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称賛されたり、お金が貰えること=幸せ、じゃないと気づいた。

2021/5/15 芸能記録no.40
「藤原しおり(ブルゾンちえみ)を辞めたワケとは…」

先日、ネットニュースをフラーっと眺めていたら、
こんな記事を見つけました。
きっと、職場の先輩とブルゾンちえみさんの話を少ししたから、
無意識に反応しちゃったのかと思います。

私の中で、未だに「ブルゾンちえみ」という存在の方が大きくて、
「藤原しおり」という名前は浸透していないのが正直なところです。笑
当時、男の人2人を引き連れて、堂々と芸を披露しカッコよく踊る、
ブルゾンちえみさんの姿って結構衝撃的で、
あの音楽とともに私の頭の中にずっといます。きっと忘れない気がする。

でも、芸人を引退して「藤原しおり」として活動を再開した彼女。
ブレイク当時に感じていたこと、辞めたから分かったこと、
今思っていること、などが記事に載っていたので、
その言葉を添えてまとめていきたいと思います。


ブルゾン時代。

ありがたいことに目指していた世界に入れて、
自分の作った物を知って貰えたり、喜んでもらえるのがすごく嬉しかった。
でも、周囲の高評価と自分の心にギャップが生まれた。
ブレイク後、イェーイ!という気持ちは最初の1ヶ月くらいで。
そのあとはどうしよう…と不安の方が大きくて。
期待してくれるのは嬉しかったけど、答えるのに必死だった。

確かに、当時のブルゾンちえみさんは、凄かったです。
テレビには引っ張りだこで、
あの音楽が流れてくるだけで、私はテレビを振り向いていたし、
なんならドラマの中で深キョンが真似するくらいでしたから。
(流星くんがピンク頭でブレイクした、あのドラマです。)

テレビに映らないところで、
きっと1人では抱えきれなくらいの期待を背負わされて、
私が想像なんてできるワケないですが、
とてつもなく、苦しかったんだろうな、と思います。

期待、プレッシャー、重荷、不安、
頭に浮かべるだけで、ちょっとため息をしてしまいます…


芸人引退の理由。

みなさんが凄い!と言ってくれるようなこと、
自分は何もしていないんだよな…っていうモヤモヤが処理しきれなくて。
称賛されたり、お金が貰えること=幸せ、じゃないと気づいた。
自分の幸せをもうちょっと大事にしようと決断に至った。
めっちゃ悩みましたけど。

正直、真新しい言葉ではないな、って思いました。
結構みんな言ってることだし、
この時代になって、それに気づいている人って沢山いると思います。

でも、藤原しおりさんが経験したことは、
藤原さん本人にしか分かりません。苦しみとか、葛藤とか。

だから、在り来たりに聞こえてしまうかもしれないけど、
この言葉には、藤原さんの色んな思いが詰め込まれていると思うんです。
一般人の私には、芸能界のことなんて知りたくても分かる術はないので、
その中身を、この言葉に込められた思いのカケラすらも、
知ることはできませんが、
きっと、藤原さんがこれまでに感じたこと、全てを踏まえて、
この言葉に集結されているんだろうな、って思います。

言葉は在り来たりでも、
そこに込められている思いって、十人十色かと。


今は。

ちょっと嫌なことをやるとすぐに顔に出たり、言葉もたどたどしくなる。
放っておくと実力以上に頑張りすぎるので、今はセーブする。
丁寧に(仕事を)少なくすることを心がけています。

自分のペースで仕事をする。

私も褒められると実力以上に頑張ってしまう所があると思っているので、
すごくよく分かります。

私も頑張りすぎて、抜け殻みたいになったことがあります。
夜、なかなか眠れなくて、意味もなく、涙が溢れてきて、
眠れたと思ったら、夜3時くらいにふと目が覚めたり、
笑っているのに笑っていないみたいな、
自分はいるのに、遠くにもう1人の自分がいてジッと見られているような、
なんか、そういう感覚に陥る時期がありました。

この時期を乗り越えたから精神的にも強くなれたと自負していますが、
もう、早々来なくていいと思っていて。
自分に負荷をかけて、息もできないくらいの負荷をかけてまで、
私は、生きていたくないな、って。

そりゃ、多少の重荷って必要だと思いますが、重すぎるのは嫌です。

だから、今、興味があることに関わる仕事ができていることに、
心から感謝しています。心が穏やかで、毎日が楽しい。
休みもちゃんとあって、本を読んだり、映画を見たり、
好きなことでリフレッシュできる時間も、ちゃんとある今の時間が。


藤原しおりさんが、これから芸能界でどんなことをしていくのか、
一ファンとして見守っていたいと思います。

おりょう☺︎


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