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視座を上げる

今回のテーマは、「視座を上げる」です。

上司の言葉

よく上司は、部下に対して、「視座を上げなさい!」と言ったりします。

しかし、言われた部下は、「?」となっている人が実は多かったりします。

なぜ、視座を上げないといけないのか、視座を上げるとこれまでと何が違うのかが部下には、いまいちピンと来ないからです。

実は、私も部下だった当時、私も視座を上げろと上司に言われたことがあるのですが、なんで視座を上げる必要があるのかとか、どうやって視座を上げるのか全然意味が分かりませんでした。。。

誰も教えてくれない視座を上げる理由

なぜ、視座を上げないといけないのでしょうか。

視座を上げると見える範囲が変わってくるからです。

低い所にいる部下は、目の前の仕事しか見えていません。

しかし、高い所にいる部下は、目の前の仕事以外のことも見えてきます。

視座の高さを実感してもらうために私が主催する問題解決養成塾「SV研究会」でペーパータワーというワークショップをよくやるのですが、このワークショップをやると、参加しているSVの視座の高さが一発で分かるのです。

実際にワークショップをすると、どんなにできるSVであることを装っていても、そのSVの真の実力が見えてきます。

1分間で紙20枚を使って、どのチームよりも高いタワーを立てるというミッションが与えられ、チームごとに競います。

作戦会議で見えてくる視座の高さ

最初に5分間の作戦会議タイムを与えているのですが、ここで視座の高さが露見します。

9割以上のSVは、目の前の仕事しか見えていないので、作戦会議の間中、自分のチームの中で作戦を練っています。

一方、できるSVは、視座が高いので、他のチームがどんな立て方をするのかとかを見て回っています。

視座の低いSVが集まっているチームのSVは、高いタワーを立てることができません。

せいぜい、頑張っても3段から4段です。高さでいうと90cm前後です。

一方、できるSVは、たった1分間ですが、天井の高さまで積み上げていきます。

視座の高低で、実は、見れる範囲だけでなく、結果も異なってくるのです。

視座は高い方だと思っているSVは、このワークショップをするとショックを受けます。

なぜなら・・・・

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