JR・阪神にあって阪急にないもの
関西の方なら、JR・阪神・阪急の3路線のテイストの違いはよくご存知のことでしょう。
有川浩さんの「阪急電車」という作品がありますが
私がこれで納得できないのは、作中の会話が関西弁じゃないとこなんですよ。
私鉄というのは沿線の土地を売るために発達したもので、人寄せのための施設がセットです。
阪急なら宝塚劇場、阪神なら甲子園球場というように。
人が土地を作るのか、土地が人を呼び寄せるのか、それはいろいろでしょうけれど、線路ごとのカラーってありますよね。その電車を利用している人のカラー。
阪急はそのブランド形成が徹底していて、電車のマルーンカラーに象徴されるように、ま、一言でいうと「上品」です。
その色合いを邪魔するものは徹底的に排他されるのです。
車内において目障りとなる色、その使用はあり得ないのです。
車内広告においても例外ではなく、JR・阪神にあって阪急にないもの、それは週刊誌の中吊り広告なのです。
色使いの派手な、見出しのスキャンダラスな、それがないのですよ、阪急電車には。
特に月曜日、週刊現代と週刊ポスト、その内容のエグさにたびたび炎上してますよね。
で。
阪神電車にはあって、JRにはないものもあります。
それが週刊大衆、アサヒ芸能。
なんつか、客層を見極めているというか。
阪神電車の中ではカップ酒飲んでるおっちゃんはデフォルトです。
JRはあっても缶ビール。
阪急では飲んでる人なんていないですよね!
阪急電車に似合うのはバイオリンケースもった女学生ですよね!!
というわけで(どういう?)
滝詣の帰路、明らかに構成員と思われる方とコンビニで遭遇しました。
⬇︎構成員とは
店内に足を踏み入れその方が真っ先に向かったのは雑誌売り場。
まったくなんの迷いもなくラックから引っ張り出したのが週刊大衆で、まったく期待を裏切らないな、と思わされたのでありました。
滝詣で 連続28日目 今日は二日酔いのためこんな時間となりました。
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