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人生はなかなか一息つかせてくれない

最近のnoteは

母の介護にまつわる内容が続いている。


そして今日もそうすることにした。


4日前から体験で入居している介護施設。


今日は仕事が休みだったので

母の様子を見に行った。


部屋の様子は

とくに散らかっている感じでもなかった。


しばらくすると職員の方に呼ばれ、

話があるとのこと。


母の部屋から少し距離をとった場所まで

移動した。


そこで伝えられたのは、

「お母様はここの施設での

受け入れはむずかしいと思われます」

といった内容。


こちらの施設では、

基本的に「自分のことは自分でしてください」

というスタンスの事業所だ。


その分料金もお手軽なのだが、

認知症の度合いが進んでくると

退去しなければいけなくなる。


今の母の状態は、

思ったよりもの忘れがひどく、

こちらには適さなかったようだ。


まず、

自分の部屋の位置を覚えることができない。

一旦食堂へ行くと、自力では戻れないのだ。


それから

洗濯機の使い方や、順番を守るルールも

理解できない。



さらには

共同のトイレに行くたびに

毎回館内をさまよう状態だ。



介護施設にお世話になるのは

早すぎたかな、

と思ったが、

遅いくらいだったのかもしれない。


こちらの施設が体験入居を認めてくれたとき、

やっと

ホッと一息つけると思っていたのだが、


また振り出しに戻った。


とりあえずは

掃除と洗濯、お風呂とシーツ交換を

私が担うという条件で

次が見つかるまで

つないでもらうことにした。




それにともなって午後から

居宅介護支援事業所

(介護1以上の

認定を受けている

高齢者向けの相談所)

へ行き、

介護の手厚い施設探し。


たまたま空席のある施設があったので

その足で見学へ。


管理者の方の対応も良く、

手出しは必要なものの、

料金も何とかなりそうだ。


しかし、

ここで決めてしまってよいものか、

判断が付かない。


一旦家に持ち帰り、

数日中に返事をすることにした。


やるべきことと、

考えを整理して選択しなければならないことが

次々に

舞い込んでくる。


もうヘトヘトだ。


人生はなかなか一息つかせてくれない。




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