ホームレス・シティー

1960年代、ケインズの財政金融政策(裁量的経済政策)に反対したフリードマンは「貨幣供給量を制御することによって物価や失業率その他の経済学数値を変化させて健全円滑な市場経済を図ることができる」というマネタリズム(monetarism)を提唱した。安倍政権下の中央銀行による大量貨幣供給(量的緩和政策)がマネタリズムです。

70年代、アダム・スミスらの古典的自由主義を排し、市場経済活動への国の介入を最小限にして、小さな政府、民営化、規制緩和を推進すべきという経済思想、新自由主義(neoliberalism)を提唱し、裁量的な政策を批判して市場原理を重視するフリードマンのような経済学者の発言力が強まり、彼らが提唱する経済政策が各国の政府に導入されていった。日本では小泉純一郎の郵政民営化が記憶に新しい。

80年代以降、マネタリズムと新自由主義が融合して、資本家の経済力が国を上回り、国家よりも世界覇権思想に重きを置くネオコン(Neoconservatism /新保守主義)が登場しました。

そして現在、マネタリズムと新自由主義のネオコンが支配しているのが、アメリカであり、EUであり、ウクライナであり、イスラエルであり、日本であるということです。ネオコン教育を受けた小泉の倅が日本の総理大臣になるというのもそういうことです。

市民にとって重要なのは、ネオコン(グローバリスト)が支配する世界は市民にとって利益があるのかないのかという問題です。

彼らがワシントンに根城を築き、シロアリのように食い潰した国が移民国家である自由の国アメリカです。ドルが基軸通貨としての価値を喪失すると同時に4000兆円の債務国になる国です。同時に、日本の債権も一瞬で消滅します。

ビデオのように、カリフォルニア州だけでも、まるでSF映画を見るような、これが先進国とは信じられない現実。

しかし、これがネオコンに支配された国の辿る道です。

働いても働いても極貧生活しかできない非正規労働者と湯水のごとく税金を浪費する官僚と政治家。

他国事ではありません。

木を見て森を見ず。新自由主義の維新の会が大阪府、大阪市の経済を支配し、ネオコンの申し子小泉進次郎が総理大臣になってほしい人気第2位、日本を代表するネオコングローバリスト麻生太郎と手を組む石破茂が総理大臣になってほしい人気第1位という日本の国民の民度はかなり低いと言わざる得ないのです。


MKC情報室