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上野俊治です「自分にどんな価値があるかわからないんです。」という人への回答

昨日、あるビジネス系の集まりで、

「起業したいけど、自分にどんな価値があるかわからないんです。」

という質問が出たのですが、


結論からいうと、

自分の中に価値があるかどうか?、
強みがあるかどうか?才能があるかどうか?なんて、

ビジネスにおいては、まったく、意味のない質問です。


「今年の夏は、海で泳ぎたいと思ってるんですけどね!

でも、自分は、絵が下手なんですよ・・・。それでも、泳げますかね?」

・・・って言ってるようなものです。

関係ないです。(爆)


必要なスキルとしては、

・日本語をしゃべることができるスキル

・文字が書けるスキル(←最近、僕は、これが危ういんですが(爆))

・日本語が理解できるスキル

・電卓つかって、足し算、引き算、掛け算、割り算ができるスキル

このスキルだけあれば充分でしょ。

   ●

で、実は、大事なのは、

「自分に価値があるかどうか?」ではなく、

「価値を見つける力、創り出す力」です。
(あと、需要を見つける力)


これさえ、あれば、一生、生きていけますので。


たとえば、漁師さんは、
自分に価値があるかどうか考えて漁をしてないでしょ?

自分には、魚を釣る強みがあるから・・・
と考えて魚を釣ってないでしょ?(爆)

海に、『価値』(=つまり魚)を船を使って見つけに行って

網をひろげて、船で持って帰ってきて「魚ほしーー!魚食いてー!」

という人のところに行ってお金と交換してるだけですからね。

  ●

起業しようと思ってたりする人で、

「自分にどんな価値があるかわからないんです。」

という悩みを持つ人は、知らないうちに、頭の中が

『ビジネス = 自分のスキル、能力を使うこと』

という凝り固まった方程式になっているのかもしれませんね。


『自分のスキルや価値を使って起業するビジネス』
の種類しか知らないのかもしれません。


でも、他にも、ビジネスパターンは膨大にあるんですからね。

あくまでも、自分のスキルや能力、才能を使うビジネスに
こだわりがあるんなら別ですけど。職人とか・・・。

     ●

ちなみに、僕なんかも、自分の価値やスキルでデビューしてません。


起業は、IT系の業界でデビューしましたが、
プログラムも一応、昔、組んだことがありましたけど、


専門のプログラマには勝てません。


ただ、そのプログラマーのスキルとプログラムが
市場価値としてどれくらいの価値があるのか?は理解してました。


なので、自分で組むのではなく、

周りにいる東大法学部出身の天才プログラマーや
自分より一回り年上の元・富士通の天才プログラマーを

連れてきて、見積もりとって、

それを欲しがってる会社を見つけ出して
プログラムを売って利益を得ていました。

<起業したばかりのころの話>

【上野とプログラマの会話】(超・簡略化して書いてますが)

上野:「こういうプログラムを作ると見積りいくらになります?」

プログラマ:「そうですね。100万円もらえれば余裕かな」

上野:「じゃあ、これを僕がいくらで売ってきても文句言わない?」

プログラマ:「ぜんぜん、いいですよ!100万もらえれば御の字です!」

上野:「じゃあ、売ってきまーす!」

   ↓ 営業先に移動

【上野と営業先の会話】(超・簡略化して書いてますが)

上野:「これこれ、こういうプログラム欲しくないですか?たぶん、他の会社の技術では作れません。」

営業先の人:「欲しいです!いくらですか?」

上野:「いくらくらいだと思いますか?」

営業先の人:「うーん、200万円くらいでできたら嬉しいな」

上野:「じゃあ、200万円でハンマープライス!」

営業先の人:「ほんとですか!やったーー!お願いします!」

利益100万ゲット! (・∀・)

プログラマーさんも大喜び!

営業先の人(お客さん)も大喜び!

<まとめ>

上野がやったこと

【(プログラマと)しゃべって、移動して、
(営業先と)しゃべっただけ】


【追記】

なので、起業する際には、

「自分の中に価値があるかどうか?」を自問自答するのではなく、

「自分は、何の分野においてだったら、価値を判断できるか?(つまり、目利き)」

を自問自答したほうが

ビジネス的には高い成績をとれるはず。しかもスピーディーに。

最後のまで読んで頂きありがとうございます。
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