工夫などを詳しく掘り下げ、他のアルムナイ運営者の参考にする取り組み。 今回は、ビズリーチのアルムナイ「梯子会」です。 調査日:2024/01/09 基本情報名称:梯子会(はしごかい) 企業:ビズリーチ 設立:2018年5月25日に、発起人がFacebookに投稿 発起人:東野さん 代表:額賀さん(2019年9月に東野さんから引き継ぎ。2代目) 参加資格:ビズリーチ/ビジョナルグルー

          アルムナイ調査レポート:梯子会(ビズリーチ・アルムナイ)

          企業アルムナイのつくり方-5.得たい成果を明らかにする

          ソニー有志アルムナイを立ち上げて1,000人規模にするなど、複数のコミュニティの立ち上げや運営に17年近く携わってきた実践家が、企業アルムナイのつくり方を詳説する連載企画。 今回は、目的と成果の具体化について。 なお本稿では、企業主導でアルムナイを立上げる想定で説明しますが、卒業生側が立上げをリードするケースでも、基本となる考え方は同じです。 目的と成果を具体化するアルムナイ運営に会社の費用や工数を投入する以上、見合う成果が求められます。 目的は、例えば以下のような、

          企業アルムナイのつくり方-5.得たい成果を明らかにする

          企業アルムナイをカムバック採用につなげる難しさ

          アルムナイでカムバック採用をしよう、と考える会社は少なくありません。アルムナイを立ち上げたからといって、安易に採用案件を提示しても大半は興味を示さないでしょう。転職したい人が多く集まるサイトならそれでいいですが、人数も限られ、必ずしも転職を考えているわけでもない人の集まりにそんなことをしても、役に立たないノイズ情報としか思われません。 会社としては、エンジニアなど採用したいターゲットもあるでしょう。しかし、そのようなターゲットはアルムナイ参加者のごく一部で、ターゲット以外の

          企業アルムナイをカムバック採用につなげる難しさ

          企業アルムナイのつくり方-4.前提を整理する

          ソニー有志アルムナイを立ち上げて1,000人規模にするなど、複数のコミュニティの立ち上げや運営に17年近く携わってきた実践家が、企業アルムナイのつくり方を詳説する連載企画。 今回は、中身のあり方に影響する、前提条件の整理です。 母集団を分析する卒業生全体という母集団にどういう人がどれくらいいるかで、その会社のアルムナイのあり方、規模や価値の幅が決まるので、まずはその実態を把握する必要があります。 量:人数はどれくらいいるか 卒業生コミュニティであるアルムナイの規模は、

          企業アルムナイのつくり方-4.前提を整理する

          アルムナイ基本情報:ソニー

          今後、主要なアルムナイにヒアリングをして、日本におけるアルムナイの全体像や構造を把握していこうと考えております。 まずは、自身が運営するソニーの有志アルムナイに関して、把握したい情報を整理します。 基本情報設立:2020年12月頃 発起人:高橋 龍征(卒業生) 登録者数:1064人(2024/1/1時点) 参加資格:ビジネス等で現役の卒業生 プラットフォーム ・参加者交流:Facebook(非公開グループ) ・対外発信:なし 運営 ・タイプ:卒業生主催・会社後援 ・運営チ

          企業アルムナイ運営の4タイプ

          一口に企業アルムナイといっても、その運営形態は、企業の公式主催から卒業生の自社運営まで様々です。 運営の形は活動の内容と相関するので、アルムナイ運営者として、多様なアルムナイ運営を見てきた立場から、主な類型について説明します。 アルムナイにおける「経営」と「執行」アルムナイ運営に関わる要素を理解しやすくするために、企業の「経営」と「執行」に準え、統治と運用に分けて説明しましょう。 統治:場のあり方の根幹に関わること 場のあり方の根幹や、主要な活動に関わる重要な決定を下

          企業アルムナイ運営の3要素・3パターン

          アルムナイの運営には類型があり、会社側と卒業生側との役割分担の線引きで分けられます。 本稿では、分類の基となる運営の基本3要素を説明の上、その組み合わせで3パターンに分けます。加えて、自社にどのパターンが適応するかの考え方や、卒業生による運営チームの作り方にも触れます。 これらを理解することで、運営の方針を決めることができるでしょう。 アルムナイ運営の基本3要素大きく分けると以下の3つです。 ガバナンス:根幹を決める 企画・ファシリ:参加者価値をつくる オペレーシ

          企業アルムナイ運営の3要素・3パターン

          「サラリーマン」にアルムナイは運営できるか〜卒業生運営チームを作るべき理由

          近年、アルムナイを設立した企業が増えております。まあ、企画書を作り、リリースを出して、年間計画を立てて、キックオフイベントをやるくらいまでは何とかなるでしょう。 しかし、その先が続くかというと、ちょっとおぼつかないだろうなぁ、というのが、長年コミュニティづくりを実践してきた立場からの見立てです。 本稿では、会社側の担当者が、アルムナイというコミュニティを運営し、活性化できる可能性があまり高くないと考える理由を説明します。 卒業生のニーズが分かるのは卒業生アルムナイの主体

          「サラリーマン」にアルムナイは運営できるか〜卒業生運営チームを作るべき理由