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【レポート】 #AdobeMAXJapan 2018に参加しました

ノゾエ(@conoito)です。

会社お休みいただいて、AdobeMAXJapan2018に行ってきました。
これまた偶然参加がかぶったパイセンのせりかさん(@celica_i)と一緒です。

招待枠での参加だったので、KEYNOTEは前の席、お昼はお弁当、夜はお酒付きでサイコーでしたありがとうございます。

以下、参加したセッションで気になったところまとめたちです。



もくじ

10:30 - 12:15 KEYNOTE
13:30 - 15:00 Enterprise Session
15:05 - 15:55 対話のためのデザインツール –Adobe XDとアートディレクション–有馬 トモユキ 氏)
16:25 - 17:15 クリエイティブを最大化するワークフロー! コーポレートサイト事例に学ぶAdobe XDの使いどころ枌谷 力 氏)
17:45 - 18:35 組み合わせ利用でいいとこ取り! Adobe XD+Photoshop+Illustratorの長所を活かしたデザイン手法を学ぼう黒野 明子 氏)


10:30 - 12:15 KEYNOTE

https://maxjapan.adobe.com/archive/2018/keynote-session-1/


以下、気になったKEYNOTEです


Adobe Premiere Rush

簡単に言えば、「簡単にソコソコの動画編集!」みたいなアプリ

「ただ動画内のクリエイティブを指定のものに差し替えるだけの作業」的な簡単なものなら、デザイナー通さずとも動画広告制作をマーケ内で完結させることができて、もっといろんなクリエイティブを試せるのでは?と思ったので、気になってしまったのでした。


Adobe Project Aero

3Dデータやレイヤー情報の含まれた2Dデータを拡張現実化させられるプロダクト。

もうARはトクベツな人間だけのものではないゾ〜〜!
普段の業務に活かすとしたら、パッケージとかそういうのを現実に置いてみたりするとかかなと思いました。
まあ私は遊び道具にしたい。遊びたい。



Enterprise Session


SONY Design(会社とデザイナーとの関係性の話)

インハウスデザイナーは、
自社のビジネスに直接コミットする立場にあって、
全てのデザイン活動が自社のブランドロイヤリティに直結する。

中でも特にイイナと思ったのは、デザイナーを会社に埋もれさせるのではなく、デザイナーのキャリア形成を支援し力をつけた個となってもらうことで、それと同時に会社も成長していくというお話でした。
そして力や実績に対しては正しく評価する体制をつくること。

また、ドラッカーの言葉を引用したお話も。

あらゆる組織が三つの領域における成果を必要とする。
すなわち、直接の成果(定量的)、価値への取り組み(定性的)、人材の育成の三つである。
これら三つの領域すべてにおいて成果をあげなければ、組織は腐り、やがて死ぬ。(ドラッカー)

組織の中で「育成が欠けていればいずれ組織死ぬよね〜」という話、なんだかすごく「ウンウン…」ってなったのでした。

わたしはもっぱら育たなきゃ側ですが、自分で育とうとして周りを巻き込みながら試行錯誤しながらやらせてもらえる業務と、ただやれと言われた誰も見てくれない余裕も喜びもない業務は、やってる時の気持ちも、やった後の成果も全然違うなという感覚があるからです。


対話のためのデザインツール –Adobe XDとアートディレクション–

有馬 トモユキ氏によるセッションです。
デザインの仕事のしかたを考えさせられるセッションでした。

デザイナー外のメンバーや、デザイナーではない意思決定者をデザイン作業にどんどん巻き込んで、なんなら会議中にデザインしてその場で決定まで持ち込むという、爆速な仕事の進め方を紹介していました。

AdobeのイベントなのにFigmaの話してる場面(笑)もあったりしたのですが、要するにデザイナー1人でウンウン唸ってデスクにかじりつくのではなくて、いろんな人と対話をして、議論して、その場で決定して、みんなに共有しながら作る。(最終的にはXDみたいな学習コストゼロなツールを使って、デザインのスキルを他者にインストールまでできちゃったりする。)

みんなで考えてその場で作ってその場で決定なんか繰り返してたら、もはや納品のない世界が生まれてしまってマジ未来って感じしますね〜〜〜

セッションの最後に、「自分たちの世界は、世界一フィードバックループが早い業界かも。」という話がありましたが、もっともっと早くできるし楽しくてしょうがない業界だな〜〜〜としみじみ思いました。


クリエイティブを最大化するワークフロー! コーポレートサイト事例に学ぶAdobe XDの使いどころ

枌谷 力氏によるセッションです。
個人ではなくチームにとって有益なツールを選んで、作業効率爆上げしてこ!っていう話でした。

そのために、「みんなが楽できるXDはいいぞ〜」という話。
(もちろん組織での使い方によっては相性あるかと思います)

XD使うかどうかはそれぞれ合うか合わないかもあると思うので置いときますが、チーム全体を見て相対的に仕事が楽になったかどうか?を意識することは本当に重要だなと思いました。
仕事はチームでするものですしね…!
ツール選びも仕事の仕方も試行錯誤できる人でありたいと思ったのでした。


組み合わせ利用でいいとこ取り! Adobe XD+Photoshop+Illustratorの長所を活かしたデザイン手法を学ぼう

黒野 明子 氏によるセッションです。
今日イチ、XDに可能性を感じたセッションでした!
(まあまだ使ってないので実際は使ってみないとわかんないですが)

(スライドが共有されてた)(女神…)

我がチームではSketchをメインで使っています。
本セッションでわかったことは、XDをSketchと同じような使い方で挑むと「だめじゃん…」ってなるけど、XDに合う使い方をすればSketch以上に痒いところに手が届く使い方ができそうだなということです。

それゆえ、XDのために使い方を吟味したりする学習コストと、それをチーム内ですり合わせる必要があることがネックではあるなとは思います。

ただし、スタートアップなどSketchを買い足すのがツライ場合や、これからSketchを導入しようとしている場合、クリエイティブクラウドのコンプリートを契約しとけばひとまずグラフィックからUIまで全部おさまりそうなので、その層にはわりとアリなのかなと思ったりもします。学習コスト導入コストも少ないですし。

(図が間違ってたらすみません!)(コメントでこっそり教えてください)


おわりに

全てのセッションが終了した後のBeer Bashは、ドゥンドゥンしてて楽しかったです!
(前日に死ぬほど飲んでいたのでこの日は1杯だけにしました😇)


体験ブースも楽しめました!

公式グッズ販売でIlllustratorクッションなんかも売ってたのですが、目の前で完売したので心が痛かったです!(欲しかった)


以下のリンクから、全てのセッションのアーカイブを見ることができます。(まだアップされてないものもあるようです。)


普通に楽しかったので来年も参加したいなと思ったのでした
それとnoteにはイベント開催後3日以内に上げたいと思ったのでした😇善処します

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