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Happyness - Floatr(2020)

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総評 : 9/10

南ロンドンのハピネスという2人組バンドの3枚目のアルバム。私はYuck界隈からこのバンドを見つけ、アルバム初めて聴いたが、とっても良い。

全体的には、Pavementが3rd『Wowee Zowee』や4th『Brighten The Corner』で模索した、ノイズと極上のメロディの融合。それが現代の高音質でより上品にアップデートされているといった印象。

過去の2枚(『Weird Little Birthday』と『Write In』)も聴いてみたが、このバンドのメロディセンス、尋常じゃない。7thなどのオシャレコードは基本使わず、愚直にマイナーコードの泣きメロでゴリゴリ攻めてくる。この音系統でこのバンドより優れているメロディセンス持ってるバンド、ちょっと思いつかない。Pavementをも遥かに超えてると個人的には思うが…それは私がPavementに特に思い入れ無いからかな。

先日レビューしたPure Xのアルバムもそうだが、終末を迎えた世界の夕焼けの中で永遠に漂い続けるような、とにかくエモいアルバム。超おすすめ。

♪Undone


♪Seeing Eye Dog





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