ブランドユーザー調査における小技

 あるブランドのことを調べようという場合、そのブランドの商品を実際に持っている人、使っている人あるいは、過去において使っていた人(以下ユーザー、そのブランドのことを尋ねるというのは、有効な方法です。

 ところで、ユーザーにも二通りあります。一つは、確かに自分でそのブランドの商品を選んで入手した人。もう一つは、特に自覚もなく結果たまたま手に入れたのがそのブランドのモノだったという人。
 いわゆる(高級)ブランドにおいては、後者のようなケースは比較少ないと思われますが、日用品のブランドではザラにあります。

 ブランドについて尋ねるとなら、確かに選んだ人である必要があります。たまたま入手しただけの人においては、ほかのブランドと勘違いしているケースもままあります。

 さて確かに選んだ人をどう識別するか?? 実際に持っている、使っている商品名をきちんと言えるかどうかが、簡単で意外に有効だったりします。もちろん商品カテゴリーによって様相は異なると思いますが、少なくとも私自身の経験では、調査対象者スクリーニングにおいて、よい切れ味を示しておりました。

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