2023 summer vacation

初めてのnoteを書く。

日本国外に来て4ヶ月。毎日異国で生活していく中で、1人旅もそんな難しいことではないのでは？と気が大きくなった私の旅行記。

#2となっているのは、実はこの旅行の前にもある国へ行ったから。これまた珍道中。いつかお届けする機会があれば(私にそんな気力があれば)読んでください。

1日目。
というより、私がこれを書いているのは1日目がやっと終わろうとしている17:20なので、1日目のことしか書けない。たった1日がこんなに濃くなるなんて、、、

5:10起床
余裕を持って出発するために、6:00には出なければ！と一昨日から張り切ってはいたものの、人はそう簡単に変われない。ゆーっくりトイレを済ませ、ゆーっくり朝ごはんを食べ、気付いたら6:00。
とりあえずバタバタと準備をして出発！

6:15地下鉄乗車
とりあえず、Cプランくらいで考えていた地下鉄に問題なく乗車。いいぞ、自分。

7:08特急乗車
これも問題なく。前回はこの時点で失敗したので、まあ成長が見られる。
途中、たくさんの車を乗せた列車が横を走る。その車両の長いこと長いこと。よく見るとベンツ🚗新車はこうやって運ばれていくのか。

8:30リンツ中央駅に到着
ここまでは良かった。そう、ここまでは。
ここから、9:00発のチェスキークルムロフ行きのバスに乗るはずだった。(過去形)
とりあえずバス停を見に行き、ここら辺にバスが来る！ということを確認。そこで乗るバスがどこに停車するか、最後まで確認すればよかったものの、何を血迷ったか、私は気付いたらマックへ向かって歩いていた。(さっき朝ごはんを食べたはずだろ！)
国外に来て初めて利用するマックのタッチパネルにウキウキして、チキンナゲットのハニーマスタードソースにワクワクしていた自分はまだ知らない。これから起こる悲劇を。

8:40再びバス停へ向かう
20分前だから〜と余裕を持って行ったつもりだった。だった、、、。どこを見渡しても乗るはずのバス停がない。そういうときは人に聞くのが1番！と拙い英語で話しかけてみる。

1人目。「多分そこじゃない？多分ね。ぼくクロアチア人だから」maybeを繰り返す40代(多分)男性
2人目。「いやー、分かんないなあ。infoに行けば電光掲示板に書いてるよ。多分」自信なさそうな惣菜屋のお兄さん
3人目。「can't speak english」20代(多分)女性

8:55
何度探しても見つからない。惣菜屋のお兄さんの言うことを信じ、infoへ走る！💨
「いやー、分かんないなあ。そのバスほんとにここに停まるの？」笑顔のinfoのおじさん
いや、こっちが聞いてるんだよーう！何のためのinfoやねん！諦めた私はもう1度走る。

8:58
さっきの場所へもう一度戻る。私が乗るはずのFLIXバスは、結構激し目な色なので、遠くから見ても分かるはず！なのに全然見当たらない、、、。

9:00
ついに出発の時間。そう。私はバスを逃した。

9:02
この時になって気付いた！そうだ。メールを見ればいいのか！？今までずっとApple Walletに保存したチケットばかり見ていた。メールを見ればいいのか、と悪あがきを始める。なんと、、、そこには書いてあった。約100m先の大通りの乗り場が…😇こんなに近くで逃すなんて。何とも言えない感情になった。
とりあえず駅の中に戻って椅子に座りナゲットを食べた。ハニーマスタードソースの美味しさはバスの中で味わいたかった。

さて、これからどうするか。次のバスは1番早くて12:00。あと3時間かー。と動揺しながらも、どうしようもない。とりあえずチケットを取った。

9:45
一旦諦めてカフェにでも行きな！という友人のアドバイスのもと、リンツ中央駅構内のカフェへ向かった。

パソコンでYouTubeでも見て時間を潰そうとぼんやりしていたら、私の右横にフッと何かが通った。多分日本では誰も想像しないだろう。こんなことあり得るのか？と私も驚愕した。鳩がいるのだ。鳩が。これがまた周りの人たちもちょっと手を払うだけで、ぎゃー！とか言わない。これは長年、鳩とカフェで過ごしてきた人たちの知恵なのか？…そんなこと知らない！落ちたパンやケーキのカスを普通に食べている。あり得ない…。
鳩嫌いの私は耐えられなくなり、そのカフェを出ることになる。(鳩好きの人なんているのだろうか)

