職場飲み会はもういいや

 毎度のことなのですが、1月に組織体制が変わり人が出入りするのです。それらがようやく落ち着いてきた今くらいが、会社宴会のシーズン。歓迎会とか懇親会とか決起会とか名称はいろいろ。

 既に一線を退いた私にとって、職場の面々との宴席は、そろそろ感覚の違いが大きくなってきたので、もういいやというのが本音。共通の話題がないのです。よって日程調整のための日別の参加可否表に、候補日全部不可と入力したのでした。
 
 そうしたら本当に全部ダメなのですか?質されることに。それに対して、「仕事以外については、現役真っただ中の皆さまよりずっと忙しいんだよ」とうそぶきました。実際に既に予定があったり、飲みが続くと堪えるなとか、この晩飲みだったら次の日つらいなとかーー年齢的にですねーーありまして、満を持して参じようと思う日がなかったのです。

 そもそも候補日って、要になる人(一番偉い人)都合ありきで出てきたもの。仕事を離れたら、誰しも等しくそれぞれの都合を持つ個人なのに、何で優先される人がいるわけ?と感じるところ、昔からあったのです。
 ま、それを悪用して、乗り気のしない職場飲み会について、偉い人参加可能日は「先約あり」、同参加不可日のみ「予定なし」なんて対応してたけど。

 ともあれ、残り限られた人生。飲食は一緒したい人と、あるいは一人で好きなものをいただきたい。“飲み放題付き〇時間、¥*,*** コース”にて、その〇時間、会社の中の話ばっかりというのは、既に too much なお年頃になりました。

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