10:25ごろ
鳩に追い出された私はバス停へ向かうことにする。次のバスは少し離れたところから乗るのだが、googleマップでは、歩いて45分と表示された。することもないので、歩くことにした。
途中、リンツの市街を見ながら、色んな人やショップを見かけながらバス停へ着いた。

そろそろ着くかなあ、とmapを開くとあと15分。汗もかいてきた。時間は11:10。12:00のバスにはまだ間に合う、と思っていた私に救世主が現れた。
バーガーキング様！こちらで喉を潤し、そして店内でトイレを借りる。これがこの国で無料でトイレを使うための必殺技である。スッキリし、バス停へのラストスパート！
11:40にバス停到着！よく歩いた！

12:00 チェスキークルムロフ行きバス乗車
長かったー！！！もうこれで1日が終わるのではと思うくらい長い午前中だった。

13:20 チェスキークルムロフ到着
眠りながらぼーっとしてたら着いた。ほんとは3時間前に着いていたはずだったチェスキークルムロフ！いや、もうそんなこと嘆いてもどうしようもない。朝の失敗を活かし、次に17:00にプラハ行きのために乗るバス乗り場を確認し、私は市街へ出た。

とにかくチェスキークルムロフは最高だ。日本にいた時はあまり知らなかった世界を見ることができる。音楽を奏でている人を横目に景色を見る。素晴らしいの一言。

チェスキークルムロフ城を目指す。Google mapのいうとおりに、ぐんぐん進むが、これがまたキツい。Google先生は常に坂を選ぶ。はあはあ言いながら登る。

やっと辿り着き、タワーへのチケットを買う。迷いながらも何とかチケットゲット！タワーへの階段がこれまた螺旋階段。ヨーロッパ名物螺旋階段。しかも暗い。周りに誰かいないと不安になってしまうくらい暗いのだ。

タワーの頂上からの景色はこれまた綺麗。ずーっと見てられる景色とはこのこと。

城を満喫した私は腹ごしらえへ。
ここに行きたい、と思っていたレストランへ。
外の席は全部埋まっているが、相席なら何とか座れそう。すでに座っている人に声をかけて相席させてもらった。
食べたご飯はすごく美味しかった！相席食堂のみなさんが食べ方を教えてくれた。「ボナペティ」と言われたが、よく意味が分からなかった。とりあえず笑顔でサンキューを返しておいた。
すごく美味しかったが…量が多すぎ問題。残してごめんなさいモッタイナイ。私のお腹は限界を迎えたのです。

相席食堂のご夫婦は退席。その時に衝撃的な事実が発覚した。「ここカード使えない！？問題」すぐに店員さんに確認したら、やはりcashしかダメという。いやユーロもそんなに現金で持ってないし、チェココルナも持ってないー。あたりを見渡すと、すぐそこにATMがあるではないか！！断られることを承知で店員さんに、「私あそこ行ってくる！I'll be back!!!」と伝える。なんと笑顔で「go!」と。
あー、I'll be back ってこういうときに使うんだなあ(多分違う)みんな優しい。

最後に一緒になったマダムとGoogle翻訳で10分くらい会話した後、またしても無料トイレをゲットし、バス停へ向かう。相席食堂のみなさん、ウエイターのお兄さん、ありがとう！！！

17:00プラハ行きバス乗車
下見のおかげでスムーズにバスに乗れた🚌無事にバスに乗れた安心感から、車中でnoteを書いている。こんな刺激的な1日は文字で残さなければ！という使命感にかられて。


さあ、プラハに着いてから、無事にホテルへチェックインできるのでしょうか。旅は続く。